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かむことは、脳の血流を増加させ、認知症の予防につながります。しっかりかむことができるように歯や歯茎を健康な状態に保ちましょう。口腔ケアは長生きの第一歩。
歯周病などで歯がほとんどなく、かめない人は、20本以上歯がある人と比べて認知症になるリスクが約2倍になることが分かっています。また、歯周病菌はアルツハイマー型認知症の一因となるアミロイドβが脳に蓄積するのを早めてしまいます。
次の症状があったら早めに歯科医を受診しましょう。
歯ブラシで落ちる歯こうが58%であるのに対し、歯間ブラシなどを併用することで95%になると言われています。1日1回は歯間ブラシを使ってお口を清潔に保ちましょう。
効果的な使い方
3から6か月に1回は歯科健診を受診することを習慣にしましょう。市の制度を活用すると毎年1回無料で受診できます。
口周りの筋肉を鍛えて、しっかり口を動かしてかめるようになりましょう。唾液の分泌も促進され、口の中を清潔にする効果があります。
お口の体操のフルバージョンをYouTubeに公開中。毎日2セットを習慣にしましょう。