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令和5年度第3回高槻市保健医療審議会 会議録

ページID:110142 更新日:2023年11月6日更新 印刷ページ表示

1 会議の名称

 令和5年度第3回高槻市保健医療審議会

2 会議の開催状況

開催日時

 令和5年9月28日(木曜日) 14時00分から14時58分

場所

 高槻市役所 本館3階 第2委員会室

公開の可否

 可

傍聴者数

 3名

出席委員

吉田 錦司、高鳥毛 敏雄、内田 晋子、保田 浩、山本 浩、石田 佳弘、生野 敦美、古前 美紀夫、金丸 恒雄、河野 公一、川端 正詳、森田 真子

3 議題

1「第4次・健康たかつき21」の策定に向けて

2 その他
 報告 「高槻市感染症予防計画」の策定について​

4 配布資料

 次第 (PDF:52KB)

 <資料1-1>第4次・健康たかつき21の目標項目及び目標値(一覧) (PDF:455KB)

 <資料1-2>【素案】第4次・健康たかつき21(第4章・第5章) (PDF:2.14MB)

 <資料2>「高槻市感染症予防計画」の策定について (PDF:293KB)

 <別 紙>「高槻市感染症予防計画」策定スケジュール(案) (PDF:62KB)

 事前に提出いただいたご意見・ご質問等に対する回答 (PDF:349KB)

5 審議の内容

​(​事務局​)​

ただ今から、令和5年度第3回高槻市保健医療審議会を開催いたします。

委員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、ご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。

私は、高槻市保健所次長の馬場と申します。議事に入るまでの間、事務局で進行をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

まず、審議会の定足数についてご報告申し上げます。

本審議会の委員数は17名でございますが、現在11名のご出席を頂いており、委員数の過半数に達しておりますので、本審議会は成立しておりますことをご報告申し上げます。

 

 

​(​事務局​)​

「出席委員の紹介、事務局職員の紹介」

 

​(​事務局​)​

続きまして、資料の確認をさせていただきます。

 

「資料確認」

 

資料に不備等はございませんでしょうか。不備がなければ、次に移らせていただきたいと思います。

 

​(​事務局​)​

なお、審議にあたりまして、各委員ご発言の際には、お席のマイク右下にございますボタンをオンにしていただきご発言をいただきますようよろしくお願いいたします。また、ご発言が終わりましたら、ボタンをオフにしていただきますようお願いします。

 

​(​事務局​)​

それでは、以後の進行は保田会長にお任せいたします。

保田会長よろしくお願いいたします。

 

​(​会長​)​

会長の保田でございます。それでは、会議が円滑に進むよう努めてまいりたいと考えております。皆さんのお力をお借りし、それぞれの立場から活発なご意見をいただきますよう最後までご協力のほどよろしくお願いいたします。

それでは、傍聴希望者の状況について、事務局から報告をお願いします。

 

 

​(​事務局​)​

現在3名の方が傍聴を希望されております。

 

​(​会長​)​

それでは、「高槻市保健医療審議会の会議の公開に関する要綱」に基づき傍聴を認めます。入室してください。

<傍聴者入場し、傍聴席へ>

 

​(​会長​)​

それでは、次第に沿いまして、審議会を進めてまいります。

議題(1)「第4次・健康たかつき21」の策定に向けてについて、事務局から説明をお願いします。

 

​(​事務局​)​

議題(1) 資料1-1、資料1-2の説明及び事前質問についての回答

 

​(​会長​)​

ありがとうございました。

ただいまの説明について、ご意見ご質問等はありませんでしょうか。

 

​(​委員​)​

事前質問と重なるのですが、前回の審議会の時にスクールカウンセラーの相談が8,000人以上、特に多い相談内容を教えてくださいというのを質問させてもらっていますが、いずれも、不登校、心身の健康、発達障害が全体の6割以上占めるとの回答をいただいておりました。

今回の休養・こころの部分で「一人で、悩みごとを抱え込まず、相談できる人・場所を見つけ、早めに相談します」とありますが、まず、このスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーは、小学校41校、中学校18校ある中で何名ぐらいいるのでしょうか。

 

​(​事務局​)​

それにつきましては、所管課が教育委員会教育指導課になるため、確認しないとこの場ではご回答できません。また改めてご回答させていただきます。

 

​(​委員​)​

はい、お願いいたします。

 

​(​会長​)​

他にご質問ございませんでしょうか。

 

