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会議の名称 | 令和4年度第1回 高槻市国民健康保険運営協議会 |
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会議の開催日時 | 令和4年9月29日(木曜日)午後2時から |
会議の開催場所 |
高槻市役所 本館3階 第2委員会室 |
公開の可否 | 可 |
事務局(担当課) |
国民健康保険課 |
傍聴者の数 |
2名 |
出席委員 |
岡島・野中・吉田・藤井・野村・平松・甲斐・本田・甲斐・平田・高島・中村 |
会議の議題 |
議題(1)会長及び会長代理の選出について 議題(2)会議録署名委員の指名について 議題(3)令和3年度 国民健康保険特別会計決算について 議題(4)令和4年度 国民健康保険料率等について 議題(5)「高槻市国民健康保険 第2期データヘルス計画」の取組状況について |
配布資料 |
資料1 令和4年度 第1回高槻市国民健康保険運営協議会 資料2 「高槻市国民健康保険 第2期データヘルス計画」の取組状況について 資料3 事前に提出いただいたご意見・ご質問等に対する回答 |
運営協議会の内容 |
下記のとおり |
(事務局)
定刻となりましたので令和4年度第1回国民健康保険運営協議会を始めさせていただきます。
委員の皆様にはご多忙のところ、本審議会委員を快くお引き受けいただきましてありがとうございます。
本日は、会長に会議を進行していただくところではございますが、会長が選出されるまでの間、進行を務めさせていただきます国民健康保険課長の内藤でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、事務局より委員の皆様のご紹介をさせていただきたいと思います。お手元の名簿をご覧ください。
(事務局)
(委員の紹介があった)
(事務局)
委員の皆様には委嘱状を机の上に配付させていただいております。委員の任期は、令和7年8月26日までとなっておりますので、よろしくお願いいたします。
ご紹介につきましては、以上でございます。
なお、本日出席の事務局職員につきましては、お手元の配席図のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、配布資料の確認をさせていただきます。
(事務局)
(資料の確認があった)
(事務局)
続きまして、本日の委員の出席状況につきまして、ご報告申し上げます。
小路口委員、 藤田委員から欠席のご連絡を受けております。現在、14名中12名の出席でございますので、本運営協議会規則第7条に基づき本会議は成立しています。
また、傍聴につきましては、現在2名の方が傍聴を希望されております。
それでは、開会にあたり、石下副市長からご挨拶申し上げます。
(副市長)
(挨拶があった)
(事務局)
それでは議題(1)「会長及び会長代理の選出について」でございます。
これにつきまして、事務局からご説明いたします。
(事務局)
議題1の会長及び会長代理の選出につきまして、ご説明いたします。
会長及び会長代理につきましては、高槻市国民健康保険運営協議会規則第4条の規定により各1名置き、公益を代表する委員のうちから選出するものとなっております。
この度の委員の異動に伴いまして、会長が不在となっておりますので、新たに選出をお願いするものでございます。
説明は以上でございます。
(事務局)
ただ今説明のありましたとおり、会長及び会長代理の選出方法でございますが、公益を代表する委員のうちから選出するものとされておりますので、公益を代表する委員の皆様の中からご推薦をいただき、その上で委員の皆様のご承認をいただくという方法はいかがでしょうか。
(委員)
(「異議なし」の声があった)
(事務局)
ありがとうございます。「異議なし」ということでございますので、公益を代表する委員の方々で、どなたかご推薦いただけますでしょうか。
(委員)
私ども公益を代表する委員は4人いるわけですけれども、会長には甲斐委員、会長代理には平田委員を推薦したいと思いますが、いかがでしょうか。
(事務局)
ありがとうございます。それでは、会長には甲斐隆志委員を、会長代理には平田裕也委員のご推薦をいただきました。
ただいまのご推薦についてご異議がなければ拍手でご確認をお願いいたします。
(委員)
(拍手があった)
(事務局)
ありがとうございます。「異議なし」と認め、会長には甲斐委員、会長代理には平田委員と決定させていただきます。
この後の議事進行につきましては、甲斐会長にお願いしたいと思います。それではお席のご移動をお願いいたします。
(会長)
(就任の挨拶があった)
(会長代理)
(就任の挨拶があった)
(会長)
それでは審議に入る前に、先ほど傍聴希望につきまして、事務局からの報告がありましたので、「高槻市国民健康保険運営協議会の会議の公開に関する要綱」に基づき、傍聴を希望される方に許可いたします。
(会長)
それでは次第に従い議事を進行させていただきます。
本日は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会議時間の短縮のために、委員の皆様には事前に、意見や質問の提出をいただき、事務局の回答も配布されているところです。円滑な進行にご協力いただきますようお願いいたします。
(会長)
議題(2)「会議録署名委員の指名について」でございますが、本運営協議会規則第11条に基づき、 野村委員及び甲斐委員を指名させていただきますので、よろしくお願いいたします。
