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令和4年度第1回高槻市文化振興審議会
日時:令和4年9月29日(木曜日)
出席委員:8名
1 案件
会長 |
1 開会 ・ただ今より、令和4年度第一回高槻市文化振興審議会を開会します。 ・2名が欠席。8名が出席しているため、会議は成立。 ・開会にあたって、事務局からの連絡事項をしてもらう。
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事務局 |
・開会に先立ち、まちにぎわい部長の挨拶。
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街にぎわい部長 |
・挨拶
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事務局 |
・対面での審議会が2年ぶりとなるため、委員及び出席者の紹介。 ・委員紹介。 ・職員紹介。 ・出席者紹介。
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会長 |
・傍聴人の確認。
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事務局 |
・1名。
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会長 |
・審議会の公開に関する要綱及び文化審議会傍聴要領により許可をする。
(傍聴者入場)
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2 案件
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会長 |
・それでは審議に入ります。 ・案件1 第2期高槻市文化振興ビジョン前期実施計画に係る進捗状況報告を事務局からお願いする。
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事務局 |
・資料の確認。 ・資料1の説明。
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会長 |
・ご意見、質問のある人はいるか。
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委員 |
・全体の話で、各事業の予算執行額は出さないのか。
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事務局
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・各事業の予算を計上することは可能だが、文化事業が基本、単年度会計となるので、進捗状況での説明が難しい。 ・量的な部分や回数などで進捗状況を説明していこうと考えているため、予算の記載は検討していない。
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会長 |
・これに対しての意見はあるか。
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委員
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・他の計画、例えば生活福祉事業報告などは、予算執行額を出している。 ・高槻市として文化芸術振興の予算を把握する意味で必要ではないか。 ・コロナの影響で、文化芸術の世界も大変となっている、公的な部門が支えていかなければいけないので、予算執行状況について個別には難しいとしても、全体として出してもいいのではないかと思う。
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会長 |
・とてもいい指摘だと思う。 ・事業により性格が違うため、予算を一緒に付記することで分かりにくくなるかもしれないが、文化にかかる予算を把握すると良いのでは。事務局として検討は可能か。
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事務局
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・文化振興ビジョンの中には、市主催の事業と、市民が主催の事業があるが、予算は市のもののみになるため、少し偏りができる。
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会長 |
・高槻は文化に非常に力を入れている市だと思うので文化振興にかける予算が掲載されてないのはもったいない。市民の事業と市の事業をどう区分するかも含めて宿題とする。 ・報告の中で、コロナによる事業の取りやめが数年に渡り、ブランクによる再開への気概があるのかという部分について、現場の感触はどうか。
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事務局 |
・統計をとっている訳ではないが、再開し始めたイベントで、今までにない応募数や、定員に達する日数がコロナ以前より早いなど、市民の中にも行動を起こす気持ちがあると思う。 ・この機運は今後の展開へのチャンスではないか。
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会長 |
・ほかに何かないか。
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委員 |
・策定経過がわからないので、現ビジョンの意図から外れるかもしれないが、産業の審議会では、市の売り、メインの事業からぶら下がるような、施策を取っている。文化振興施策には、多様な項目があり、それ自体はいいが、どれが目玉になり、どうぶら下がってるのかがよく見えない。 ・8つの施策に分けられているのが、なぜバラバラなのか。子どもなら子どものイベントでまとめれば、もっと大きいイベントができるのではないか。例えば音楽で高槻ジャズストリートは全国レベルの一大イベントになっている。 ・ほかの芸術の展示イベントなども統合し規模を大きくして行えば、積極的に参加するムードが市民の中に沸き起こるのではないか?
