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平成30年6月18日(月曜日)の午前7時58分に、大阪府北部を震源とする大阪北部地震が発生し、本市では、観測史上最大となる震度6弱(マグニチュード6.1)の地震で尊い命を失い、負傷者や多くの家屋にも被害が生じました。また、その後の台風においても甚大な被害などが生じる未曾有の災害を経験しました。被災地としての経験を教訓とし、行政や市民と力を合わせ、これまで以上に市議会としての役割を果たすためには、災害対応に対する知識を高め、共通認識のもとすべての議員が、発災直後から躊躇することなく、迅速かつ円滑な行動と定例会等の開催や運営等を可能とするルールづくりが喫緊の課題となり、「高槻市議会災害時初動及び平常時等における行動マニュアル」を策定しました。
また、令和2年(2020年)には、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るっています。日本においては、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法による「緊急事態宣言」が初めて発出される事態となり、本市においても、市民生活、経済活動等に、甚大な影響が及んでいます。更に今後、第2波、第3波が発生する可能性や将来的に新たな感染症の発生も想定しておかなければなりません。市議会としての役割を果たすために、感染拡大防止策を講じながら安全かつ円滑な議会の開催や運営等のルールを定めた感染症対策の行動編を追加し、行動マニュアルを改正しました。