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「食べられる量が減った」「軟らかい方がいい」など、口の健康状態の変化を見過ごしていると、低栄養や筋力低下で全身が衰えるリスクがあります。まずはしっかり食べることが大切ですが、毎日手の込んだ食事を準備するのは大変。そこで今回は、手軽に作れて食べやすく、しっかり栄養が取れる食事作りの工夫を紹介します。
食べやすくするために、細かく刻む必要はありません。その人にとって食べやすい適度な大きさにするだけで大丈夫。包丁を使う作業も楽になります。
細かいものはかみづらく、飲み込みにくいです。火を通すなど柔らかくしましょう。
繊維質やパサパサする食べ物には、とろみのある食材を合わせると飲み込みやすくなります。
・もずく
・おかゆ
・アボカド
・オクラ(冷凍)
・とろろいも
・とろけるチーズ
・ホワイトソース
・マッシュポテト(粉末タイプ)
・のりつくだ煮(加工品)
栄養とエネルギーもプラスできます。
・きんぴら(惣菜)の白和え
・青菜+のりつくだ煮
・サラダチキン(加工品)+マッシュポテト+チーズ
冷凍食品、レトルト食品、缶詰などを使うと下ごしらえや味付けの手間が省けます。がんばりすぎなくて大丈夫です。市販品でタンパク質などの栄養を充実させましょう。
・親子丼(レトルト)+ツナ(缶詰)
・ピラフ(冷凍)+トマト(缶詰)+温泉卵(加工品)+チーズ
・そば+やきとり(缶詰)+とろろいも+オクラ(冷凍)
もてたんレシピは、手軽にたんぱく質が取れるよう栄養バランスも配慮して管理栄養士が考案したレシピです。
食べやすさを意識したレシピもあります。
作り方を手書きイラストで分かりやすく紹介していますので、ダウンロードしてご活用ください。
もてたんレシピBOOK


