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令和5年度高槻市市民避難訓練(南東地域)【令和5年11月実施済】
高槻市市民避難訓練について
平成26年度から市内を4分割(概ねJR東海道本線で南北、芥川で東西)した中で、順次実施しています。
大阪府北部地震や市全域大防災訓練での取組を踏まえ、地域の状況に応じた避難行動や長期化を見据えた避難所運営などについて、市民が主体的に訓練内容を企画し、行政と協働して訓練を実施しています。(※写真は過去に実施した訓練の様子です。)
(段ボールベッド等設営訓練の様子) (マンホールトイレ設営訓練の様子)
日時【訓練は終了いたしました】
令和5年11月26日(日曜日)午前10時から正午まで
目的
大阪府北部地震での経験や市全域大防災訓練での取り組みを踏まえ、地域の状況に応じた避難行動や長期化を見据えた避難所運営などについて、更なる習熟と防災意識の高揚を図ることを目的とします。
対象者
市内南東地域の市民(対象地域以外の市民も南東地域の訓練会場で参加することは可能です)
訓練会場
名称 | |
---|---|
小学校 | 西大冠小・桜台小・冠小・竹の内小・南大冠小・桃園小・五領小・高槻小 |
中学校 | 第六中・五領中 |
その他 | 春日ふれあい文化センター・庄所コミュニティセンター |
当日の流れ
訓練の実施内容は、各会場で異なります。以下は基本的な流れとなりますが、訓練の機会に改めて確認を行いましょう。
準備等(訓練開始まで)
- 地震に備え、自宅で家具の固定や危険個所などを改めて確認します。
- 非常持ち出し袋の内容物の点検・確認や、避難場所の確認を行います。
地震に備える
訓練開始(10時00分)
- 訓練対象地域内の防災行政無線(屋外スピーカー)から訓練開始をお知らせします。
- 大きな地震が発生したとの想定の下、各自身を守る訓練を実施してください。
- 訓練に参加している家族や近所の人の安否確認を行いましょう。
- 非常持ち出し袋を持ち出せるように準備してください。(実災害時は、貴重品等も持ち出しする場合がありますが、訓練会場内では貴重品を含めて参加者自身が責任をもって管理する必要がありますので、訓練であることを踏まえて貴重品は持ち出さないなど、参加者各自でご判断ください)
避難行動(10時25分頃まで)
- 電気ブレーカーやガスの元栓の場所を確認しましょう。(訓練のため、ブレーカーを落としたり元栓を閉める必要はありません)
- 開設された避難所(訓練会場)を市ホームページで確認し、必要な場合は避難経路もあわせて確認してください。
- 避難行動中、余震などによる怪我を防ぐため、ご自宅にあればヘルメットなどを準備します。
- 近隣の様子を確認しながら、訓練会場へ移動(避難)します。訓練に参加する近所の人や高齢者などサポートが必要な人と一緒に、自治会単位など集団で移動しましょう。
避難所開設情報 ※訓練実施中は、訓練であることを明示のうえ、訓練会場を避難所として開設中の表示を行います。
避難所・緊急避難場所
防災情報の入手に役立つページ
防災ポータルサイト「高槻防災」
訓練会場での受付(10時30分頃まで)
- 受付では男女別の人数を申し出してください。(受付が混雑する場合は、自治会単位で受付しますので、代表者が人数内訳を申し出てください)
- 訓練会場内では、地域住民の代表者や施設管理者、市職員等の案内に従って行動してください。
- 長期開設時の避難所運営は、地域住民が主体となった避難所運営委員会が主体となり、避難者や地域住民が協力して運営することとなります。参加者に各訓練で協力をお願いすることもありますので、当日は動きやすい服装や軍手などをご持参ください。
避難所運営について
訓練参加(11時45分頃まで)
- 主に避難所運営訓練に参加することとなります。(例:マンホールトイレ組立や給水タンク組立など)
- 情報収集伝達訓練を行います。(実災害時は避難所までに見た被害を報告したり、市からの支援情報を避難所内のホワイトボードなどで周知します)
※訓練会場ごとに各訓練の実施時間や内容は異なります。詳細は、当日会場でご確認ください。
訓練終了(11時45分頃から12時00分頃)
- 会場内は元通りにし、通常利用できるようにご協力をお願いします。
- 帰宅後、改めてご自宅での備えについて検討し、防災への対応力を向上させましょう。
注意事項
- 自宅出発までに「防災ハンドブック」を参照し、非常持ち出し袋を訓練会場までご持参ください。
- 上履きの持参など、防寒対策は各自でお願いします。
- 訓練会場への車・バイク・自転車の乗り入れは原則できません。
- 訓練会場での各訓練に積極的にご参加ください。ただし、一部の訓練メニューに関しては、人数の制限等により参加できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- 今後の訓練検討や啓発活動などのため、訓練会場内の様子を撮影し、市ホームページ等で公開することがあります。撮影を希望されない場合は、受付でお申し出ください。
- 会場内では貴重品等を各自で管理いただき、ゴミは各自お持ち帰りください。
実施結果
令和5年11月26日(日曜日)に、市内南東地域を対象として令和5年度高槻市市民避難訓練を実施しました。
当日は12箇所の避難所を訓練会場として開設し、合計で約1700人が参加し、避難所運営訓練や地域独自の訓練等を行いました。
防災訓練は、災害発生時の避難行動・避難経路・避難場所の確認や避難所の運営を体験できる良い機会です。今年度は市内南東地域を対象として実施しましたが、今後も1年に1回程度、市ではいずれかの地域を対象として市民避難訓練を実施する予定です。災害対応力の向上をはじめ、地域住民同士の顔の見える関係を築くためにも、ご家族やご近所の方と一緒に積極的に訓練に参加しましょう。