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会長 |
・事務局から意見はあるか。
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事務局 |
・大きなイベントをすることで、たくさんの人に見てもらうような機会を作ることの他に、参加する機会を作るということも文化には必要と考える。 ・人がたくさん集まるイベントに参加できる方、近くの公民館やコミュニティセンターの参加しやすい時間帯に開催されるようなものになら参加できる方など、いろんな切り口で文化を届けるということも文化の振興に効果がある。 |
会長 |
・この報告を作ること自体が大切である。他の部局の事業を見ることで、自分たちの事業見直しの契機になるのではないか。 ・高槻にはすでに目玉になる事業がいくつかあるが、大きな事業になる過程は、行政が事業をくっつけるのではなく、お互いがくっついていくというのが望ましい。
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委員 |
・「将棋」、「市民活動への補助」、「公民館」、「地域コミュニティ」、「子供」のようなキーワードで事業が引っ付かないのか。その接点をつけることで、公民館とか地域コミュニティがより豊かになるのでは。
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会長 |
・初めてこの進捗状況報告書を読んだ感想として、そういう受けとめがあるということと、一つの提案として何か工夫をする余地があれば、事務局は考えてください。 ・他に意見はないか。
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副会長 |
・市としての、文化活動とか事業を積極的に皆さん方に、PRしてるということを感じる。文化振興ビジョンが一つの基礎となり、それぞれの文化活動がある。
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会長 |
・ありがとうございます。
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委員 |
・この審議会は、「文化とは何か」というところから始まったと思うが、非常に多様なものである。また、文化レベルを上げていこうっていうのは、都市確認にもなり当然必要なことである。 ・ただ市民の多様なニーズを市でどうリードしていくか非常に難しいと思う。
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会長 |
・ありがとうございます。
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委員 |
・文化事業をすることは人間らしく生きることと思う。将棋という一つの文化の中で生きてきたが、たくさんの文化があり、よくしようとする熱意、そのエネルギーのようなものを感じ、今日は感心することばかりです。
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会長 |
・ありがとうございました。
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委員 |
・進捗状況の報告で、コロナの中でも、満足度が高いという部分は素晴らしい。また、小中学生の発表の場やアウトリーチなど文化に触れる場の提供や地域に開かれているなど改めて勉強になった。 ・今後クラブ活動が地域移行していくと言われているがその辺りも支援いただければありがたいと思う。
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会長 |
・ありがとうございました。
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委員 |
・現在、高槻市の市民団体やNPO団体が200ぐらい登録ある中間支援組織にいるが、「地域共生社会」をキーワードに、文化に触れる機会を増やし、生活が豊かになるようにサポートしていきたい。
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(2)「高槻城公園芸術文化劇場」整備の取組について
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会長 |
・資料2について事務局より説明をお願いする。
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事務局 |
・資料2の説明。 ・令和5年3月の新施設開館を契機にまちのにぎわい創出を図り、中心市街地の交流人口の増加につなげていきたい。
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会長 |
・この時点でご質問はないか。
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委員 |
・評価指標の達成状況で、目標値が達成できなかった場合、何かペナルティーがないのか。 ・計画区域に安満遺跡公園が入ってるが、評価指標の施設の年間利用者数では、市民会館、芸術文化劇場のホールとしろあと歴史館となっており、安満遺跡公園は入らないのか。
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事務局 |
・目標値に達しなかったことによる罰則等はない。 ・評価指標のうち自転車通行量等に関しては、安満遺跡公園の利用に関する影響は幾分反映されている。 ・施設の年間利用者数は、当初からこの文化施設を中心に係数を設定していたので、安満遺跡公園は入っていない。
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会長 |
・ネーミングライツの契約はそれぞれどうなっているのか。また、寄付金の中にその金額は含まれるのか。 ・先日行われたインタールードは、どのくらいの参加があったのか。
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事務局 |
・ネーミングライツについて、トリシマホール(大ホール)は年間300万円の10年間。太陽ファルマテテックホール(小ホール)は、年間100万円の10年間で契約しており、寄付金には含まれない。 ・台風で1日中止はあったが、二つのプログラム両方で1,000名を超える方が参加した。
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会長 |
・他にはないか。
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副会長 |
・意見ですが、評価指標に自転車交通量で評価されているが、今後高齢化が進む中で自転車に乗れなくなったような高齢者も参加できるような対策を考えていかなければいけない。
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会長 |
・大切なことだと思う。 ・審議会はこれで終了する。 |
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以上 |
資料1-1 第2期高槻市文化振興ビジョン前期実施計画進捗報告書(1) (PDF:418KB)
資料1-2 第2期高槻市文化振興ビジョン前期実施計画進捗報告書(2) (PDF:273KB)
資料2 「高槻城公園 芸術文化劇場」整備の取組について (PDF:2.45MB)