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令和4年度 第1回高槻市自殺対策連絡協議会
令和4年7月21日(木曜日)から8月3日(水曜日)
書面会議
健康福祉部 保健所 保健予防課
市原委員、恩田委員、甲斐委員、金沢委員、川茂委員、久藤委員、鈴木委員、関本委員、田尻委員、津田委員、鳥山委員、中渕委員、野口委員、松尾委員、松川委員、吉井委員
以上、16名
議題1 会長、副会長の選任について
出席した委員の全員賛成により、以下のとおり選任された。
会 長:関本委員(社会福祉法人 高槻市社会福祉協議会)
副会長:川茂委員(一般社団法人 高槻市医師会)
議題2 令和3年度自殺対策計画報告について
<委員意見>
資料1において、令和2年度から令和3年度の達成度を比較すると、概ね横ばいか向上している。一方で実施状況を見るとコロナ禍の影響で事業自体が実施困難であったように示されているが、この整合性は?
<事務局>
新型コロナウイルス感染症の影響で、令和2年度はやむを得ず中止・縮小した取組について、令和3年度は感染対策を実施した上で創意工夫を重ねて事業の推進を図ったため、実績として向上したと考えています。
議題3 自殺対策の取組について
<委員意見>
資料3 2ページにおいて、「高齢者の自殺者数が増加している」と示されているが、動機との因果関係をどう分析されているのか?
<事務局>
厚生労働省の報告によると、令和3年中における高齢者の自殺原因は「健康問題」に加え「経済・生活問題」や「家庭問題」が上位であり、様々な要因が複雑に絡み合っていると考えられます。本市でも相談状況等を鑑みて、同様の状況と考えています。
<委員意見>
資料3 3ページの(3)原因動機で「勤務問題」が5位なのに対して、資料4の(4)原因動機別(複数回答)では3位と示されている。この差異についてどう分析されているのか?
<事務局>
資料3は自殺者の原因動機、資料4は自殺未遂者の原因動機となっており、例年、動向に差異がございます。本市の自殺者、自殺未遂者については、総数が少ないため統計的に有意な分析は困難ですが、令和3年中における全国の自殺者の原因動機として、「勤務問題」は4位であり、例年、上位を占める要因となっております。自殺の多くは多様かつ複合的な原因を有しているため、社会的要因を含めた様々な問題への働きかけが必要であると考えています。
<委員意見>
高槻市の自殺者数は減少傾向にあったが、近年は増加しつつあり、全国、大阪府と同様の傾向で推移していることがわかった。高槻市の自殺死亡率についても、近年上昇しているものの、全国、大阪府より低い水準にある。引き続き、庁内外の関係機関と連携を密にし、自殺対策に一層取り組んでいただきたい。