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令和7年度第1回高槻市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会の議事録

ページID:159244 更新日:2025年8月25日更新 印刷ページ表示

 

 

概要
会議の名称

令和7年度第1回高槻市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会

会議の開催日時

令和7年7月16日(水曜日)  午後2時から

会議の開催場所

高槻市役所 本館3階第2委員会室

事務局

(担当課)

健康福祉部 長寿介護課
傍聴者数

4名

出席委員

板倉委員、金沢委員、川部委員、きよた委員、河野委員、薦田委員、高家委員、土井委員、中島委員、横井委員

議題
  1. 高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画進捗状況(令和6年度)について
  2. 地域包括支援センター運営状況(令和6年度)等について
  3. その他
配布資料 ​(資料1)高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画 令和6年度進捗状況

(資料2)令和6年度 地域包括支援センター運営状況

(参考資料1)高槻市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会 委員名簿

(参考資料2)事前意見及び回答

主な審議内容

1.開会

【会長】

ただ今より、令和7年度第1回高槻市社会福祉審議会高齢者福祉専門分科会を始めさせていただきます。

本日は、委員全員で11人のところ、10人の出席をいただいております。

高槻市社会福祉審議会条例第6条第3項の規定により、本分科会は成立しております。

なお、傍聴の希望がありますので、高槻市社会福祉審議会傍聴要領に基づき、傍聴を許可しております。本日は、会議の円滑な進行の観点から、委員の皆様のご質問、ご意見、並びに事務局側の答弁も簡潔にお願いします。

2.議事

議事1:高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画進捗状況(令和6年度)について

○事務局より資料説明

議事1

(資料1)高槻市高齢者福祉計画・介護保険事業計画 令和6年度進捗状況

(参考資料2)事前意見及び回答

 

【会長】

ただいま事務局より、議事等の説明を受けました。

ここまでの説明に対して、ご質問、ご意見を頂戴したいと思います。

 

【委員】

ますます元気体操実施個所の増加は、介護予防マイスターが頑張ってくれているとのことで、私も地域の方が楽しみにしているのを知っているし、健康にも繋がるため、大事な活動だと思っています。今後も頑張ってほしいと思います。

 生活支援サポーターによる通院介助や家事等への支援が昨年より減少しているのは、有償ボランティアの利用が増えているとのことですが、私は骨折した際に生活支援サポーターを利用して、家具の移動や車いすの介助など、すごく助かったという話を伺ったことがあります。その方は臨時的な利用でしたが、物価が上がっている大変な状況で、生活支援サポーター事業は、もっともっと知られるべきだと思います。

 認知症に関する事業について、認知症になった人は、家族も含めて差別や偏見があり、認知症であることを隠しがちになります。そのため、認知症に関心のある方が集う場を設けるといった啓発事業は、重要なことだと思います。

 成年後見人については、周囲で勧められた人がいて、その人は体が悪いため、将来動けなくなったら施設を考える必要がある、という話の延長で勧められたそうです。しかし体と認知は違うのに、なぜこの人は成年後見人を勧められたのだろうと思いました。権利擁護等で大事な制度だとは思いますが、現状では一度利用すると、止めようと思ってもなかなか止めることができない制度なので、もっと慎重になるべきだと思います。

 ケアマネジャーについては、介護保険以外の業務や対応が困難なケースなど、本当に業務が過密になっていると思います。加えて、業務に見合う給与が支払われておらず、結果人手不足となり一人あたりの業務が増加するといった悪循環になっています。そのため、本来業務ではないシャドーワークと呼ばれる業務を、ケアマネジャーが行っている現状について、改善を検討して頂きたいです。

 

【会長】

今のご意見に対してはいかがでしょうか。

 

【事務局】

生活支援サポーターについては、さらに周知を図っていきたいと思います。

 ケアマネジャー不足については、国の方でもケアマネジメントに関する課題の検討会が行われているところですので、国の動向にも注視しつつ、本市としても状況把握に努めたいと思います。

 

【会長】

他にはよろしいでしょうか。

 

【委員】

 3点質問させていただきます。

 1点目は後見人制度について、費用がかかるとのことですが、市の助成金はありますか。

 2点目は15ページの市民後見人について、令和6年度は養成人数19人のうち受任された方が2人となっていますが、受任されていない方はどうなっていますか。

 3点目はケアマネジャーの業務について、知り合いから聞いた話なのですが、虐待や、健康状態、最終的には突然死された場合など、相談内容は介護のみではなく多岐にわたるそうです。市としては、そういったケアマネジャーの業務について話を聞いておられるのでしょうか。

 

【会長】

今のご質問に対してはいかがでしょうか。

 

