令和4年第7回高槻市教育委員会定例会会議録

令和4年7月13日（水曜日）午前10時00分、令和4年第7回高槻市教育委員会定例会を教育委員会室に招集した。

出席者（5人）

樽井　弘三　教育長
美濃　　律　委員
浦野　真彦　委員
岡本　華世　委員
松村　洋子　委員

説明のために出席した事務局職員の職、氏名

教育次長　土井　恵一
学校教育監　佐藤　美恵
教育政策官　藤田　卓也
教育次長代理兼教育総務課長　田中　宏和
参事兼地域教育青少年課長　原田 由美子
参事兼教育指導課長　杉野　暁子
教育指導課主幹　近藤　利起
教職員課長　平井　新一郎
教職員課主幹　武藤　亮
教育センター所長　丸山　みち子
教育総務課課長代理　高橋　直樹
教育総務課副主幹　平野　裕士
教育指導課課長代理　小寺　基之
教育指導課副主幹　直原　孝志
教育指導課副主幹　中前　勝則
教育指導課副主幹　西田　大世
教育指導課副主幹　美濃　亨
教育センター所長代理　山本　由紀子
教育総務課主査　菊川　雅也
教育指導課指導主事　村山　健

議事日程
日程第 1　議案第25号 高槻市立学校における学校運営協議会委員の解嘱について
日程第 2　議案第26号 令和5年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書の採択について
日程第 3　承認第10号 高槻市立小中学校教職員に対する職務命令について

（午前10時00分開会）

樽井弘三教育長
ただいまから、令和4年第7回高槻市教育委員会定例会を開会いたします。
なお、本日の会議に傍聴の希望がございましたので、許可をいたしております。
本日の会議の出席者は、5名でございます。なお、本日の会議の署名委員は、岡本委員　松村委員にお願いいたします。

樽井弘三教育長
ここで、令和4年第6回定例会会議録の承認をお願いいたします。
会議録につきましては、事前に委員の皆様方にご確認いただいております。原案のとおり承認してご異議ございませんか。

（異議なし）

樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、会議録の承認につきましては、原案どおり承認されました。

樽井弘三教育長
それでは、議事に入ります。
日程第1、議案第25号、「高槻市立学校における学校運営協議会委員の解嘱について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

学校教育監（佐藤美恵）　　　　　　　　　              　　　　（提案理由説明）
ただいま上程されました日程第1、議案第25号、「高槻市立学校における学校運営協議会委員の解嘱について」、提案理由のご説明を申し上げます。
学校運営協議会の委員は、高槻市立学校における学校運営協議会の設置等に関する規則第4条第1項の規定により8名以内とし、また同規則第5条の規定により、任期は任命の日から当該日の属する年度の末日までとしています。
このたび、高槻市立第八中学校区学校運営協議会の「喜田　昌良（きだ　まさよし）委員」及び高槻市立城南中学校区学校運営協議会の「𠮷田　錦司（よしだ　きんじ）」委員から辞任願が提出されました。
これに伴いまして、高槻市立学校における学校運営協議会の設置等に関する規則第10条第1項第1号の規定に基づき、同委員を令和4年7月13日付けで解嘱するものです。
同委員の解嘱に伴い、高槻市立第八中学校区学校運営協議会委員及び高槻市立城南中学校区学校運営協議会委員の構成は、いずれも地域の住民が2名、保護者が2名、地域学校協働活動推進員その他の対象学校の運営に資する活動を行う者が1名、学識経験者が2名の計7名となります。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。

樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明が終わりましたが、委員の皆さん何かご質問はございませんでしょうか。

美濃律委員
今までに学校運営協議会は、開催されているのでしょうか。

教育指導課主幹（近藤利起）
第八中学校区は5月31日、城南中学校区は5月30日にそれぞれ第1回の学校運営協議会を開催しております。

美濃律委員
その会議に今回解嘱される委員は出席されていましたか。

教育指導課主幹（近藤利起）
喜田委員はご欠席されておりますが、𠮷田委員はご出席されております。

樽井弘三教育長
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。
議案第25号、「高槻市立学校における学校運営協議会委員の解嘱について」を原案どおり可決してご異議ございませんか。

（異議なし）
 

樽井弘三教育長
ご異議が無いようですので、議案第25号は、原案どおり可決されました。
続きまして、日程第2、議案第26号、「令和5年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書の採択について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。

