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がん検診を受けましょう

ページID:005457 更新日:2024年3月25日更新 印刷ページ表示

がんについて

日本人の死因の第一位はがん

2022年にがんで亡くなった人は全国で38万5797人で、死亡総数の24.6%を占めています。つまり、日本人のおよそ4人に1人ががんが原因でなくなっています。がんは誰がなってもおかしくない身近な病気です。

また、1981年以降、42年間連続で日本人の死因のトップになっています。​

日本人の死因の第一位はがん

あなたのなりやすいがん

がんが「他人事」のあなた、「いまこそなりやすいがん」があります。

「あなたのなりやすいがん」の検診はぜひ受けてください。

男性のなりやすいがん

40代   
  • 1位 大腸がん
  • 2位 肺がん
50代
  • 1位 大腸がん
  • 2位 胃がん
  • 3位 肺がん
60代以上 
  • 1位 胃がん
  • 2位 肺がん
  • 3位 大腸がん

女性のなりやすいがん

20代

1位 子宮頸がん

30代から40代
  • 1位 乳がん
  • 2位 子宮頸がん
  • 3位 大腸がん
  • 4位 肺がん
50代
  • 1位 乳がん
  • 2位 大腸がん 
  • 3位 肺がん
  • 4位 胃がん
  • 5位 子宮頸がん
60代以上 
  • 1位 大腸がん
  • 2位 乳がん
  • 3位 肺がん
  • 4位 胃がん
  • 5位 子宮頸がん

「あなたのなりやすいがん」は本市が検診を実施しているがんの罹患数(2019年診断)を順に並べたものです。

がんは早期発見が重要。なぜなら・・・

早期発見による適切な治療で、予後にこれほど違いがあります。

Ⅰ期(早期がん)とⅣ期(進行がん)に発見さ れた場合の純生存率の違いを表したものです。肺がんはⅠ期では81.9%、Ⅳ期では8.6%、乳がんはⅠ期では99.0%、Ⅳ期では40.5%、胃がんはⅠ期では92.8%、Ⅳ期では6.7%、大腸がんはⅠ期では92.3%、Ⅳ期では18.4%、子宮頸がんはⅠ期では94.9%、Ⅳ期では25.5%です。

※純生存率とは、「がんのみが死因となる状況」を仮定して計算する生存率です。

異常を感じてからでは、進行して見つかる割合が高くなります。
早期発見のためにがん検診を、定期的に継続して受けることが大切です。
大切な自分自身のために、大切な家族のために。ぜひ、がん検診を受けましょう。

市で実施しているがん検診

対象等の詳細は、上記リンク先をご確認ください。

受診料は無料です。

がん検診の申込方法

方法1 医療機関で受診する場合(個別検診)

各実施医療機関(下記のリンク先を参照)へ事前に直接お申し込みください。

各種健(検)診実施医療機関一覧

お申し込みの際は、「高槻市のがん検診を受診希望である」という旨を明確にお伝えください。

方法2 保健センターで受診する場合(集団検診)

保健センター(住所:高槻市城東町5番1号)で下記のセット検診(事前予約制)を実施しています。

日程や対象、申込方法等の詳細は、上記リンク先(各集団検診のページ)をご確認ください。

集団検診の電子(インターネット)申込について

高槻市簡易電子申込サービス(汎用予約システム)で集団検診のお申し込みを受付しています。

⾼槻市簡易電⼦申込サービス(汎用予約システム)<外部リンク>

  • 申込開始日は各集団検診のページをご確認ください。
  • 電話や来所でのお申し込みも可能です。
  • 保育付きの検診は、電話でお申し込みください。

がん検診のメリット・デメリットについて

メリット

高槻市で実施している肺がん検診、大腸がん検診、胃がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診(マンモグラフィ検査)は科学的な方法によってがん死亡率の減少が検証されています。症状のないうちから検診を受けていると、早期にがんが発見される可能性が高く、その段階で治療すれば、肺がんで約8割、大腸、胃、子宮頸、乳がんで9割以上で治癒が可能です。定期的に検診を受診しましょう。

デメリット

  • がんが100%見つかるわけではありません。少しでも検診の精度を高めようと努力・工夫をしていますが、がんの場所や種類によっては見つけづらいことがあります。また、見落とすこともあるのが現状です。
  • 不要な検査や治療を招く可能性があることなどがあります。

がん検診で精密検査が必要となった場合は、必ず受けましょう

精密検査が必要と判定されたら必ず精密検査を受けてください。
がん検診で精密検査が必要(要精検)と判定された場合、がんの疑いがあります。より詳しい検査を行い、本当にがんがあるかを調べる必要があります。「症状がない」「健康だから」といった理由で精密検査を受けないと、がんを放置してしまう可能性があります。

例えば、大腸がん検診で精密検査が必要となった場合は、大腸内視鏡検査を受けることが必要です。

高槻市がん検診受診者の声

  • 50歳を越えたので、乳がん検診を受けたいと思って、ついでに勧められた大腸がん検診の両方を申し込んで受けました。がん検診の結果、乳がんではなく、大腸がんが要精密検査となり、検査に行くと、大腸がんが見つかりました。早期で見つかり、簡単な手術で取ることができました。全く予想していなかった大腸がんを見つけてもらえて、がん検診を受けてよかったと思いました。(50代女性)
  • 子どもの健診の時に配られたがん検診の案内を見て、保育付き集団検診を申し込みました。なんの症状もありませんでしたが、子宮頸がんの前がん状態であることがわかりました。もう一人子どもを欲しいと望んでいたときで、ショックも大きかったですが、早期発見のため、子宮を摘出しない手術の方法で治療ができました。自分と家族の将来のために、その時に受けてよかったと感謝しています。(30代女性)
  • ​市の胃がん検診はバリウムと胃カメラが選べると聞いて、胃カメラを受けました。バリウムに抵抗があり、しばらく胃がん検診を受けていなかったのですが、結果が異常なしでホッとしています。次は2年後に受けようと思います。(60代男性)