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令和5年第1回高槻市教育委員会定例会会議録

ページID:086958 更新日:2023年2月16日更新 印刷ページ表示

令和5年1月18日(水曜日)午後3時00分、令和5年第1回高槻市教育委員会定例会を教育委員会室に招集した。

 

出席者(5人)

樽井 弘三 教育長
浦野 真彦  委員
​美濃  律  委員
​岡本 華世  委員
松村 洋子  委員

説明のために出席した事務局職員の職、氏名

教育次長 土井  恵一
学校教育監 佐藤  美恵
子ども未来部長 万井  勝徳
子ども未来部部長代理 白石  有子
教育政策官 藤田  卓也
教育次長代理兼教育総務課長 田中  宏和
参事兼地域教育青少年課長 原田 由美子
参事兼教育指導課長 杉野  暁子
教職員課長 平井 新一郎
教育センター所長 丸山 みち子
保育幼稚園総務課長 立田  晋平
教育指導課主幹 近藤  利起
教職員課主幹 武藤   亮
教育総務課課長代理 高橋  直樹
教育指導課課長代理 小寺  基之
教育総務課副主幹 平野  裕士
教育指導課副主幹 直原  考志
教育指導課副主幹 中前  勝則
教育指導課副主幹 西田  大世
教育指導課副主幹 美濃   亨
教職員課副主幹 喜久元 敬尚
教育センター副主幹 川端  浩史
教育総務課主査 須増  摩耶
教育指導課指導主事 村山   健
教育指導課指導主事 誠光  俊明
教職員課指導主事 古家  昭二

 


議事日程

日程第 1 議案第1号 高槻市奨学生選考委員会委員の解嘱及び委嘱について
日程第 2 議案第2号 高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正について
日程第 3 議案第3号 令和5年度ICT活用による子どもの体力向上事業(小学3・4年生スポーツテスト)の参加について
日程第 4 議案第4号 令和5年度全国学力・学習状況調査の参加について
日程第 5 議案第5号 高槻市立樫田幼稚園の令和5年度及び6年度の運営の基本方針について
日程第 6 承認第1号 高槻市立小中学校教職員に対する職務命令について

 

(午後3時00分開会)

 

樽井弘三教育
ただいまから、令和5年第1回高槻市教育委員会定例会を開会いたします。
なお、本日の会議に傍聴の希望がございましたので、許可をいたしております。
本日の会議の出席者は、5名でございます。なお、本日の会議の署名委員は、岡本委員 松村委員にお願いいたします。
樽井弘三教育
ここで、令和4年第12回定例会会議録の承認をお願いいたします。
会議録につきましては、事前に委員の皆様方にご確認いただいております。原案のとおり承認してご異議ございませんか。

(異議なし)

樽井弘三教育
ご異議が無いようですので、会議録の承認につきましては、原案どおり承認されました。
樽井弘三教育長
それでは、議事に入ります。
日程第1、議案第1号、「高槻市奨学生選考委員会委員の解嘱及び委嘱について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

教育次長(土井恵一)                                      (提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第1、議案第1号、「高槻市奨学生選考委員会委員の解嘱及び委嘱について」、提案理由のご説明を申し上げます。
奨学生選考委員会は、高槻市奨学金貸付基金条例第10条において、「奨学生の選定について委員会の諮問に応じるため、高槻市奨学生選考委員会を設置する。」と規定しております。また、委嘱については、高槻市奨学生選考委員会規則第2条第2項において「教育委員会が委嘱する。」、任期については、同規則第3条第1項及び第2項において、「2年とし、委員が欠けた場合は前任者の残任期間とする。」と規定しております。
今回、民生委員児童委員の改選が実施され、高槻市民生委員児童委員協議会より、「吾妻(あづま) 義(よし)久(ひさ)」氏、「吉井(よしい) 美沙子(みさこ)」氏から、「尾塩(おしお) 則(のり)明(あき)」氏、「奥谷(おくたに) 寛一(かんいち)」氏への変更の依頼がありました。
これに伴いまして、「吾妻(あづま) 義(よし)久(ひさ)」氏、「吉井(よしい) 美沙子(みさこ)」氏を、令和5年1月18日付けで解嘱し、後任として、「尾塩(おしお) 則(のり)明(あき)」氏、「奥谷(おくたに) 寛一(かんいち)」氏を、新たに委嘱しようとするものです。
なお、今回、委嘱する委員の委嘱期間は、高槻市奨学生選考委員会規則第3条第2項により、前任者の残任期間となる、令和5年1月19日から令和5年6月30日までとするものです。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。

