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がん検診を受けましょう

ページID:005457 更新日:2024年9月30日更新 印刷ページ表示

がんクイズ

Q.日本で1年間にがんで亡くなった人の数は、高槻市の人口(約35万人)より多い?

A.2022年にがんで亡くなった人は全国で38万5797人で高槻市の人口より多いです。

がんについて

日本人の死因の第一位はがん

2022年にがんで亡くなった人は全国で38万5797人で、死亡総数の24.6%を占めています。つまり、日本人のおよそ4人に1人ががんが原因でなくなっています。がんは誰がなってもおかしくない身近な病気です。

また、1981年以降、42年間連続で日本人の死因のトップになっています。​

日本人の死因の第一位はがん

あなたのなりやすいがん

がんが「他人事」のあなた、「いまこそなりやすいがん」があります。

「あなたのなりやすいがん」の検診はぜひ受けてください。

男性のなりやすいがん

40代   
  • 1位 大腸がん
  • 2位 肺がん
50代
  • 1位 大腸がん
  • 2位 胃がん
  • 3位 肺がん
60代以上 
  • 1位 胃がん
  • 2位 肺がん
  • 3位 大腸がん

女性のなりやすいがん

20代

1位 子宮頸がん

30代から40代
  • 1位 乳がん
  • 2位 子宮頸がん
  • 3位 大腸がん
  • 4位 肺がん
50代
  • 1位 乳がん
  • 2位 大腸がん 
  • 3位 肺がん
  • 4位 胃がん
  • 5位 子宮頸がん
60代以上 
  • 1位 大腸がん
  • 2位 乳がん
  • 3位 肺がん
  • 4位 胃がん
  • 5位 子宮頸がん

「あなたのなりやすいがん」は本市が検診を実施しているがんの罹患数(2019年診断)を順に並べたものです。

がんは早期発見が重要。なぜなら・・・

早期発見による適切な治療で、予後にこれほど違いがあります。

Ⅰ期(早期がん)とⅣ期(進行がん)に発見さ れた場合の純生存率の違いを表したものです。肺がんはⅠ期では81.9%、Ⅳ期では8.6%、乳がんはⅠ期では99.0%、Ⅳ期では40.5%、胃がんはⅠ期では92.8%、Ⅳ期では6.7%、大腸がんはⅠ期では92.3%、Ⅳ期では18.4%、子宮頸がんはⅠ期では94.9%、Ⅳ期では25.5%です。

※純生存率とは、「がんのみが死因となる状況」を仮定して計算する生存率です。

異常を感じてからでは、進行して見つかる割合が高くなります。
早期発見のためにがん検診を、定期的に継続して受けることが大切です。
大切な自分自身のために、大切な家族のために。ぜひ、がん検診を受けましょう。

市で実施しているがん検診

対象等の詳細は、上記リンク先をご確認ください。

受診料は無料です。

がん検診の申込方法

方法1 医療機関で受診する場合(個別検診)

各実施医療機関(下記のリンク先を参照)へ事前に直接お申し込みください。

各種健(検)診実施医療機関一覧

お申し込みの際は、「高槻市のがん検診を受診希望である」という旨を明確にお伝えください。

方法2 保健センターで受診する場合(集団検診)

保健センター(住所:高槻市城東町5番1号)で下記のセット検診(事前予約制)を実施しています。

日程や対象、申込方法等の詳細は、上記リンク先(各集団検診のページ)をご確認ください。

集団検診の電子(インターネット)申込について

高槻市簡易電子申込サービス(汎用予約システム)で集団検診のお申し込みを受付しています。

⾼槻市簡易電⼦申込サービス(汎用予約システム)<外部リンク>

  • 申込開始日は各集団検診のページをご確認ください。
  • 電話や来所でのお申し込みも可能です。
  • 保育付きの検診は、電話でお申し込みください。

がん検診のメリット・デメリットについて

メリット

高槻市で実施している肺がん検診、大腸がん検診、胃がん検診、子宮頸がん検診、乳がん検診(マンモグラフィ検査)は科学的な方法によってがん死亡率の減少が検証されています。症状のないうちから検診を受けていると、早期にがんが発見される可能性が高く、その段階で治療すれば、肺がんで約8割、大腸、胃、子宮頸、乳がんで9割以上で治癒が可能です。定期的に検診を受診しましょう。

デメリット

  • がんが100%見つかるわけではありません。少しでも検診の精度を高めようと努力・工夫をしていますが、がんの場所や種類によっては見つけづらいことがあります。また、見落とすこともあるのが現状です。
  • 不要な検査や治療を招く可能性があることなどがあります。

がん検診で精密検査が必要となった場合は、必ず受けましょう

精密検査が必要と判定されたら必ず精密検査を受けてください。
がん検診で精密検査が必要(要精検)と判定された場合、がんの疑いがあります。より詳しい検査を行い、本当にがんがあるかを調べる必要があります。「症状がない」「健康だから」といった理由で精密検査を受けないと、がんを放置してしまう可能性があります。

例えば、大腸がん検診で精密検査が必要となった場合は、大腸内視鏡検査を受けることが必要です。

高槻市がん検診受診者の声

  • 50歳を越えたので、乳がん検診を受けたいと思って、ついでに勧められた大腸がん検診の両方を申し込んで受けました。がん検診の結果、乳がんではなく、大腸がんが要精密検査となり、検査に行くと、大腸がんが見つかりました。早期で見つかり、簡単な手術で取ることができました。全く予想していなかった大腸がんを見つけてもらえて、がん検診を受けてよかったと思いました。(50代女性)
  • 子どもの健診の時に配られたがん検診の案内を見て、保育付き集団検診を申し込みました。なんの症状もありませんでしたが、子宮頸がんの前がん状態であることがわかりました。もう一人子どもを欲しいと望んでいたときで、ショックも大きかったですが、早期発見のため、子宮を摘出しない手術の方法で治療ができました。自分と家族の将来のために、その時に受けてよかったと感謝しています。(30代女性)
  • ​市の胃がん検診はバリウムと胃カメラが選べると聞いて、胃カメラを受けました。バリウムに抵抗があり、しばらく胃がん検診を受けていなかったのですが、結果が異常なしでホッとしています。次は2年後に受けようと思います。(60代男性)

関連リンク

がん検診のご案内(高槻市医師会)<外部リンク>

※高槻市医師会各がん検診精度管理委員会が推奨する重点年齢を示した図の掲載あり