令和7年4月30日に京都市の国道1号で発生した漏水事故を受け、国土交通省から全国の水道事業者に対して、国が定める緊急輸送道路下に埋設されている鋳鉄管(CIP)を対象とした緊急調査が要請されました。
本市では以前から計画的に鋳鉄管(CIP)を更新しており、現在では緊急輸送道路下の鋳鉄管(CIP)の延長は約0.06kmとなっております。
今回の要請を受け、緊急輸送道路下に埋設されている鋳鉄管(CIP)を対象とした緊急調査を実施しました。
調査対象
名神高速道路 0m
国道171号 53m
国道170号 7m
府道14号大阪高槻京都線 0m
調査方法
道路上からの目視による確認及び弁室の点検に加え、音聴棒による漏水調査を実施
調査結果
今回対象となった緊急輸送道路下における鋳鉄管(CIP)においては、異常や漏水が確認された箇所はありませんでした。
今後の予定
今後、本市独自の調査として、JRや阪急の軌道横断管路、緊急輸送道路下に埋設されたダクタイル鋳鉄管(A形)、鋼管及びビニル管、並びに基幹管路及び重要給水施設管路の非耐震管及び40年経過管等についても漏水調査を実施いたします。