​(​委員​)​

資料1-2、4-1ページから4-5ページにかけての一番中心になるところです。内容については、異論は全くないですが、少し整合性に欠けるのではないかと思います。

まず、4-5ページのイメージ図は高槻城をイメージしており、分かりやすくていいと思います。ただ、この図では、この城を建てる土台や石垣部分の個人では整えられない部分と、その上に乗っている「生活習慣の改善」や「生活習慣病の発症予防・重症化予防」という個人レベルの部分の2つがあり、それを視点1、視点2として4-2ページ、4-3ページに記載しています。

しかし、視点2のタイトルが「ヘルスプロモーションの考え方に基づく健康づくり」とあり、本文中の1行目では「健康づくりは個人の努力だけで成し遂げることは難しく」となっており、整合性に欠けていると感じます。

視点2では住民主体だけではできないという部分を明確に書き、地域をはじめとする個人を取り巻く社会環境から大きな影響を受け、そのために、ヘルスプロモーションの考え方に基づき健康づくりを支える社会環境の質の向上を図ることが重要であると記載しています。社会環境の整備という個人単位を超える表現をしていながら、視点2のタイトルが「ヘルスプロモーションの考え方に基づく健康づくり」というのは、何を言っているのか分からないかと思います。ですので、社会環境の部分の言葉をこのタイトルに入れてはどうか。また、一番最後に「社会環境の整備を推進します」と書いてあるため、高槻市(自治体)が受け持つという表現だと思うのですが、それに見合った視点2のタイトルをつけた方が市民にとって分かりやすいのではないか、そして、この高槻城のイメージと重ねて理解することがいいのではないかと感じました。

 

​(​事務局​)​

ご意見ありがとうございます。私どもといたしましては、市民が主体になって推進する部分と、行政が積極的に推進していく部分との対比ということで、こういう整理をさせていただきましたが、ご意見のとおり少し誤解を与える可能性もありますので、今一度検討し、決めたいと思います。

 

​(​会長​)​

ヘルスプロモーションの環境を整えるとは、具体的にどのようなことを示しているのですか。

 

​(​事務局​)​

例えば、ウォーキングのコースをこちらで設定し、提示をすることや、減塩メニューの情報提供をしていますが、そういった形で行政の方が仕掛けて、ある程度、誘導していくといった中身をこの視点2では考えています。

一方で、視点1は今の時代、色々な情報が溢れており、その中で取捨選択してより健康になっていくためには市民一人ひとりの意識や行動が重要になりますので、それぞれ、両方とも大事であるということを視点1と視点2という形で設置しました。

委員のご指摘にありましたように、少し整理しきれていなかったところもございますので、今一度検討したいと思います。

 

​(​委員​)​

了解いたしました。

 

​(​会長​)​

他にご意見等はございませんか。

 

​(​委員​)​

第5章 計画の取組内容「2.生活習慣の改善」のところですが、子ども期にバランスよく自分で選択できる力をつけますとありますが、私も市内で6カ所、子どもの支援をやっている中で、そもそもバランス良い食事をとりたくてもとれない子がいるのが現実で、その中で、この地域、関係機関、関係団体の取組の中で、地域のボランティアの協力により食事会を行いますと書いてありますが、これはそういった子どもたちのためにも何か食事会を開いてくれるようなイメージでいいのですか。

 

​(​会長​)​

資料で言いますと、何ページになりますか。

 

​(​委員​)​

5-4ページになります。地域のボランティアの協力により食事会を行いますと書いてありますが、地域と連携して何か食事会的なものを開いてくれるというイメージなのかというのを聞かせて下さい。お願いします。

 

​(​事務局​)​

こちらは健康たかつき21ネットワーク会員の取組を元に記載しており、この具体的な取組については社会福祉協議会の取組となります。

 

​(​委員​)​

やってくれるということですか。

 

​(​事務局​)​

本日は、社会福祉協議会の委員さんが欠席されていますので、具体のところをどこまでお答えできるか分からないのですが、すでに社会福祉協議会でそういったボランティア活動の食事会、子ども食堂などの支援をやっている部分はございます。そのことについて社会福祉協議会としては、今後も取り組んでいくということをこの計画の文書の中に採用した次第です。

委員は、子どもが自分で選択できる力をつけます、でも、その力をつけるような食事をとれる環境にない子どももいる、そういう部分とつなげておっしゃってくださったのですが、そこは、直接その部分を目的にした食事会であるかどうかというのは少し別になるかと思います。