樽井弘三教育
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

樽井弘三教育
それでは、無いようですので、採決に入ります。
日程第1、議案第1号、「高槻市奨学生選考委員会委員の解嘱及び委嘱について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

樽井弘三教育
ご異議が無いようですので、議案第1号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第2、議案第2号、「高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

学校教育監(佐藤美恵)                                   (提案理由説明)
ただいま上程されました日程第2、議案第2号、「高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中の一部改正について」、提案理由のご説明を申し上げます。
本件は、学校事務に係る業務を共同処理することにより、適正かつ効率的な事務執行を支援するとともに、学校事務職員の学校経営への参画を促進し、学校事務機能の強化を図ることを目的に、所要の改正を行うものです。
それでは、お手元の新旧対照表をご覧ください。
第20条を「学校事務の共同実施」から「共同学校事務室」に改めるほか、所要の文言整理を行うものです。
共同学校事務室の内容につきましては、令和5年度から高槻市内全小中学校を3つのブロックに再編し、共同学校事務室長やブロック長等には市内複数校への兼務発令を行います。これにより、高槻市内全小中学校で使用する教材、教具その他の備品の共同購入に関する事務、また共同処理を行う対象学校間において所属教職員の給与及び旅費の支給に関する事務を可能とするものです。
以上、誠に簡単な説明でございますが、ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願いいたします。

樽井弘三教育
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

浦野真彦委員
先ほどの説明で、3つのブロックに再編するというお話でしたが、現状がどうなっているのかという点と、改正によってどのようなメリットがあるのかという点を、もう少し教えていただけますでしょうか。

教職員課指導主事(古家昭二)
2中学校区を2つのブロックとし、現在、9個のブロックで運営を行っております。
共同学校事務室に変更することで、大きくメリットが3つあります。
1点目は、市内59校中45校が、事務職員の単数配置校であり、そのような学校の事務処理を複数人で行えること。2点目は、事務職員に欠員が出た場合も、兼務発令を受けている責任を有した事務職員が、学校事務を補うことができること。3点目はブロックの再編により、ブロック所属校が増え、事務職員の資質向上につながること。以上3点と考えております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

美濃律委員
現在の中学校事務支援センターでは、兼務発令ができないのでしょうか。

教職員課指導主事(古家昭二)
現在は、兼務発令が認められていませんので、この改正を行います。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

松村洋子委員
共同事務室は、第一中学校に設置されるということですが、何かそれは理由があるのでしょうか。

教職員課指導主事(古家昭二)
現在、第一中学校に事務支援センターが市内の中心としてございますので、引き続き利用していきたいと思っております。

松村洋子委員
それはアクセスしやすいなどの位置的な問題なのでしょうか。

教職員課指導主事(古家昭二)
はい。そうです。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

岡本華世委員
学校ごとに事務のやり方というのは様々だと思うのですが、大きなことで言うと、諸費を口座から引き落としているところと、集金しているところでは、事務作業が全く違ってくると思います。そのようなことも考慮して、3ブロックに分けられているのでしょうか。

教職員課指導主事(古家昭二)
ご指摘の通り、学校ごとにやり方が、事情により異なるということもありますので、様々な方が支援しやすいような形を模索し、3ブロックというのを考えております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。
日程第2、議案第2号、「高槻市立小学校及び中学校の管理運営に関する規則中一部改正について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

樽井弘三教育
ご異議が無いようですので、議案第2号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第3、議案第3号、「令和5年度ICT活用による子どもの体力向上事業(小学3・4年生スポーツテスト)の参加について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

