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令和3年度第1回高槻市みらい創生審議会会議録

ページID:018053 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

会議の名称

高槻市みらい創生審議会

開催日時

令和3年11月24日(水曜日) 午後2時00分から午後3時45分

開催場所

高槻市役所本館3階 第2委員会室

事務局(担当室)

総合戦略部 みらい創生室

会議の公開

公開

傍聴者数

2人

会議の議題

  1. みらい創生の取組状況について
  2. その他

配布資料

次第 [PDFファイル/9KB]

資料1_みらい創生取組一覧 [PDFファイル/99KB]

資料2_みらい創生推進プロジェクトチームの設置について [PDFファイル/18KB]

資料3_令和2年度第1回審議会終了後のみらい創生の取組 [PDFファイル/10KB]

資料3-1_令和3年1月号(新年のごあいさつ) [PDFファイル/1.1MB]

資料3-2_令和3年度施政方針大綱(概要版) [PDFファイル/813KB]

資料3-3_第6次高槻市総合計画(P.11から13) [PDFファイル/771KB]

資料3-4_令和3年4月号(施政方針表明) [PDFファイル/1.85MB]

資料3-5_令和3年5月号(令和3年度当初予算) [PDFファイル/735KB]

資料3-6_令和3年10月号(令和2年度決算) [PDFファイル/1.28MB]

資料3-7_令和4年度予算編成方針 [PDFファイル/176KB]

審議内容

1 開会

【会長】
令和3年度第1回高槻市みらい創生審議会を開催する。委員総数5名のうち出席者4名で、会議は成立している。
会議の公開に関する要綱及び傍聴要領に基づき原則公開だが、傍聴希望者はいるか。
【事務局】
傍聴希望者が2名いる。
【会長】
2名の傍聴を許可する。
<傍聴者入場>

2 議題

(1)みらい創生の取組状況について

【会長】
事務局より、配布資料の確認をお願いする。

【事務局】

<資料確認>
 
【会長】
議題(1)「みらい創生の取組状況について」について説明をお願いする。

【事務局】

<説明(資料1・2・3)>

【委員】
生産性の向上や事務処理のスピードアップには、各分野でのデジタル化が必要である。また、マイナンバーカードの普及率を高めることが、業務の生産性向上、職員のスマートワークにもつながると考える。

安満遺跡公園は老若男女の幅広い年齢層の方が訪れ、大変にぎわっていることからも成功していると思われる。更なる施策を打ち出されることが望まれる。

将来の高槻市の人口は減少していくとの推計が出ているが、人口が増加している自治体の施策等を参考にして、現在の人口規模を維持するための施策を検討してもらいたい。

【事務局】
マイナンバーカードを活用したサービスは、国が積極的に推進していることから、本市も他市に遅れることなく取り組んでいく。また、マイナンバーカードの便利さもアピールしていく必要があると考えている。

安満遺跡公園については、コロナ禍においても多くの来訪者があり、今後も引き続き魅力ある公園づくりを進めていきたい。

昨年実施された国勢調査において、本市の人口は増加している。また、毎年の社会増減では子どもの数に増加が見られることから、子育て世代は増加傾向にあり、これまで取り組んできた子育て支援施策の効果が出てきているものと考えている。しかし、全体として人口は減少傾向にあることから、引き続き、子育て施策を含め本市の魅力を積極的に発信し、定住人口の増加につなげていきたい。

【委員】
みらい創生の取組全体としては、色々と努力されていて、良い結果が出ていると思う。目標を達成できていない取組は理由を分析し、どのようにクリアしていくかという点について、所管部局の取組の進捗をフォローする必要がある。

まち・ひと・しごと創生総合戦略の具体的な取組について報告してもらいたい。

人口急増期に建築された小中学校の校舎等が老朽化している。また、昔と比較して子どもの数も減少している。学校の在り方については、長期的な視点から方向性を検討するものと認識しているが、具体的な進捗はあるのか。

ふるさと納税制度の効果は現れているのか。

【事務局】
みらい創生の取組については、予定どおり進んでいないのか、計画どおり進んでいるがまだ成果が出ていないのかなど、事務局として事業の状況を把握し、フォローしていきたいと考えている。

まち・ひと・しごと創生総合戦略の中には40項目程度の取組があり、定住人口増加に向けたプロモーションや観光施策等を含む都市機能・都市魅力の向上に係る取組、子育て支援や教育に係る取組、安全・安心に係る取組などを掲げて推進している。

小中学校の校舎等が老朽化への対策として、統廃合を含んだご意見と思われるが、学校施設については、限られた予算の範囲内で、修繕している状況である。学校施設の統廃合については、市民・保護者に対し、丁寧に説明をする中で理解を得ることが重要であり、検討していく必要があると考えている。

ふるさと納税については、返礼品の見直しや寄附の申込サイトを増やしたことなどもあり、今年度は昨年度より寄附額が増加する見込みである。

【委員】
がん検診の受診率の向上は、がんを初期段階で発見でき、その後の医療費の抑制に有効であることから、男女ともに受診率を向上させる必要がある。そのような視点で現行補助制度の検証をしてみたら良いと思う。

取組等の結果により余裕ができた予算を財源とし、市民の健康増進に取り組むなど、トータルとして市民の幸せと財源確保の実現に取り組むことが良いのではないかと考える。

【委員】
個別の施策については、実績を積み重ねられており、評価している。これだけみらい創生に努力して取り組んでいるので、市全体にどれだけの効果が出ているのかを定性的・定量的に検証し、もっと市民に知ってもらえるよう発信していくとよいのではないか。