どうしても一般的な話から漏れる福祉的な支援が必要な子どもや世帯があるとは承知していますが、市民の取組のところでは、いわゆる一般的なことで記載させていただいています。自分たちで日々食事をとっている子どもたちが、自分で考える力を身につけていく、それは、給食の場であっても家庭の場であってもという意味合いで記載させていただいているとご理解いただきたいと思います。

 

​(​委員​)​

はい、ありがとうございます。

 

​(​会長​)​

例えば、子どもの生活習慣病の予防であれば、医師会と大阪医科薬科大学が中心に関わっている肥満児健診は、毎年対象者を絞り、今回はそのハードルを少し上げて肥満度30%以上を各医療機関で診るようにしています。また、コロナの影響で少し太った子が非常に増えているのは現状ですけれども、子どもの生活習慣病に関しては、その辺でチェックできていると思います。

今、ご意見いただいた子ども食堂は、生活習慣病とは外れた貧困とかそういう方向だと思います。今回の健康ということに関しては、我々、医師会でもチェックしていますので、これからも毎年実施し、指導していくということによって効果が出てくればよいと思っている次第です。

 

他にご意見等はございませんか。

 

​(​委員​)​

質問に対する回答ありがとうございました。最後の5-23ページの市の取組としていろいろやられていることを存じ上げなくて申し訳なかったです。「健康だより」はすごく素晴らしいと思うのですが、せっかくこのような取組を行われているので、例えば、カレンダー欄に高槻市として啓発等に取り組んでいる日が分かれば、学校の保健の先生等が保健だよりを作るときに、参考にされて10月だったらがん検診の受診勧奨に高槻市で取り組んでいますとなると、お父さん、お母さんを含めて検診に行くことが大切であるというお便りを発行したり、また、減塩の日であれば、スーパーでの取組に活用するなどできるかと思います。

全体での取組としてどういうことを行っているかがわかる一覧があれば、市全体でヘルスプロモーションができるのではないかと思いました。

 

​(​事務局​)​

はい、ありがとうございます。来年度の「健康だより」を作成するにあたりまして、健康づくり推進協議会や社会福祉協議会と協議しながら、そういった情報も盛り込んでいけるように考えていきたいと思います。

 

​(​委員​)​

ありがとうございます。

 

​(​会長​)​

他にご意見等はございませんでしょうか。

 

​(​委員​)​

資料1-1、目標値(一覧)の1栄養・食生活・食育について、私自身も少し、メタボでこの健康増進計画そのものでは、肥満を問題・課題としてきています。

最近、気になるのは、肥満や痩せなど食習慣と離れたところで、特に、10代後半の女性の摂食障害的な人が増えてきていることです。

私自身、大学にいるということもあり、卒業研究などでも学生が、それに類したことをテーマにされる。なぜ、それを選ぶのかというと、結構それに苦しんでいる学生が増えているからです。目標項目1-2にある、適正体重を維持している人の割合として、小児期、乳児期からの肥満ということで、10歳、13歳の肥満傾向児と目標に入れておられますが、次世代から考えると重要な思春期から20代前半の女性の健康についてはどう考えるのか。

それは、野菜を食べないといけないことや、カロリーを取らないといけないとしても、容姿を気にするなどいろいろな理由で無理をして摂食障害になってしまう方がいる。

大阪公立大学の医学部の精神科では、摂食障害専門の研究室もあり、そこでも患者さんが増えていると聞いています。

話を戻しますが、この思春期の時期の適正体重についても、何らか個人や社会的にも少し注目して取り組む必要があるのでないかと思います。行政でできるかは別にして何か取り入れないといけない状況になっているのではないかと感じております。

この健康増進計画の目標からは外れてしまいますが、他の行政計画の中で検討してもらえないかという意見です。

 

​(​事務局​)​

ご意見は重々わかるのですが、「健康たかつき21」の中で、それを具体的に取り上げられるかというと、国、府の計画と整合性を図りながら目標設定しておりますので、痩せについても、20歳から39歳女性の痩せという項目があるのですが、思春期の年代の女性の痩せを目標数値にできるかというとなかなか難しいところもあります。

そこは宿題ということで、預からせていただきたいと思います。ご意見ありがとうございました。

 

​(​会長​)​

他にご意見等はございませんでしょうか。

 

