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令和6年度 第3回高槻市子ども・子育て会議
令和6年11月22日(金曜日) 午後2時から2時40分
6名
傍聴希望者
石井 智子 委員
落合 幸子 委員
小島 雅一 委員
下埜 珠実 委員
鈴平 絹代 委員
津田 和美 委員
松本 栄治 委員
安盛 啓史 委員
保育幼稚園事業課
1. 「第三次高槻市子ども・子育て支援事業計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について
2. 「高槻市子ども計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について
資料1 第三次高槻市子ども・子育て支援事業計画(素案) (PDF:4.59MB)
資料2 第三次高槻市子ども・子育て支援事業計画(素案)に関するパブリックコメントの実施について(実施概要) (PDF:173KB)
資料3 第三次高槻市子ども・子育て支援事業計画(素案)策定に係るスケジュール(概要) (PDF:193KB)
資料5 高槻市子ども計画(素案)に関するパブリックコメントの実施について(実施概要) (PDF:49KB)
資料6 高槻市子ども計画(素案)の策定に係るスケジュール(概要) (PDF:43KB)
別紙 乳児等通園支援事業の量の見込みの補正について (PDF:211KB)
参考資料 高槻市子ども計画(素案)の修正箇所(新旧対照表) (PDF:133KB)
【会長】
案件1 「第三次高槻市子ども・子育て支援事業計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について 事務局より説明をお願いいたします。
【事務局】
<案件1 「第三次高槻市子ども・子育て支援事業計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について 説明>
【会長】
事務局より案件1の説明がありました。この件について、ご意見やご質問がございましたら、挙手をお願いいたします。
【委員】
パブリックコメントを12月20日から1月20日に実施し、結果報告が一か月後の2月になっています。意見が何件くるのかもわからないし、分析をどこまでして、報告内容をどの程度のものにするのかにもよると思いますが、可能な日程なのでしょうか。
【会長】
事務局、お願いいたします。
【事務局】
5年前の事業計画策定時も同様のスケジュールで進めておりますので、対応可能であると考えています。
【会長】
他にございますか。
【委員】
68ページの乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)についてお聞きします。すでに市内2ヶ所で試行的に事業の実施をされていますが、現在の利用の申込み状況と課題等がありましたら教えてください。もう1つ、令和7年度から11年度にかけて、提供体制を確保するために受入れ施設を順次増やしていくという説明がありました。受入れ先は教育・保育施設のみになるのか、幼稚園型以外の一時預かり事業を実施している施設も今後対象に含まれるのかを教えてください。
【事務局】
保育幼稚園事業課でございます。本事業については令和6年度4月より、幼稚園型認定こども園の高槻双葉幼稚園と幼保連携型認定こども園の日吉幼稚園の2園で実施しております。利用申込みの状況等については、4月から9月までの実施園2園の実績の合計として、すぐに利用されるつもりで申込みをされたり、今後のために登録をされた方は247人で、うち1回でも利用した方は188人、延べ利用人数が1,251人、延べ利用時間が2,248時間、実利用人数が553人、1人あたりの月平均利用時間が4時間となっております。この事業の課題等についてですが、週1回程度の利用のため、親子分離に時間がかかったり、日によって利用子どもが変わるため、子どもが場に安心感を持つまでに時間がかかることを聞いています。また、利用される子どもの月齢や個人差を踏まえた対応や利用者との関係構築には経験豊富な職員の配置が必要なところ、保育士の確保をはじめ職員体制を整えることが困難になっていることがあります。最後に受入れ施設の想定についてですが、国の検討内容においては、保育所、認定こども園、小規模保育事業所、幼稚園、子育て支援拠点、認可外保育施設等幅広い施設等での実施が想定されていることから、確保策としては様々な施設等での実施を想定したものとなっております。 一方で、本事業の認可・確認基準や単価、提供内容等が現時点において検討中となっているため、実際の確保にあたっては、制度内容が成立したのち、施設区分ごとに実施可能性や既存事業との関係性等を整理し、事業者へご案内する予定です。
【会長】
ありがとうございました。いかがでしょうか。
【委員】
利用人数がもっと少ないと思っていましたので、意外と多くの方が利用していて驚きました。この事業は広報誌に載せていたのでしょうか。利用者の募集は2園がかけられたのでしょうか。
【事務局】
この事業につきましては、広報誌には載せておりません。また、利用者募集につきましては、本事業を実施する日吉幼稚園と高槻双葉幼稚園で募集をしています。
【委員】
わかりました。ありがとうございます。
【会長】
ありがとうございました。他に何かございますか。
【委員】
パブリックコメントのやり方についての意見です。昔からパブリックコメントをよく見てきたのですが、どれもとても見にくいです。今回も70ページほどのPDFになっていますが、例えば目次にタッチすればそのページが見られるようにしてもらえると、見やすいのかなと思います。見にくくても興味がある人は見て、意見を書くことはあるかと思いますが、もっと見やすくする工夫をしないと、多くの意見が集まらないのではないかと思います。例えば11月に始まった「はにたん子育て応援アプリ」のようなパブリックコメントのアプリがあれば見る人も増えると思います。パブリックコメントをしていることは知っているけれども見にくいという理由で、言いたいことを言わない人がいる状況が少しでも減るような取組みをしていただければ良いと思います。
