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高槻市が実施している「はにたん適塩プロジェクト」では、5月17日の高血圧の日にちなみ、毎月17日頃に、おいしくて塩分控えめな「適塩レシピ」をご紹介しています。
題して、「はにたん月イチ適塩レシピ」!
毎月、できるだけその時期・季節に合ったレシピをご紹介します。
簡単に誰でも作れるメニューですので、まずは1品から気軽に作ってみてください。
適塩の味付けを体験していただくために、できるだけ調味料は計量して作ることをおすすめします。
そして、家族みんなで「普段の味付けより薄いかな」「一緒ぐらいだね」などと感想を言いながら食べて、日頃の食生活を見直すきっかけにしてみてください。
作っていただいたら、料理写真と感想などをぜひともお寄せください!ささやかなプレゼントがあります。(詳細は当ページの下をご覧ください)
大好評の「適塩レシピ」「適塩レシピ2」「適塩レシピ3」もぜひ作ってみてね。
今月のテーマは「秋を味わう!秋食材で適塩」です。
残暑も落ち着き、秋らしい気候になってきました。秋といえば何を思い浮かべますか?芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・などたくさんありますね。その中でも「食欲の秋」を1番最初に思いついた方は多いのではないでしょうか?そもそもなぜ食欲の秋といわれるのでしょうか?
・ことわざが由来となった
食欲の秋という言葉は、「天高く馬肥ゆる秋」ということわざが由来となったとされています。これは、秋は空がきれいに澄み渡っていて、馬は食欲が増して太るという意味です。つまり、過ごしやすい気候で食欲が増すということですね。
・日照時間の減少
日光を浴びる時間が短くなると、セロトニンというホルモンの分泌が少なくなります。セロトニンは神経伝達物質のひとつであり、精神を安定させたり、食欲を抑えるといった働きがあります。秋になり日照時間が短くなってくると、セロトニン分泌が減り、食欲が増えると考えられています。
・食べごろとなる農作物が多い
米や果物、野菜など、秋に旬を迎える農作物が多いので、それらの食材を食べる機会が増えるから。
現代ほど食材の保管や運搬技術が発達していなかった時代では特に、手に入りやすい食材が増えるこの実りの時期は特別な季節だったのでしょう。
「食欲の秋」の由来は様々あるとされていますが、暑い夏を乗り越え、旬を迎えた食材はうま味が凝縮され、より美味しくなっています。ここで、秋が旬の食材をいくつか紹介します。
れんこん
主な成分はでんぷんです。その他にも食物繊維やビタミンCが豊富に含まれています。
にんじん
β-カロテンや食物繊維が豊富です。β-カロテンは抗酸化作用があり、緑黄色野菜に多く含まれています。加熱したり、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
ごぼう
イヌリンやセルロースといった食物繊維が豊富です。また、あくの成分はポリフェノールで抗酸化作用があるので、あく抜きはあまりしすぎないようにしましょう。
さつまいも
主な成分はでんぷんです。その他に食物繊維やヤラピン、ビタミンCなどが含まれています。ヤラピンは白い液体状の成分で、腸のぜん動運動を活発にするはたらきがあると言われており、さつまいもに豊富に含まれる食物繊維と一緒に摂ることで便秘解消効果が期待されます。また、さつまいもは冷蔵庫に入れると低温障害をおこし、傷みやすくなります。新聞紙等で包み、冷暗所で保存すると長持ちします。
旬の食材は、栄養価が高い・値段が安いなど、いいことがたくさんあります。今回は秋の味覚を感じられるレシピを2品ご紹介します。ぜひ作ってみてくださいね。
たねに、野菜やきのこが入っているので、食物繊維をしっかりとることができます。ヘルシーだけど満足感のある一品です。
ごぼうには、食物繊維が豊富に含まれているので、降圧効果があります。また、マヨネーズは酢の酸味や油のコクで、塩分が少なくても味をしっかり感じることができ、適塩にはぴったりです。ただし、かけすぎると脂質の量が多くなるので注意が必要です。七味とうがらしのピリリとしたアクセントも効いていて、お箸が進む一品です。
「ごぼうとにんじんのゴマみそマヨサラダ」の材料・作り方はこちら
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