​(​会長​)​

それでは、議題(2)の「その他」に進ませていただきます。

 報告 「高槻市感染症予防計画」の策定について、事務局から説明をお願いします。

 

​(​事務局​)​

議題(2) 資料2及び「別紙」について説明

 

​(​会長​)​

ただ今の説明について、ご意見ご質問等はございますでしょうか。

 

​(​委員​)​

感染症対策は、関係者が一体となって実施していくべきものであるため、ご報告いただいた形で、進めていかれることについては、全く異論ございません。確認ということで質問させていただきます。

大阪府の感染症予防計画と整合性を図るため、この都道府県連携協議会は、大阪府では政令指定都市や中核市の予防計画の策定に向けて、医療機関など医師会等の関係者も含まれている場であると理解してよろしいでしょうか。

 

​(​事務局​)​

はい、今おっしゃっていただいたとおりです。連携協議会は医療機関の関係者等が構成員となっており、その方々からもご意見等をいただくなど、大阪府や保健所設置市である高槻市の予防計画について協議を行い、策定していく場でございます。

 

​(​会長​)​

素案については、今後、この保健医療審議会で報告されるということですか。

 

​(​事務局​)​

はい、そうです。予定としまして、次回11月頃に、素案とパブリックコメントを実施するという旨を御報告させていただきます。

 

​(​会長​)​

わかりました。

 

その他、委員の方から何かご意見・ご質問等はございませんでしょうか。

 

​(​委員​)​

1点だけ素案の見方なのですが、前回の3次計画の行政の取組は非常に具体的だったのですが、今回は簡略化されている理由としましては、行政の取組はあまり具体的に書くと柔軟性に欠けるとか、そういうことでしょうか。

 

​(​事務局​)​

前回計画との違いですが、ご質問のとおり前回は所管課まで含めた細かい取組内容を載せていましたが、今回は、まず読みやすさと分かりやすさというのを優先しまして、簡単に分かりやすく記載しております。

ただ、こういった詳細な行政の取組一覧も計画冊子の巻末に資料として、別途、付けさせていただく予定にしております。

 

​(​委員​)​

ありがとうございます。

 

​(​会長​)​

他にご意見等ございませんでしょうか。

 

​(​委員​)​

第4次計画という段階なのですが、今回の計画でも住民主体という言葉を入れていますが、資料1-1目標項目の最後の10-4の「第4次・健康たかつき21を知っている人の増加」として目標値65%につながるのかという素朴な疑問です。

そこが大事なことですが、住民主体ということで進めようとすると、もう少し「健康たかつき21」やそういう施策が存在しているという周知を図ることが、本当は一番優先されるべきではないかと思いました。

 

​(​事務局​)​

「健康たかつき21」の周知についてですが、実際、イベント等だけではなくて、地域での出前講座に講師を派遣しており、そういった場の冒頭で当課の保健師から「健康たかつき21」の説明をその都度させていただいたり、あるいは、保健センターに健(検)診等で来ていただいた方にアンケートを取ったり、そういった地道な活動を通して、認知度を向上させて、「健康たかつき21」を知り、健康づくりのきっかけとなっていただければと考えております。

 

​(​会長​)​

こういうのは、イベントとかをするのですか。

 

​(​事務局​)​

イベントは「健康・食育フェア&健康たかつき21シンポジウム」であり、毎年9月の第1日曜日にやっています。

 

​(​会長​)​

その認知度が36.8%しかないのですか。実際、50%くらいになりそうな感じですが。

 

​(​事務局​)​

これは市民アンケートの結果ですので、高齢者の方、若い方も含めたアンケートになります。高齢者の方、特に女性に限ればこの認知度はもっと高いです。

 

​(​会長​)​

わかりました。

ご意見・ご質問等はございませんでしょうか。

特に質問がないようですので、本日、各委員からいただきましたご意見の処理につきましては、会長の私にご一任いただいてもよろしいでしょうか。

 

<異議なしの声>

 

それでは、事務局と調整しながら、必要な対応をさせていただきます。それでは事務局に進行をお返しします。

 

​(​事務局​)​

ありがとうございました。次回の審議会の開催日時等についてですが11月21日(火曜日)を予定しております。

改めて、ご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

本日は、貴重なご意見、ありがとうございました。

それでは、これをもちまして、令和5年度第3回高槻市保健医療審議会を閉会いたします。委員の皆様、ありがとうございました。

 

以上

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