【会長】
ご意見として心に留めておいていただけたらと思います。よろしくお願いいたします。他に何かございますか。それでは案件1 「第三次高槻市子ども・子育て支援事業計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について に関しましては、ここで一旦、議論を終わらせていただきます。つづきまして、案件2「高槻市こども計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について 事務局より説明をお願いいたします。
【事務局】
<案件2「高槻市こども計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について 説明>
【会長】
事務局より案件2の説明がありました。この件について、ご意見やご質問がございましたら、挙手をお願いいたします。
【委員】
パブリックコメントの閲覧場所としていろいろなところが記載されていますが、インターネット上で見るホームページ以外の場所では置いてある物を見るということでしょうか。
【事務局】
おっしゃる通りで、基本的には紙媒体を閲覧していただく形で考えております。
【委員】
1部だけですか、それとも何部か置かれますか。
【事務局】
5部考えています。
【委員】
全部を見るのにかなり時間かかるので、1部よりたくさん置いてある方が同時に見ることができると思いました。
【会長】
他にございますか。
【委員】
今まで子ども・子育て会議で議論になる対象は小学生ぐらいまでと思っていましたが、「こども基本法」の資料を見て、この計画が対象とする「こども」とは青年期も入っていると気がつきました。パブリックコメントを行うときに青年期の人が対象に入っていることがわからないので、関係ないと思って見ない人が多いのではと思いましたので、わかりやすい工夫が欲しいと思いました。
【会長】
よろしくお願いいたします。他にございますか。
【委員】
5年間の計画期間に必要に応じて中間見直しを行うということですが、この必要に応じてというのは何をもって判断されるのでしょうか。
【事務局】
「高槻市こども計画」は来年の3月の時点では、基本形としてお示ししたいということを前回申し上げました。理由として、市町村のこども計画はこども大綱だけでなく都道府県のこども計画も勘案しなければならず、来年の春に策定予定の大阪府「子ども計画」の内容を勘案しなければならないこと、また、重要なこととして、こども基本法第11条に基づくこどもの意見反映について、来年度以降、本市においてもいくつか作業をしていくことになると考えており、今まで実施している施策に対するご意見や、大阪府の計画において新しい内容が出てくるかもしれません。そのような状況を踏まえて、おそらく1回は見直しをすることになると考えています。
【委員】
こども家庭庁のホームページの中にこどもが意見を言える場があるように、似たような場を高槻市も作ろうと思っているということですか。
【事務局】
国のパンフレットに記載されているこどもの意見聴取の具体例をベースに、来年度以降は何種類かの方法で実施していきたいと考えております。
【委員】
わかりました。これは子育てをしている大人が見るものというイメージがありますが、こども家庭庁の資料には振り仮名が振られており、こどもが意見を言って良いという作りになっています。高槻市も学校で教育されているIctを利用して自分の意見が言えるようにしたり、QRコードを利用して入りやすくして若者が気楽に見ることができるようにしたり、工夫をして欲しいと思います。そこに、こども家庭庁、高槻市のページのリンクを貼ってクリックしたら見ることができるようなシステムを作って、意見を集める方法がこの冊子だけにならないようにしてもらえたらと思います。
【事務局】
この冊子を見てもらっても、おそらく全てのこどものみなさんが同じ水準で理解していただくのは難しいと考えています。意見を出していただける環境づくりとして、市のホームページも1つで、もう少し入りやすい入口のページを別途考えようと思います。冊子だけにとどまらず、何らかの形で様々に検討していきたいと考えています。
【委員】
是非、こどもが入っていけるようなダイジェスト版のようなものを作っていただけたらと思います。
【会長】
他にございますか。
【委員】
以前、大阪府子ども施策審議委員会で、今回より多い資料をもらって説明を受けた時は資料の多さに驚いて何も意見を言えなかったのですが、その時は概要版もあった気がします。第二次計画の時は作成されたのでしょうか。
【事務局】
第二次計画でも概要版は策定しております。
【委員】
概要版を見る方が取っ付きやすいと思いますが、目次のようなものしかない1枚ものにまとめてしまうと、結局内容がわからないことがあるので、少し内容にも触れた4ページぐらいの方が意味もわかるので興味を惹かれて望ましいと思います。
【会長】
他にございますか。それでは案件2 高槻市こども計画」(令和7年度から令和11年度)の素案に対する意見募集(パブリックコメント)の実施について に関しまして、ここで一旦議論を終わらせていただきます。本日の案件についてはすべて終了いたしました。これまで各委員から出ましたご意見と、今後提出される意見の処理につきましては、私にご一任いただけますでしょうか。
【各委員】
異議なし
【会長】
それでは、事務局と調整し対応をさせていただきます。本日の案件は全て終了いたしましたが、事務局から何かありますか。
【事務局】
次回、第4回目の会議は、2月に予定しております。今後日程調整をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。案件は、パブリックコメントの結果報告や、4月に開園する施設の確認などを予定しておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
【会長】
以上をもちまして「令和6年度第3回高槻市子ども・子育て会議」を終了いたします。皆様、お疲れ様でした。
よくわかる「子ども・子育て支援新制度」子ども家庭庁<外部リンク>