学校教育監(佐藤美恵)                                   (提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第3、議案第3号、令和5年度ICT活用による子どもの体力向上事業(小学3・4年生スポーツテスト)の参加につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
お手元に「令和5年度ICT活用による子どもの体力向上事業(小学3・4年生スポーツテスト)に関する実施要領(案)」と記されております資料がございますので、ご覧ください。
本事業は、府内小学校の3・4年生を対象に、実技8種目と生活習慣等に関する調査を行うものです。調査の目的は3点ございます。
1点目は「子どもの体力・運動能力等の状況に鑑み、大阪府の子どもの体力・運動能力及び運動・生活習慣等の実態を把握・分析することにより、子どもの体力・運動能力等の向上に係る施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。」
2点目は「市町村教育委員会及び公立小学校が自らの子どもの体力・運動能力の向上に係る施策や取組の成果と課題を把握し、その改善を図るとともに、そのような取組を通じて、子どもの体力・運動能力の向上に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。」
3点目は「小学校が子ども一人一人の体力・運動能力や運動習慣等を把握し、学校における体育・健康等に関する指導などの改善に役立てる。」となっております。
ICT活用の手法としましては、大阪府が導入する予定の学習支援システムにより、一人一台端末を活用するものです。同端末を通じて児童が一人一人の運動特性に応じたアドバイスを見たり、また、得意を伸ばし、苦手を克服するために、どのような運動をすることが効果的かを、児童や教員がそれぞれの端末上で確認することができます。
本市教育委員会事務局としましては、小学校5年生、中学校2年生で実施している全国体力・運動能力、運動習慣等調査とともに本事業を活用・検証することによって、児童の体力向上や体育授業の改善等、体力向上に関する継続的な検証改善に役立てることができると考えております。
つきましては、本事業に参加し、市内全小学校において、調査を実施しようとするものでございます。
なお、調査結果については、全国体力・運動能力、運動習慣等調査と同様に市全体の状況を公表し、序列化や過度な競争が生じないようにするなど教育上の効果や影響などに十分配慮する必要があることから、個々の学校名を明らかにした調査結果の公表については行わない方向で考えているところでございます。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、ご審議のうえ、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

樽井弘三教育
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

浦野真彦委員
全国調査は5年生と中学2年生で実施していますが、体力測定の調査内容は同じ種目になるのでしょうか。
また、質問紙調査もあると思うのですが、その内容についても同じなのでしょうか。

教育指導課課長代理(小寺基之)
今回の調査において、児童が実施する実技種目については、全国体力調査と同様の種目を実施いたします。
生活習慣等に関する調査の質問項目については、運動やスポーツすることが好きかや、あなたにとって運動やスポーツは大切なことか、朝食は毎日食べているか、体育の授業は楽しいか、体育の授業ではたくさん動くか、一週間の運動時間や睡眠時間、スマートフォン等を見る時間はどのくらいか、という内容が予定をされています。
この項目については、全国体力調査と同じような内容と聞いております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

美濃律委員
この調査対象及び調査内容のところで、支援学級に在籍している児童については、障がいの状態等を考慮して、とあり、これは8項目と生活習慣等に関する調査とありますが、その障がい等の状況に応じて、8項目のうちのできるところは参加するということが可能だということでしょうか。

教育指導課課長代理(小寺基之)
本人の障がいの状況に応じて、参加できる種目については実施をし、できない場合については、体力合計点は出ませんが、実技種目やアンケート調査など、回答できるところについては回答し、その結果について、全国の状況等の情報との比較は可能です。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

岡本華世委員
ICT活用の手法についても説明いただきましたが、それは結果を端末に入力等をすると、それが反映されて振り返りができるという認識でよろしいでしょうか。

教育指導課課長代理(小寺基之)
今回、大阪府の方で、児童の体力向上や学校における体力向上の取組を支援するシステムとして、学習支援システムを構築する予定をしています。
児童は端末を利用して、個人の結果を自ら入力をし、その結果をもとに府や全国の結果と比較をしたりするなど、それぞれの端末で確認ができるようになっています。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

松村洋子委員
その結果というのは、児童の個人のデバイスだけでなくて、例えば担任の先生が、自分のクラスの児童の結果を見たいと思えば、それを先生の端末で見られるというシステムなのでしょうか。

教育指導課課長代理(小寺基之)
児童については、自らの結果を基に、府や全国との比較ができます。また、担任等も、個人の結果やクラスの状況、学校全体の状況等を、端末で確認できるようになっています。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

美濃律委員
このスケジュールのフロー図の、右下の支援等の展開というところに、産官学連携とありますが、結果分析に対して産官学が連携して行うのでしょうか。

教育指導課課長代理(小寺基之)
今回の調査結果を受けて、大阪府では大学等と連携をして、例えば、おすすめのスポーツや児童に合った運動の提案をするのですが、そのような内容を、府の教育委員会と、大学等の専門的な機関と連携をして結果分析をし、学校に提供するといった内容になっております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

浦野真彦委員
8種目あるのですが、3年生、4年生であれば、生まれて初めて行うこともあると思うのですが、事前に練習や体験のようなことはするのでしょうか。

教育指導課課長代理(小寺基之)
おっしゃるとおり、3年生が初めて日常生活でしないことを実施するので、体力を正確に把握し、課題を明らかにするため、正しい測定方法を、事前に教師が児童に説明したり、また、実際に正しい動きができるように、練習をするなど、教育指導課から学校に助言しています。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

