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災害が発生した場合、支援に向かうのにも一定の時間が必要です。そのため、被害をできるだけ少なくするには、発生時に現場にいるみなさんの行動、「自助」と「共助」がとても重要です。平常時から、避難経路や地域の危険箇所を知っておくと、とスムーズに行動に移すことができます。また、近隣の方と日ごろからコミュニケーションをとりましょう。
災害の被害を最小限に抑える為には、自助・共助・公助それぞれが、災害対応力を高め、連携することが大切であるといわれています。
阪神淡路大震災の時のこれらの割合は自助:共助:公助=7:2:1といわれています。
「自分の安全は、自分が守る」これが、防災・減災の基本です。自宅を安全な空間にすることも、自分にしか出来ません。自分の手で自分・家族・財産を助ける、備えと行動を自助といいます。
近年、少子高齢化が進み自分1人では自分の身を守れない方も増え、災害が起こった際に近隣の方の協力が必要になるケースが増えています。災害時に円滑に協力する為には、普段からの交流が大きな力になります。こうした近隣のみなさんと協力して、地域を守る、備えと行動を共助といいます。
市・警察・消防・府・国といった行政機関、ライフライン各社を始めとする公共企業、こうした機関の応急対策活動を公助といいます。