財政面等について次年度見通しは示されているが、中長期的見通しが示されていない。これらを想定しそれに対する施策を講ずることが重要である。

「『高槻市みらいのための経営革新』に向けた骨太方針」の附属資料において、人口面や財政面での将来見通しを示したが、数年が経過した今、どんな状況で今後どうなっていくのか、今後お示しいただきたい。

【会長】
みらい創生については、取り組んできた内容を整理し、市民に分かりやすく情報を発信するなど、広報の在り方や回数等も含めて考えていく必要がある。 

【委員】
情報システムのクラウド化は一般的になってきているが、セキュリティやデータのバックアップ体制等への配慮を忘れないようにしていただきたい。

令和2年度の経常収支比率が92.2%となり2.5%改善したことは良いことだが、財政的に天災等の突発的な事象に対応できるよう、出来れば90%を下回るよう更なる改善に努めていただきたい。

安満遺跡公園において、ネーミングライツを導入しているが、他にも導入できるものはないか、検討してはどうか。

市営バスの安定経営に向けて、どのように進めているのか様子を見ていきたい。

【事務局】
情報システムのクラウド化については、引き続きセキュリティやデータのバックアップ体制等に配慮して進めるとともに、より有効な手法があれば取り組んでいく。

経常収支比率については、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響による市民の医療機関への受診控えによる社会保障費の減少等、コロナ禍特有の事情により改善した部分もある。引き続き、経常収支比率の改善に向け、市全体として取り組んでいく。

ネーミングライツについては、令和4年度に完成予定である新文化施設の大ホールと小ホールにおいてネーミングライツを導入し、10年間で合計5,000万円の歳入確保につながっている。

市営バスについては、まず、高齢者無料乗車制度については、経過措置があるが、対象年齢を70歳から75歳に引き上げ、70歳から74歳までは100円を負担いただくこととした。また、補助金としては、高齢者無料乗車制度への補助と不採算路線への補助等を行っている。特に、不採算が大きい山間路線の在り方について、サービスを維持しながら経費を縮減できるよう、検討を進めている。

【委員】
広報誌について、市の取組の成果が定量的かつ定性的に、可能な限り定量的にわかるように工夫する必要があると考える。

市営バスの生産性向上に向けた取組についても、定性的な内容の記載が多いが、定量的な内容を示していただきたい。

【会長】
令和4年度の当初予算編成方針に、イベント事業について書かれている。ポストコロナの社会変革に適応した実施手法を十分に検討する必要があると記載があるが、何か基準はあるのか。

【事務局】
記載されている内容については、市直営のイベント事業に対してのことである。ただ、民間で実施する集客イベントやまちのにぎわいを活性化するイベントについて、同様のイベントを市がやるかどうか、役割分担を含め見直ししていきたい。

【委員】
みらい創生の取組を行うためには、変革の意識だけではなく、知識も重要である。みらい創生推進プロジェクトチームを設置し、意識変革は進んでいると思うが、知識を得るための予算は確保しているのか。
 
【事務局】
市全体として、特定の研修会等に参加させるための予算は計上していない。各所管において、参加したい研修会等があれば、予算化している。

【委員】
みらい創生推進プロジェクトチームの取組は、前回の審議会報告時からも更に一歩進んだ取組である。内部での議論に加え外部の知見や他自治体の事例などを活用していくと良い。

予算編成時においては、大変厳しく審査していると聞いているが、予算編成時だけでなく、その結果に対しても確認が必要である。

【委員】
昨年度に実施した全庁業務量調査について、このデータは業務改善や人事配置の見直しなど、様々なものに活用できる可能性があると思われる。このデータを活用した改善報告に期待している。

【委員】
「『みらいのための経営革新宣言』に向けた改革方針」を打ち出してから数年が経過している。施策を実施した市政の成果として、総括検証をして定量的に見える化をしてみる時期ではないか。検討をお願いしたい。

(2)その他

【会長】
議題(2)「その他」について、事務局から何か説明はあるか。

【事務局】
今後のスケジュールとして、次回の審議会は来年2月頃に開催する方向で、改めて調整させていただきたい。

【委員】
次回の審議会では、先ほどもお願いした、これまでみらい創生に取り組んできた実績の定量化ついて、可能な範囲で示していただきたい。

市が将来のまちの在り方を、「『みらいのための経営革新宣言』に向けた改革方針」に示しているが、ソフト・ハード面で今後どんなまちづくりを進めていくのか、可能な範囲で市が考えていることをお示しいただき、次回の審議会で議論できれば良いのではないか。

JR高槻駅南側の再々開発について、将来の高槻市の在り方を十分に踏まえた上で考えてゆくべきだ。

【会長】
私が関わっているJR高槻駅南側の再々開発は、20年後、30年後に世の中がどうなっているのかということを考えて行うことが必要と考えている。市においても、同様の視点を持って取り組んでいただきたい。

【委員】
JR高槻駅北東地区区画整理事業では、市の負担を抑えつつ、立派なまちづくりが実現できた。JR高槻駅南側の再々開発についても、様々な手法により工夫して進めてほしい。

【事務局】
職員採用試験の際に、受験者に本市を選んだ理由を聞くと、「『みらいのための経営革新』に向けた改革方針を持っているから」と答えた受験者が一定数いたことから、この方針が魅力的な方針であることを実感している。この方針に基づき、今後も取組を推進し、成果を市民に発信していきたいと考えている。

本市では、これまで大きな開発事業を行ってきた。JR高槻駅南側の再々開発においても、20年、30年後を見据え、高槻市の将来の在り方や、他市事例等も分析しながら取り組んでいきたい。

【会長】
それでは、以上で審議会を終了する。

3 閉会

以上

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