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大正6年(1917年)の「大塚切れ」以降、淀川の氾濫は発生していませんが、気候変動等の影響で、近年、全国各地で水害・土砂災害が激甚化、頻発化しており、淀川のような大河川であっても氾濫する可能性があります。
淀川が氾濫するような大規模水害の可能性が高まった場合に、市民の皆さんが、とるべき行動をまとめています。
大規模水害・土砂災害に備え、避難する時期や場所などを事前に確認しておきましょう。
台風の接近や、市からの避難情報に応じて避難の準備や行動を開始しましょう。
この時点では、自家用車での避難は控えましょう
自宅周辺が浸水すると、長期間孤立し、ライフライン(電気・水道・ガス・通信)の停止や、トイレ、電話などが使えない場合もあります。
このため、在宅避難を行う場合は、食料・水をはじめ、カセットコンロや携帯トイレ、携帯バッテリーなどの物資を十分準備する必要があります。十分な備えがない場合や、要配慮者等が家族にいる場合は、早めにライフラインが整っている避難所等へ避難しましょう。
淀川が氾濫する可能性が高まれば、高槻市から「警戒レベル4避難指示(大規模水害・土砂災害)」を発令します。市営バスによる避難者バス輸送を開始しますので、原則、公共交通機関(市営バス等)や徒歩で避難しましょう。
このタイミングで自家用車で避難すると、緊急通行車両の通行の妨げとなるほか、大渋滞の原因となり避難が間に合わないなど大変危険ですので自家用車での避難は控えましょう。
また、要配慮者など車両でしか避難できない場合は、「警戒レベル4避難指示」が発令されるまでに早めに避難しましょう。
災害のリスクや防災に役立つ情報、防災マップなど、災害時に適切な行動を取るために、特に重要な内容をまとめています。
災害に備え、自宅周辺で予想される災害リスクを知ることが重要です。浸水区域や土砂災害警戒区域の有無、避難所や避難経路を確認しておきましょう。
また、確認したことや、自分の家族構成、生活環境にあった避難行動計画としてマイタイムラインを作成しましょう。
緊急災害情報や、各種防災情報へのリンク先を掲載した防災ポータルサイト。スマホなどのホーム画面に追加すれば、災害時、すぐに利用できます。
高槻市から淀川に関する「警戒レベル5緊急安全確保」が発令されたときや、淀川の氾濫等を確認したときなどの緊急時には、直ちに命を守る行動を開始してください。出来る限り高い場所や「洪水時緊急安全確保施設」への緊急退避など命を守るため最善の行動を取ってください。
淀川の氾濫に備えて(リーフレット) (PDF:2.59MB)