【事務局】

 1点目の後見人の助成制度については、市の報酬助成が存在します。

 2点目の市民後見人制度について、この制度は受任するために、財産、コミュニケーション、住所等いくつか要件が存在します。この要件を満たした方のみが受任できるという制度ですので、令和6年度の受任件数は2人となっています。

 3点目のケアマネジャーの業務については、市の介護保険事業者協議会や日常の業務を通して伺っております。

 

【会長】

他にはよろしいでしょうか。

 

【委員】

13ページの虐待について、お尋ねします。

 私は制度というのは、小さなことをこつこつと積み重ねることで、良くなっていくものと考えております。そこで、(2)の警察通報件数の内訳は、どこからの通報なのかお聞きしたいです。それによって、次の施策が変わっていくのではないかと思います。

 

【事務局】

 通報は様々なところからされます。近隣の方が通報されるケースもありますし、通行人が叫び声を聞いて通報されるケースもあります。基本的にどこからの経路でも、事実確認を行って対応を行いますので、形を決めた対応方法というのが定まらないのが現状です。

 

【委員】

 13ページ(1)にマニュアル概要版をホームページに掲載したとありますが、虐待の種類は様々あり、その対等も様々かと思います。一つずつクリアにしていくことが、制度を良くすることに繋がるかと思いますので、通報・相談対応の検証を行う際は、是非次の段階を踏まえた検証を行っていただきたいと思います。

 

【事務局】

 現在も、対応した全ての案件において、モニタリングまで行っております。委員の意見を参考にし、引き続き対応していきたいと思います。

 

【会長】

他に意見はないようです。

それでは、ここで令和6年度の点検評価に係る総括を行いたいと思います。本分科会といたしましては、事務局からの説明及び資料から、概ね計画に沿った運営がなされていると評価できるのではないでしょうか。

また、本日、委員の方々から出た意見等を参考にして、事業運営に当たっていただくことを要望したいと思いますが、委員の皆様、いかがでしょうか。

 

(異議なしの声)

 

それでは、この件につきましては、以上といたします。

 次に、議事2について、事務局からお願いいたします。

議事2:地域包括支援センター運営状況(令和6年度)等について

○事務局より資料説明

 議事2

(資料2)令和6年度地域包括支援センター運営状況

(参考資料2)事前意見及び回答

 

【会長】

令和6年度の地域包括支援センターの運営状況について説明を受けました。委員の皆様方からご質問あるいはご意見等賜りたいと思います。

 

【委員】

三箇牧地域包括支援センターの同一法人引継ぎ割合が、昨年と比べて大きく減少している件について、同一法人の引継ぎが少ない方が好ましいというのはその通りだと思います。

 ただ、急激に減少したため、利用されている方へご不便をおかけしなかったかと心配しました。今回は、同一法人内でケアマネジャーの退職が重なったとのことで、やはりケアマネジャー不足の影響はあるのだと改めてお伝えしたいです。

 また、資料2の2ページについて、2点質問させていただきます。

1点目は、天川地域包括支援センターに主任ケアマネジャーがいない分、保健師を増やしているとのことでしたが、資料の人数は増やした保健師も含めているのでしょうか。

2点目は、阿武山・天川地域支援センターに定員に満たない期間があるようですが、問題ないのでしょうか。

 

【事務局】

 1点目の資料の人数については、増やした保健師が含まれています。

 2点目の阿武山・天川地域包括支援センターの定員については、兼ねてよりこちらも心配しており、何度か協議をしております。ホームページ等を見ても、手を尽くして募集しておられるようですが、主任ケアマネジャーがいない状況となっています。阿武山地域包括支援センターについては、主任ケアマネジャーが産休に入っているため、期限が限られていることもあり、代替職員を募集することが難しい状況にあります。

 ただ、虐待等の状況を見ても、現状は適正に運営されていると考えています。

 

【委員】

 保健師は、主任ケアマネジャーの業務を代行できるのですか。

 

【事務局】

介護予防ケアマネジメントという点においては、問題なく代行できるが、やはり主任ケアマネジャーという役割は大事な存在なので、地域包括支援センターには、早急に増やして頂きたいと伝えております。

 

【委員】

 現在、全国的に介護人材が減少していて、外国の方が働いている事業所が増えていると聞きました。高槻市では、どんな状況ですか。

 

【事務局】

 市において人員の配置は把握しておりますが、国籍までは把握しておりません。

 

【会長】

他にはいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

それでは、地域包括支援センターでは、適正な運営がなされていることについて、本分科会において、確認したということでよろしいでしょうか。

 

(異議なしの声)

 

それでは、この件につきましては、以上といたします。

予定されていた議事は以上ですが、最後に事務局から、連絡事項等はございますか。

 

○事務局より閉会挨拶

 

【会長】

それでは、これをもちまして、令和7年度第1回 高槻市社会福祉審議会 高齢者福祉専門分科会を閉会します。

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