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自主防災活動の推進

ページID:001122 更新日:2023年8月25日更新 印刷ページ表示

自主防災組織とは

阪神・淡路大震災のときには、同時に複数の場所で災害が発生したため、消火活動や救出活動が難しい状況でした。しかし、そんな中でも、隣近所の人たちの協力で多くの人命を救うことができました。このように、日頃から災害に備え、また被害をできるだけ抑えるために地域で活躍する組織を「自主防災組織」といいます。

「自分の身は自分で守る」という自助の精神に加えて、「自分たちのまちは自分たちで守る」という共助のこころで日頃から災害に備えるとともに、いざ災害が発生したときには、隣近所や自治会の人でお互いに助け合い、協力することが大切です。

活動内容

平常時

  • 防災知識の普及
  • 地域と各家庭での安全点検
  • 高齢者、障害者等の確認
  • 防災用資機材の点検と整備
  • 防災訓練の実施

災害時

  • 情報班:災害情報の収集と伝達
  • 消火班:出火防止および初期消火
  • 避難誘導班:住民の避難誘導
  • 救出救護班:負傷者の救出や救護活動
  • 給食・給水班:炊き出し、水・食料などの配布

自主防災活動のポイント

リーダーを選びましょう

リーダーは、防災問題に関心を持ち、行動力があり、住民の意見をまとめることができる人が望ましいでしょう。

役割を決めておきましょう

前もって、誰が何をするのかを決め、お互いの役割や関係を考えておくと災害時に効果的な活動ができます。

地域を点検しましょう

地域に危険なところがないか、また安全に避難できる経路などを点検し、防災マップを作っておきましょう。

他のグループと協力を

他の自主防災組織と協同で防災訓練を行うなど、日頃から連携を図りましょう。

資機材を備えよう

誰もが簡単に使えるものから徐々に、自主防災活動に役立つ資機材をそろえておきましょう。

防災用資機材の提供

阪神・淡路大震災の発生直後は、電話が不通となり、倒壊した建物で道路が塞がれるなど、情報・交通網の混乱で消防署等の防災関係機関は十分な機能を果たすことが困難となりました。しかしそうした中で、防災関係機関が到着するまでの間、緊急を要する消火活動・人命救助に活躍し、火事を食い止めてガレキの下敷きになった人々を救出したのが、地域住民の日常的なつながりにより組織された「自主防災組織」の人々でした。
いざというときの大きな災害に備えるためには、地域における「助け合いと協力」が非常に重要であるということを阪神・淡路大震災は教訓として残しています。
「自分たちの命は自分たちで守る」ことを基本理念に、現在高槻市内でもいくつかの自主防災組織が結成され、防災訓練や救命救助訓練などを行い、いざというときに地域を守るために活動されています。
市は、自主防災組織の組織された世帯数に応じ、1回に限り各種防災資機材を提供しています。このほかにも条件がありますので、詳しくは危機管理室までお問合せください。

高槻市自主防災組織に対する防災資機材の提供内容

別表第1(第5条関係)

自主防災組織に対する防災資機材提供額
自主防災組織の規模 貸与する防災資機材限度額
30世帯以上200世帯以下 20万円
201世帯以上350世帯以下 25万円
351世帯以上500世帯以下 30万円
501世帯以上1,000世帯以下 35万円
1,001世帯以上2,000世帯以下 40万円
2,001世帯以上3,000世帯以下 45万円
3,001世帯以上4,000世帯以下 50万円
4,001世帯以上5,000世帯以下 55万円
5,001世帯以上 60万円

 

別表第2(第5条関係)

提供資機材一覧
保管倉庫(大) 保管倉庫(中) 保管倉庫(小)
炊出用釜 ワンタッチテント パイプテント
一般排水用水中ポンプ 折畳式リヤカー 発電機
ホワイトボード 真空パック毛布(10枚) 飲料水袋(10袋)
投光器 コードリール 救助用機材セット
油圧ジャッキ(爪付) 油圧ジャッキ チェーンソー
多人数用救急箱 作業用工具セット 担架
トランシーバー 拡声器 ラジオ
ブルーシート(10枚) 脚立 のこぎり
強力ライト ヘルメット バール
スコップ 消火器 消火用バケツ

高槻市自主防災組織に対する防災資機材の提供に関する要綱 (PDF:1.11MB)

提供資機材一覧表 (PDF:106KB)

高槻自主防災組織連絡会による防災資機材の貸出について

市内の自主防災組織の連携強化などを目的に設立された高槻自主防災組織連絡会は、宝くじ助成金で整備・所有している資機材の貸出しを行っています。

対象

  • 市内で結成された自主防災組織
  • 市内で防災活動を行っている在住者及び在勤者(通学者含む)

手続き方法

「防災資機材使用申請書」を危機管理室に提出(危機管理室から高槻自主防災組織連絡会へ送付します)

※簡易電子申込サービスをご利用される場合は、本ページ下部の「このページに関するお問い合わせ先」の「お問い合わせフォーム〈外部リンク〉」より簡易電子申込サービスにて必要事項を記入し、申請書を添付して提出してください。

高槻自主防災組織連絡会 防災資機材等管理運営規程 (PDF:150KB)

防災資機材使用申請書 (EXCEL:30KB)

高槻自主防災組織連絡会訓練について

連絡会に所属する市内自主防災組織が連携し訓練を実施することで防災技術の向上と相互協力体制の強化を図ることなどを目的として、定期的に訓練を実施しています。

令和5年度高槻自主防災組織連絡会訓練(実施済)

日時

令和5年6月4日(日曜日)午前9時10分から午前12時まで

場所

古曽部防災公園

※駐車場(有料)は数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関などをご利用ください。

参加条件など

訓練参加は、連絡会所属組織に限ります。詳細は連絡会定例会でお知らせします。(要事前申し込み)

その他の方は訓練には参加できませんが、見学は可能です。(事前申し込み不要)

雨天時の対応

少雨決行予定ですが、市域に気象警報が発令されるなど、中止する場合はこの場所へ記載します。

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