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スタート すこやかエイジング 「え、何て?」は大事なサイン 気のゆるみがお口のゆるみに

ページID:105664 更新日:2023年10月27日更新 印刷ページ表示
会話中に「え、何て?」と聞き返されることが増えていませんか。その原因は、マスク生活が長引いたことによるお口の衰えかもしれません。いつもマスクで覆われていると口元の緊張感がなくなり、表情筋や舌の筋肉が衰えてきてしまいます。それにより、滑舌が悪くなり聞き返されることが増えるということが起こります。

滑舌チェックをしてみましょう

早口で以下の文を3回ずつ言ってみましょう。


・社長は退出中(しゃちょうはたいしゅつちゅう)

・視聴率調査中(しちょうりつちょうさちゅう)


この早口言葉はもともと発音しにくい「サ行」と「タ行」で主に構成されています。何度も同じところで言い間違えるという方は舌の筋力が衰え、舌の位置が正しくない可能性があります。正しい舌の位置は、自然に口を閉じたときに舌の先が上の前歯の裏にあり、舌全体が上顎についている状態です。舌先が前歯や下顎の歯に当たっているという方は筋力が衰えたせいで舌が下がっている「低位舌」であると考えられます。

低位舌

舌の筋肉を鍛える発声練習をやってみましょう

この体操は舌の位置を正しく戻し滑舌が良くなるだけでなく、口呼吸を鼻呼吸に改善する効果もあります。また、飲み込みや唾液の分泌促進・いびきや歯ぎしりの改善などにも効果があります。1日に「パパパ・タタタ・カカカ・ラララ」と3回ずつ繰り返すのを3セット行うことで効果が出てきます。継続して行ってみましょう。

パタカラ

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