ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 医療・健康 > 健康づくり > 食育ネット > 食育ブログ > 令和2年度 > おやつで楽しくバランスアップ

本文

おやつで楽しくバランスアップ

ページID:005397 更新日:2023年3月30日更新 印刷ページ表示

子どものおやつは、第4の食事

子どものころ、3時のおやつが楽しみだった方も多いのではないでしょうか?
大人のティータイムは、仕事や家事の合間のリフレッシュタイムですが、子どもの
おやつは食事を補う役割があります。つまり第4の食事です。
幼児期は、成長のためにエネルギーや栄養素をたくさん必要としていますが、小さな体は胃の大きさもミニサイズ。多くの食事を一度に食べられないので、朝昼夕の三食プラスおやつで食事を補います。
目安量は、1日の所要エネルギー量約1,000カロリー(1歳)から1,500カロリー(5歳)の約1割。1歳では100カロリー、5歳で150カロリー程度です。
回数は午後1回が基本ですが、1,2歳児は1回に食べられる量がより少ないので、
午前と午後2回に分けてもよいでしょう。なるべく同じ時間にして、3食のリズムを崩したり、だらだら食べたりしないように気を付けましょう。
内容は、エネルギー、カルシウム、ビタミン、ミネラルなど、普段不足しがちな栄養を、その子に合わせて補えるメニューが理想的です。小さめのおにぎり、パン、おいもなどの炭水化物に、牛乳やちりめんじゃこなどのカルシウム源、ビタミンの多い果物などを組み合わせましょう。
お楽しみの時間でもあるので、ホットケーキ、プリンやゼリー、クッキーなどの日があってもいいですが、市販のお菓子は油分や糖分が多いので、食べる量や頻度に気を付け、成分表示をチェックして、添加物の少ないものを選びましょう。
新型コロナウイルスの感染予防のため、おうち時間の増えるこの冬、親子でおやつ作りをするのも楽しいですね。「親子で手作りおやつ」と聞くと、ちょっと大変・・・と思われるかもしれませんが、油分や糖分を調節でき、添加物もないので安心して食べさせられます。ゆでたマカロニにきな粉をまぶすだけの「マカロニきな粉」、食パンにチーズとちりめんじゃこを乗せた「じゃこトースト」、レンジで加熱したさつまいもをつぶして、お砂糖、バター、牛乳を混ぜてまるめた「かんたんスイートポテト」など、簡単なものから始めてみませんか?

親子で楽しめる、おやつクッキング講座

高槻市立子育て総合支援センター「カンガルーの森」では、年に9回の予定で親子おやつクッキング講座を開催しています。(2歳から3歳5か月対象。各回親子8組。参加費200円)
小さいお子さんも安全に楽しめて、お母さんやお父さんと一緒に頑張って作ったという達成感を得られるような内容になるよう工夫しています。
次回は、令和2年12月16日、12月21日、令和3年1月18日に、ほかほかでおいしくて、かわいい「どうぶつかぼちゃまん」を作る予定です。ぜひご参加ください!

親子で楽しめる、おやつクッキング講座の画像

記事作成:子育て総合支援センター(686-3030)