学校教育監（佐藤美恵）　　　　　　　　　　                      　（提案理由説明）
ただいま上程されました日程第2、議案第26号、「令和5年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書の採択について」の提案理由をご説明いたします。
義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律に基づき、教育委員会において、次年度に高槻市立小中学校で使用する教科用図書を採択することとなっております。
小学校及び中学校用教科書については、附則9条本を除き、同法第14条、同法施行令第15条第1項の規定により、同一の教科書を採択する期間は4年となっております。小学校は令和元年に、中学校は令和2年に教科書の選定を行っていることから、今年度は令和4年度使用教科用図書と同一の教科書を採択しなければなりません。
つきましては、「令和5年度使用教科書」にありますとおり、採択いただきますようお願いいたします。
なお、附則9条本につきましては、本市では支援学級に在籍する児童生徒と通常の学級に在籍する児童生徒が、共に学び、共に育つために、通常の学級での交流及び共同学習をすすめていることから、支援学級の児童生徒も「検定教科書」を採択することが望ましいと考えております。
また、支援学級に在籍する児童生徒のうち、視覚障がいのある児童生徒につきましては、障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律第1条及び第2条に基づき、対象児童生徒が必要とする種目の「拡大教科書」および「点字教科書」を採択することが望ましいと考えております。その際、令和5年度使用教科用図書として採択された発行者の教科書と同一内容の「拡大教科書」および「点字教科書」を、障がいの実態に応じて採択したいと考えておりますので、あわせてご審議いただきますよう、お願い申し上げます。
以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げます。

樽井弘三教育長
ただいま、提案理由の説明がありましたとおり、令和5年度に高槻市立小中学校で使用する教科書について採択していきたいと思います。
まず小中学校につきまして、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律第14条、同法施行令第15条第1項に基づき、本年度と同じ教科用図書を採択することとされておりますので、資料のとおり採択することにしたいと思います。ご異議ございませんか。

（異議なし）

樽井弘三教育長
ご異議がないようですので、小中学校については、令和4年度使用教科用図書と同じ教科用図書を採択することといたします。
次に、視覚障がいのある児童生徒の附則9条本について審議に入ります。委員の皆さん何かご意見ご質問はございませんでしょうか。

岡本華世委員
拡大教科書や点字教科書を使用するというのはとても良い取り組みだと思います。
一つ質問ですが、拡大教科書には振り仮名が振られているのでしょうか。

教育指導課副主幹（西田大世）
拡大教科書は文字自体を拡大しているので、振り仮名は振られておらず、児童生徒の見え方に合わせた大きさの文字の教科書を選んで使用しております。

浦野真彦委員
拡大教科書は、通常の教科書と比べて単純に本の大きさが大きくなるということでしょうか。

教育指導課副主幹（西田大世）
拡大教科書は、一つの文字を大きく表しておりますので、他の児童生徒が使用している教科書より分量が多くなり、1冊では編集しきれないため、複数冊に跨っているものもございます。

美濃律委員
という事は、他の児童生徒が使っている教科書とページ数が変わってくるということでしょうか。

教育指導課副主幹（西田大世）
他の児童生徒が使っている教科書とページ数は異なりますが、今どこを学んでいるかが分かるように、他の児童生徒の教科書の何ページにあたるのかが示されております。

樽井弘三教育長
附則9条本の使用対象となる児童生徒数は、何人ぐらいおられるのでしょうか。

参事兼教育指導課長（杉野暁子）
現在本市の小中学校の特別支援学級において、拡大教科書と点字教科書を使用している児童生徒は、合わせて7名おります。

樽井弘三教育長
他に何かございませんでしょうか。
それでは、無いようですので、採決に入ります。令和5年度使用教科用図書として採択された発行者の教科用図書と同一内容の「拡大教科書」及び「点字教科書」を、障がいの実態に応じて採択するということでよろしいでしょうか。

（異議なし）

樽井弘三教育長
ご異議がないようですので、附則9条本については、令和5年度使用教科用図書として採択された発行者の教科用図書と同一内容の「拡大教科書」及び「点字教科書」を、障がいの実態に応じて採択することといたします。
以上で、議案第26号、「令和5年度使用高槻市立義務教育諸学校教科用図書の採択について」は原案どおり可決されました。
続きまして、日程第3、承認第10号、「高槻市立小中学校教職員に対する職務命令について」を議題といたします。
本件は、個人のプライバシーに触れることが予想されるため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第14条第7項ただし書きの規定に基づき、秘密会にして審議すべきと考えますが、委員の皆さん、ご異議ございませんか。

（異議なし）

樽井弘三教育長
ご異議がないようですので、本件につきましては、秘密会といたします。

－秘密会－

樽井弘三教育長
以上で、本日の日程がすべて終了いたしましたので、閉会といたします。

（午前10時25分閉会）