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夏休み 子ども・若者の消費者トラブルに注意!
夏休みに入り、気分が開放的になるこの時期、子どもや若者が消費生活トラブルに巻き込まれる機会が多くなる傾向にあります。どんなトラブルがあるかあらかじめ知っておくことが被害防止に役立ちますので、親子で一緒に確認してみてください。
子どもや若者の場合、スマホがトラブルのきっかけとなる事例が多くあります。スマホを安全に使うために、親子で利用ルール決めたり、ペアレンタルコントロールを設定するなどの対策をしましょう。
主なトラブル
高額課金トラブル
「子どもがオンラインゲームで高額の課金をしてしまった」というご相談がよくあります。中には未就学児のご相談もあります。
お話を聞くと、親がペアレンタルコントロールなどの対策をしていなかったケースがほとんどです。親のスマホを使い親のIDでログインして子どもに使用させていた場合、親が知らないうちに子どもが課金しても管理責任を問われ、未成年者取消が認められないケースが増えています。
高額請求に注意!子どものスマホにペアレンタルコントロールを
ネットショッピングのトラブル
「SNSの広告をみてお試し500円の商品を購入したら、頼んでいないのに2回目が届いた。代金も高額だった」「格安の商品を見つけ、先払いで注文したが商品が届かない」などの相談があります。
ネットショッピングはクーリング・オフ制度の対象外であるため、購入前にキャンセルや返品ルールを確認するようにしましょう。
その他
- 副業トラブル
- 簡単な作業で稼げるという副業に応募したが、儲からない上にお金を振り込まされたなどのご相談があります。
- 「簡単・確実に儲かる」話はありません!副業トラブルにご注意!
- 出会い系サイト・マッチングアプリのトラブル
- 「出会い系サイトなどで知り合った異性から、投資を進められお金を振り込んだが、お金を引き出せない」などの相談があります。投資や儲け話などお金の話が出たら詐欺を疑いましょう。
- 全国で455億の被害!SNSがきっかけの投資詐欺に注意!
困ったときはご相談を!
- 消費生活センター(電話:072-682-0999)へご相談ください。
- 消費者トラブルFAQ(国民生活センター)<外部リンク>
トラブルへの対処方法をキーワードから検索できます。 - 消費者ホットライン「188(いやや!)」
お住まいの地域の消費生活センターをご案内します。 - 警察相談専用電話「#9110」
犯罪や事故に当たるのか分からないけれど、悪質商法など警察に相談したいことがあるときにご利用ください。全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。