洪水時緊急安全確保施設

洪水時緊急安全確保施設

洪水時緊急安全確保施設について

高槻市から河川の氾濫に関する避難情報が発令された場合、浸水想定区域内に居住される方は、浸水想定区域外の市指定緊急避難場所（小中学校等）や知人・親戚宅、ホテル・旅館等へ立退き避難してください。また、ライフラインの停止などに対する備えがあり、浸水しない居室に留まる在宅避難も有効な避難行動です。

淀川のような大河川に関する避難情報が発令された場合においても、速やかに避難行動を開始し、氾濫発生までに開設される緊急避難場所等へ避難していただくことが望ましいですが、避難先までの距離が遠いなどの理由により、逃げ遅れや浸水想定区域外へ避難する時間がないことも想定されます。

そこで、高槻市から淀川に関する「警戒レベル5緊急安全確保」が発令されたときや、淀川の氾濫等を確認したときなど、淀川の氾濫が差し迫った場合に命を守ることができるよう、想定される浸水深より上に緊急的に退避することが可能なスペースを有する施設を「洪水時緊急安全確保施設」として指定しています。

洪水時緊急安全確保施設施設（公共施設）

洪水時緊急安全確保施設の注意事項

• 浸水想定区域外に開設される緊急避難場所等への避難が基本です。
• 淀川の氾濫が差し迫った場合に、緊急的に退避することができる施設として開設します。
• 淀川が氾濫すると長期間孤立するおそれがあります。
• 浸水により孤立することが想定され、水・食料等の提供ができません。
• 救助には、相当の時間を要することが想定されます。
• 施設内の退避先は想定される浸水深より、上の階層の廊下・階段等となります。※教室は使用できません。
• 市職員が施設を解錠しますが、その後、施設管理者や市職員は避難するため不在となります。

まるごとまちごとハザードマップ

まるごとまちごとハザードマップとは、淀川が氾濫した場合（想定最大規模降雨）に、その場所が「どのくらい浸水するのか（想定浸水深）」を表示する取組で、緊急安全確保施設となる公共施設等に設置しています。緊急時には、表示されている想定浸水深より上の階層に退避しましょう。

まるごとまちごとハザードマップ