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スタートすこやかエイジング 食べやすく栄養も取れる食事を簡単に

ページID:162285 更新日:2025年10月27日更新 印刷ページ表示

「食べられる量が減った」「軟らかい方がいい」など、口の健康状態の変化を見過ごしていると、低栄養や筋力低下で全身が衰えるリスクがあります。まずはしっかり食べることが大切ですが、毎日手の込んだ食事を準備するのは大変。そこで今回は、手軽に作れて食べやすく、しっかり栄養が取れる食事作りの工夫を紹介します。

Let's try 1 刻みすぎず食べやすい大きさに

食べやすくするために、細かく刻む必要はありません。その人にとって食べやすい適度な大きさにするだけで大丈夫。包丁を使う作業も楽になります。
細かいものはかみづらく、飲み込みにくいです。火を通すなど柔らかくしましょう。

Let's try 2 身近な食材を使って簡単とろみ付け

繊維質やパサパサする食べ物には、とろみのある食材を合わせると飲み込みやすくなります。

とろみをプラス

・もずく
・おかゆ
・アボカド
・オクラ(冷凍)
・とろろいも
・とろけるチーズ
・ホワイトソース
・マッシュポテト(粉末タイプ)
・のりつくだ煮(加工品)

簡単とろみ付きメニュー

栄養とエネルギーもプラスできます。

・きんぴら(惣菜)の白和え
・青菜+のりつくだ煮
・サラダチキン(加工品)+マッシュポテト+チーズ

Let's try 3 市販品を使って手軽に栄養アップ

冷凍食品、レトルト食品、缶詰などを使うと下ごしらえや味付けの手間が省けます。がんばりすぎなくて大丈夫です。市販品でタンパク質などの栄養を充実させましょう。

手軽にしっかり栄養を

・親子丼(レトルト)+ツナ(缶詰)
・ピラフ(冷凍)+トマト(缶詰)+温泉卵(加工品)+チーズ
・そば+やきとり(缶詰)+とろろいも+オクラ(冷凍)

Check もてたんレシピを参考に

もてたんレシピは、手軽にたんぱく質が取れるよう栄養バランスも配慮して管理栄養士が考案したレシピです。
食べやすさを意識したレシピもあります。
作り方を手書きイラストで分かりやすく紹介していますので、ダウンロードしてご活用ください。
 もてたんレシピBOOK

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11月11日は介護の日 介護する人は無理をしない食事作りを

上に紹介した食べやすい食事作りのポイントに沿って飲み込みやすさ・食べやすさを調整することで、家族で同じ献立を味わうこともできます。

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