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鉛管の解消に取り組んでいます
過去、給水管の材料として、施工性に富む鉛製給水管が使用されてきましたが、腐食等による漏水が多いことや鉛の溶出による健康への影響が心配されるようになりました。水道部では、過去から鉛製給水管の解消事業を行っており、平成22年度末で一定完了しておりますが、老朽管路線や掘削承諾が得られなかった箇所等で鉛製給水管が一部残存しています。
平成30年度より、従来のホームページによる一般的な広報に加え、鉛製給水管の使用者に対し、使用上の注意喚起を個別に広報しているところです。
項目 | 令和3年度 |
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鉛製給水管の解消 残存鉛製給水管件数/給水戸数 |
0.4% |
【令和3年度末現在】 令和3年度は、漏水修繕工事及び給水装置工事に伴う布設替え等により、残存する鉛製給水管は給水戸数(約17万件)の0.4%となる698件となっております。 |
鉛管をご使用のご家庭では
通常の使用では水道法に定められた水質基準に適合しており問題ありませんが、朝一番やお出掛けなどで長時間水道水を使用しなかった場合などは、水質基準を超える鉛成分が検出される場合があります。直ちに健康に影響を及ぼすことはありませんが、安心して使うために念のため初めのバケツ1杯(10リットル)程度を散水など飲用以外に使用してください。