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リストを公表!悪質な通販サイトにご注意!
インターネットの通販サイトを利用した人から、「海外発送となっていたが商品が届かない」「注文した商品と違うものが届いた」などの相談が寄せられています。その中には、日本語表記ではあるものの海外事業者が運営する通販サイトであるため、事業者との交渉が困難なケースや、そもそも連絡が取れないケースも多くみられます。海外の事業者の場合、消費生活センターではあっせん(消費者と事業者の間に入り解決をお手伝いすること)ができませんので、国民生活センターの越境消費者センターをご紹介しています。
越境消費者センターでは、「悪質通販サイト情報」としてリストの公表を始めました。リスト掲載のサイト以外にも悪質通販サイトを見極めるポイントを紹介ししていますので、通販サイトで商品を購入する前に参考にしてください。
事例
【事例1】
通販サイトでサングラスを注文し、代引き配達で受け取った。ところが、不良品だったのでサイトから返品の申し出をし、受理した旨のメールがきたが、その後連絡がない。メールも日本語が変だった。(20歳代)
【事例2】
子どもから買ってほしいと言われた商品。送られてきた通販サイトのURLから申し込んだ。支払いが、電子マネーだけだったのでコンビニでギフトカードを購入して支払った。しばらくして、通販サイトから欠品のため〇〇Payで返金すると連絡があった。指示通りに操作したら、20万円を送金してしまっていた。(50歳代)
アドバイス
あやしいサイト?!買い物の前にチェック!
通販サイトには、悪質なサイトも混じっています。
価格が安いなど「おいしい情報」だけで判断してはいけません。悪質な通販サイトの特徴を知り、少しでもあやしいと感じたら注文をしないようにしましょう。
次のような特徴がみられる場合は、注文する前に、信頼できる通販サイトか否かを慎重に判断してください。
- サイト内の日本語が正しく表記されていない
- 市場では希少なものがこのサイトでは入手可能となっている
- ブランド、メーカー品で価格が通常より安い
- 支払方法が限定されている
- 振込先の銀行口座の名義が個人名である
- キャンセル、返品、返金のルールがどこにも記載されていない
- サイト上に事業者の名称、住所、電話番号が明確に表記されていない
悪質通販サイトのトラブルにあわないために(越境消費者センター)<外部リンク>
「〇〇ペイで返金する」に注意!
通販サイトのトラブルでは、商品代金を返金する手続きだといいながら、実際は新たにお金を送金させる詐欺も多発しています。詳しくは、次のページをご覧ください。
【新手の詐欺】「○○ペイで返金します」に注意!-ネットショッピング代金を返金するふりをして、送金させる手口-(国民生活センター)<外部リンク>
相談窓口
- 国民生活センター越境消費者センター(Cross-border Consumer center Japan:略称CCJ)<外部リンク>
- 海外の事業者との間での取引でトラブルにあった消費者のための相談窓口です。
相談は、まずはご自身で事業者と交渉し、それでも解決しなかった場合、越境消費者センターの相談受付フォームから相談してください。回答はEメールになります。また、チャットでの相談もできます。
- 高槻市立消費生活センター 電話:072-682-0999
- 海外事業者とのあっせんはできませんが、解決のためのアドバイスを行います。