浦野真彦委員
調査の実施期間が4月から7月末までの間にと書いてありますが、具体的にいつ頃かは既にお考えでしょうか。

教育指導課課長代理(小寺基之)
実施期間は、4月から7月までですが、実施日については各学校でこの期間中に設定をすることとなっております。しかしながら、夏場は熱中症等の心配もありますので、特に20mシャトルラン等の種目については、教育委員会から学校に、早い時期に実施するようにといった助言をしております。

樽井弘三教育
では、一つ確認したいのですが、このような事業はこれが初めてですが、事業名が「ICT活用による子どもの体力向上事業」です。つまり、ICTを活用することが、子どもの体力向上につながるという仮説の元に制度設計をしていると思います。そのことについて、府からどのような説明があったのか聞かせてください。

教育指導課課長代理(小寺基之)
令和5年度から全数調査として実施をするにあたって、モデル的に令和2年度から実施をしている学校がございます。
今回、システムを構築中なので、全く同じものではないのですが、大阪府の方から、モデル的に実施した学校の調査結果を見ると、3年生から4年生の同一集団の体力調査の結果は全国と比較しても伸び率は高いという説明がありました。大阪府から、これをもって、取組の成果というのを説明いただいております。
ただ、ICTの活用が体力向上に直結するというものではないと考えておりまして、このような取組をきっかけにして、児童が運動に関心を持ったり、運動の習慣化につなげていくことが、結果として体力向上につながっていくものであると考えております。

樽井弘三教育
今年度の全国の体力調査の結果等については、まだ上程されていないと思うのですが、その予定だけ聞かせてください。

参事兼教育指導課長(杉野暁子)
現在、全国の結果は公表されておりますが、市町村には、1月中に結果が届くということですので、届き次第分析をし、2月または3月の教育委員会で、結果の報告をさせていただきたいと思っております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。
日程第3、議案第3号、「令和5年度ICT活用による子どもの体力向上事業(小学3・4年生スポーツテスト)の参加について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

樽井弘三教育
ご異議が無いようですので、議案第3号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第4、議案第4号、「令和5年度全国学力・学習状況調査の参加について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

学校教育監(佐藤美恵)                                   (提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第4、議案第4号、令和5年度全国学力・学習状況調査の参加につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
「令和5年度全国学力・学習状況調査に関する実施要領」と記されております資料を配布しておりますので、ご覧ください。
平成19年度より小学校第6学年、中学校第3学年を対象に実施してまいりました全国学力・学習状況調査でございますが、来年度は令和5年4月18日に実施されます。
教科に関しましては、国語、算数・数学に加え、中学校のみ英語が行われます。なお、英語につきましては、平成31年度以来2回目の実施となっております。英語は、従来通り紙媒体で実施する「聞くこと」「読むこと」「書くこと」領域の調査と、1人1台端末を使用しオンラインで実施する「話すこと」領域の調査が行われます。さらに、児童生徒質問紙調査においても、希望した中で抽出された学校は、オンラインでの実施となります。
全国学力・学習状況調査の実施に当たっては、調査の趣旨を理解し、適切に実施することで、児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等、教育に関する継続的な検証改善サイクルの確立に役立てることができると考えております。
つきましては、来年度におきましても、同調査へ参加し、市内全小中学校において調査を実施しようとするものでございます。
なお、これまでの方針通り、学校別結果については、公表いたしません。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、本件につきまして、ご審議のうえ、ご可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。

樽井弘三教育
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

美濃律委員
この英語の「話すこと」の調査と、児童生徒質問紙調査について、端末を活用したオンライン方式で実施とのことですが、高槻の全学校はそれに対応できる状況になると考えてよろしいでしょうか。

参事兼教育指導課長(杉野暁子)
1人1台端末を使って、このオンライン調査に参加することができます。
英語の「話すこと」調査については、中学校のすべての学校で、1人1台端末を使って調査を実施する予定です。
児童生徒質問紙調査については、希望した学校から抽出され、全国で小学校最大80万人、中学校で最大20万人の規模で、質問紙調査を実施すると聞いております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

岡本華世委員
先ほどの「話すこと」調査について、オンラインで行い、学校ごとに抽出されるということですが、その中でも、話しづらい子や対面で話すのが苦手という子に対しては、今までどおり紙媒体で対応などもできるのでしょうか。

