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子どものネットトラブル

ページID:005217 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

オンラインゲームやアダルトサイト、ネット通販など、小中高生のインターネットに関連するトラブルが多く起きています。最近では、オンラインゲームに関する相談が増加しており、特に小学生・中学生のトラブルが多くみられます。また、ライブ配信のような新しいサービスでのトラブルも増えています。

事例

事例1

クレジットカード会社からのメールで、ゲーム会社から約5万円の請求があることが分かった。小学生の息子に確認すると、母親である私の財布からクレジットカードを無断で持ち出し、オンラインゲームで課金をしたと認めた。許可していないので請求を取り消したい。

事例2

小学生の娘のスマホの請求額が高額だったので確認すると、スマホでライブ配信サービスを利用し、約6万円の課金をしたことが分かった。娘に聞くと、「プリペイド型電子マネーのチャージ金額を超えて課金できるのが不思議だったが、キャリア決済(※1)されていると思わなかった」とのことだった。請求を取り消してほしい。

※1 携帯電話会社のID・パスワード等による認証を利用することで、携帯電話の利用料金と合算して商品等の購入代金を支払うことができる決済方法

ここに注意

  • 子どもが、スマホやゲーム機等でのオンラインゲームでアイテムやキャラクター等を手に入れようとしたり、ライブ配信サービスで「投げ銭(※2)」をしたいがために、課金をしてしまう
  • 保護者の知らないうちに課金をしてしまうケースが多い
  • 課金の方法としては、保護者に無断でクレジットカードを持ち出す、端末に登録済みのクレジットカード情報で決済する、保護者が設定したパスワードを知ってキャリア決済を使用する、自宅の現金を持ち出してプリペイド型電子マネーを購入して決済するなどがみられる
  • 子ども自身も課金に気づかないまま利用していることもある

※2 ネット上の配信コンテンツの閲覧者が、制作者や配信者に対して金銭などを寄付できるサービス・機能、およびその寄付

トラブルにあわないために

  • 日頃から家族でネット利用にあたってのルールを話し合っておく
  • 子どものネット利用状況を把握し、クレジットカードやキャリア決済の暗証番号等はしっかり管理する
  • スマホやゲーム機等のクレジットカード情報の登録状況や利用限度額、キャリア決済の設定状況を確認しておく
  • 子どもがネット上でサービスの利用や商品の注文をする前に、保護者も一緒に、サイトに不審な点などないか、料金や契約内容・解約条件等はどのようになっているかしっかり確認する

【国民生活センター】子どものオンラインゲームの課金を防ぐには?<外部リンク>

【国民生活センター】子どもがライブ配信サービスで投げ銭<外部リンク>