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令和7年度第1回高槻市産業振興審議会
令和7年8月19日(火曜日)午後1時30分から午後2時30分まで
高槻市役所本館3階 第2委員会室
可
3人
13人
産業振興課、観光シティセールス課
将棋のまち推進課
資料に基づき事務局説明
○委員
KPIについて、各分野概ね達成しているということで、しっかりと事業に取り組んでいることを高く評価する。
その上で、観光分野についても、他府県、他市からたくさんの人に来ていただき、お金をおとしてくれることが一番と考えている。一例を挙げると、関西将棋会館がJR高槻駅西口付近に移転したため、その近くの商店街や商店と連携して、魅力をしっかりと発信できるような取組をして、たくさんの人に来てもらえるような形が望ましいと考える。
工業分野の企業立地促進制度について、新名神高速道路が開通するので、本市東部の整備や企業誘致を含む土地活用のあり方をしっかりと検討していく必要がある。企業誘致は相手方もあることなので、市が今誘致しようとしても企業側が今ではないということもあるため、機を逸しないようにしてもらいたい。
○委員
(1)産業フェスタについて、家族連れも多く、たいへん賑わっていた。たくさんの働く車が展示されてあり、企業の出展ブースも体験型をできるだけ取り入れたものがあり、非常に良かった。今後も、引き続き幅広い業種の企業に参加してもらえるよう積極的にPRされてはと思う。
資料1-1について、2点質問がある。
(2)8ページの商業分野「生み出す事例2」の「将棋のまち推進」新商品・販路開拓等補助金について、補助金額を教えてほしい。
採択11件のうち、2件辞退というのは残念に感じる。事業者が将棋の新商品を企画して、採択されたのに辞退というのは、できるだけない方が良いと思う。その辺りのフォローも是非お願いしたい。
(3)19ページのまとめについて、【全体の目標達成指標(KGI)】の「街がにぎわっている」と感じる市民の割合は、令和3年度以降50%以上を維持している。目標値としては、毎年増加とのことだが、今回のように頭打ちになり、下がってしまうということは避けられないように思える。
市民意識調査の結果ということだが、前後の質問によって回答の結果が変わってしまうこともあるため、できるだけ関連した項目も含めて、指標の分析をしていくのが良いと感じた。
○事務局(産業振興課)
(2)「将棋のまち推進」新商品・販路開拓等補助金について、補助金上限は50万円となる。
(3)市民意識調査の分析については、意見を参考にする。
○委員
資料1-1について、2点質問がある。
(1)6から7ページの商業分野「生み出す」事例1の “魅力あるお店”応援プロジェクトについて、令和6年度までに82件採択されたうちの57件が現在も営業を継続しているという説明があったが、30件近くが何らかの形で廃業しているということになる。廃業に至った理由を教えてほしい。
(2)20ページの【令和7年度の取組】について、令和6年度よりも拡充していく事業が6つあるとのことだが、業務を担当する人数が変わらない中で、拡充が厳しい事業もあると思う。そのあたりのメリハリはどのようにつけているのか。
○事務局(産業振興課)
(1)“魅力あるお店”応援プロジェクトについては、制度創設から15年以上経っており、店主の高齢化や他府県への転居をきっかけに店舗ごと移転すること等により、廃業に至るケースがある。
全体としては、飲食店や小売店という業態を鑑みると、かなり長い年数継続されているものと考えている。
(2)拡充する事業については、指摘の通り、人員・リソースをすぐに増やすというのは現実的ではない中で、他の業務の効率化等も含めて、できるところに集中投資することで拡充を図っていきたいと考えている。
○委員
様々な施策に取り組んでいて、非常に評価できる。
ただ、本市の場合は、人口減少をしている中で、拡充を続けていくのは大変だと思う。
もっと、関西将棋会館とタイアップした事業をしたり、スクラム高槻「地元のお店応援券」のような商品券を発行したりする等、お店に行ってもらえる機会を増やすのは有効だと思う。これからの事業展開で、来訪者を増やすことや商店街等に来てもらうような施策を期待している。
○委員
各施策の達成率が高くて素晴らしいと思う。全国的には、人口減少や高齢化が進んでおり、自身が色々な自治体を訪問する中でも、もう寂れつつあると感じる街がある一方で、本市の「街がにぎわっている」と感じる市民の割合が非常に高く、素晴らしいと思う。
通勤で高槻市に通っている中で、駅周辺の装飾や郵便ポストが将棋の形になっている等、「将棋のまち」を推進しているのを感じる。一方で、今まで推進していた、ハニワやはにたんが薄れている気がする。従来ブランディングしてきたものと新しくブランディングしていくもののバランスはどう考えているのか。
○観光シティセールス課
「将棋のまち」として推進しているところもあるが、はにたんも同じように前面に出している。先日もJR大阪駅のイベントではにたんも一緒に連れていっていき、大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクと一緒にダンスをした。知名度が上がっているため、写真を一緒に撮って欲しいという声もたくさんある。はにたんも「将棋のまち」も両輪で推進できればと考えている。
○委員
強みが1つ増えたと思っている。自身もはにたんが好きなので、是非推進していってほしい。
≪総括≫
〇会長
会議録は事務局で取りまとめ、各委員に送付すること。
〇事務局
今年度については本日の一度と考えている。今後、審議の必要性が生じれば改めて委員の皆様に連絡させていただきたい。