参事兼教育指導課長(杉野暁子)
「話すこと」調査については、実際に録音して実施するということなので、例えば聴覚に障がいがあったり、発話が困難な生徒については、実施をしないという選択肢もあります。
またスクリプト表示問題というのもあり、そのスクリプト問題を使用して、問題の音声の内容が、画面上に文字として表示されるものを見て答えたり、また、発話が困難な生徒に対しては、教員が代筆解答をするというような記述解答・代筆解答のプログラムも用意されております。そのようなシステムを使って、可能な限り調査に参加できるように必要な配慮を行うなど、個々の状況に応じて対応していきたいと考えております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

浦野真彦委員
毎年行われている調査だと思うのですが、今回、何か変更点など変わったところがあるのでしょうか。

参事兼教育指導課長(杉野暁子)
実施教科の英語については、4年ぶり2回目の調査ということになりますので、変更点としては、この英語の調査があるということと、あとは、先ほどの児童生徒のオンライン実施が、少し拡大して行われるという、この2点でございます。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。

美濃律委員
オンラインの話ですが、児童の質問紙調査の対象は、全国で最大80万人の規模と先ほどおっしゃっておりましたが、これは全国の大体何%ぐらいにあたるのでしょうか。

教育指導課副主幹(直原考志)
今、手元で分かる範囲でお答えさせていただきますと、2021年度のデータにはなるのですが、小学生が全部で620万人ほどということになっておりますので、そこから1学年当たり大体6分の1で計算すると、概ね100万人程度かと考えられます。そうしますと、およそ80%が今回オンラインの対象になってくるかと思います。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。
日程第4、議案第4号、「令和5年度全国学力・学習状況調査の参加について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

樽井弘三教育
ご異議が無いようですので、議案第4号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第5、議案第5号、「高槻市立樫田幼稚園の令和5年度及び6年度の運営の基本方針について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

子ども未来部長(万井勝徳)                                 (提案理由説明)
ただいま上程されました、日程第5、議案5号「高槻市立樫田幼稚園の令和5年度及び6年度の運営の基本方針について」提案理由をご説明申し上げます。
樫田幼稚園につきましては、平成22年度以降、特認幼稚園として、少人数ながらも、地域の豊かな自然に恵まれた環境を活かしつつ、「特色ある教育活動」を行ってまいりましたが、令和4年度については、入園希望者が1名だったことから、休園とし、令和5年度については、樫田地区に入園希望者がいる場合は園児募集を行い、その結果をもって休園の継続あるいは再開を決定することとしておりました。
今年度においては、園児募集を行い、令和4年10月5日の一次募集締め切り時点で、2名の方が申し込みをされました。
また、併せて、9月に実施した樫田幼稚園の施設見学会の参加者に意向確認を行ったほか、樫田小学校在校生の弟妹(きょうだい)や、樫田小学校の入学予定児童の弟妹(きょうだい)に入園希望者がいないか、聞き取り調査を行いましたが、入園希望はありませんでした。
その後、令和4年12月28日まで園児募集の期間を延長し、最終の入園希望者は2名でございました。
以上を踏まえ、高槻市立樫田幼稚園における令和5年度及び6年度の運営に関する基本方針を、次のとおり定めようとするものです。 
1点目ですが、令和5年度については、引き続き、休園するものでございます。2点目ですが、令和6年度につきましては、園児募集を行い、その結果をもって休園の継続あるいは再開を決定するものでございます。
以上、誠に簡単な説明でございますが、ご審議のうえ、ご可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

樽井弘三教育
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

美濃律委員
この入園希望の2名に対してはどのような対応をされたのでしょうか。

保育幼稚園総務課長(立田晋平)
入園を希望されておられました2名につきましては、今年1月に入ってから説明を行い、快諾をいただいているところでございます。

樽井弘三教育
その2名の方は、どこに行かれたかなどは分かりますでしょうか。

保育幼稚園総務課長(立田晋平)
1名につきましては、企業主導型保育事業所に預けられるとお聞きしており、もう1名につきましては、市内の他の保育施設に既に入園されており、そこに継続して通われると聞いております。

樽井弘三教育
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。
日程第5、議案第5号、「高槻市立樫田幼稚園の令和5年度及び6年度の運営の基本方針について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

(異議なし)

樽井弘三教育
ご異議が無いようですので、議案第5号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第6、承認第1号、「教職員人事の内申について」を議題といたします。
本件は、人事案件にあたりますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項ただし書きの規定に基づき、秘密会にして審議すべきと考えますが、委員の皆さん、ご異議ございませんか。

(異議なし)

樽井弘三教育
ご異議がないようですので、本件につきましては、秘密会といたします。

-秘密会-

樽井弘三教育長
以上で、本日の日程がすべて終了いたしましたので、閉会といたします。

 

 

(午後3時45分閉会)