(会長)
続きまして、議題(3)「令和3年度 国民健康保険特別会計決算について」、議題(4)「令和4年度 国民健康保険料率等について」を一括議題といたします。事務局から資料の説明をお願いします。
(事務局)
(議題3について、国民健康保険課が資料1に沿い、令和3年度決算や新型コロナウイルス感染症への対応等の説明を行い、あわせて、関連した事前質問と回答の説明を行った。)
(議題4について、国民健康保険課が資料1に沿い、令和4年度の保険料率を、昨年度の運営協議会で確認した内容にもとづき改定したこと等の説明を行い、あわせて、関連した事前質問と回答の説明を行った。)
(会長)
事務局の説明は終わりました。事前に質問をいただいていたところですが、追加のご質問、ご意見等がございましたら、お願いいたします。
(委員)
まず保険料減免ですが、高槻市の市独自の減免が桁違いに多いのですが、そこにはやはり所得割がゼロの方に対しての減免が、保険料が前年度の総所得金額の合計の16%を超える、その超えた分について減免をするということですから、低所得者に対しての減免ですので、国保がいかに低所得者の方が多いかということの表れの一つだとも思います。
新型コロナの影響による減免ですが、今年は1,296件ということで、去年も同じ制度がありまして、国が行ったのですが、2020年度より629件減少しています。それはやはり前年度の収入より3割以上減少しなければいけない、という条件があるからですが、前年度の2020年度のもうすでにコロナの影響を受けて収入が大きく減少している、そういう状況の収入と比較して、と言うわけですから、また3割減らなければならない、コロナ以前と言うと、もう6割減らないと対象にならない、と言うのが実態だと思います。こう言う条件でいくとやはり厳しすぎるのかなと思いますので、国に対しても、コロナの影響を受ける前の収入との比較で3割減収、と言う条件に、是非要望していただきたいと思います。それでも大変な減収なので是非お願いします。
それから、資料で出していただいている国の保険料の軽減制度ですが、これでいきますと、65%の人が国の法定軽減を受け、保険料の7割5割2割が軽減されると言うことですので、そのうち保険料の7割を軽減する、そういう方は46%いらっしゃいます。国が、やはり収入が少ない人で保険料は高くて支払えないという風に、もう既に考えていることの表れだと私は思います。国民健康保険がやはり医療保険の最後の砦と言うことの、やはり表れだと思います。
国保特会は単年度では2億6,492万円の赤字ですが、累積では5億4,372万円の黒字でした。その累積の黒字があるので、本来、市が負担すると言っていた6年間の保険料の抑制の費用ですね、それは資料で出していただいていますが、市が負担という風におっしゃいましたが、これは市ではなくて、国保会計ですよね?市の。ですから、そういう点では、結局一般会計から出すことはなく、皆さんの保険料から、それが黒字になった分から保険料抑制の費用が出された、ということになると思います。私は黒字分の使い道、そういうものがかなり限定されて、市の裁量権がほとんどない中で、こういう使い方をされたのだと思います。ただ、市がそれを一般会計で負担していれば、コロナで減収になった人への減免の条件を緩和しながら、コロナ以前の収入から3割減少にするとか、そういうことが市独自で、この1年2年できたのではないかと思います。そういう点でも、是非これからも考えていただきたいと思います。
(会長)
ありがとうございます。
ただ今のご質問について、事務局から説明をお願いします。
(事務局)
国民健康保険課でございます。
コロナ減免につきましては、国からの財政支援の基準に基づきまして実施させていただいているところでございますが、保険料の減免につきましては、もともと保険料が前年度の所得に応じて賦課をするという制度となっておりますので、その賦課した時点の前年度に比べて、所得収入の状況が変わっている方を対象に実施をする趣旨というところでございますので、ご理解をお願いしたいところでございますが、コロナ減免の国の財政支援につきましては、引き続きの財政支援の要望を、国に対して行っているところでございます。
保険料軽減の対象が多い、というところにつきましては、ご指摘のとおりでございますが、国保の今の特徴としまして、高齢化によりまして年金受給者など高齢離職者の被保険者に占める割合が増えてきているということや、経済構造の変化によりまして、第1次産業人口の減少などによりまして、国保全体として低所得者の加入割合が高まってきているということで、これは一方では、他の一般被保険者の保険料負担を大きくし、国保財政の負担となっているというところから、先ほど決算のところで説明いたしました保険基盤安定のような形で公費を投入することで、保険料の軽減を図っていることころでございます。
現在行っている激変緩和につきましては、令和6年度の統一保険料の時点で急激に保険料が変わらないように、段階的に統一保険料に揃えていくというために、市と府の負担で保険料の抑制を図っておるものでございます。なかなか今一度に大きく保険料を下げてしまいますと、6年度の時に急激に保険料が変わってしまいますので、ご理解をいただけたらと思います。6年度以降市独自の保険料の実施というのは難しいところではございますが、現在も制度の運営主体であります大阪府に対しましては、43市町村と連携協力して、被保険者の負担軽減と財政の健全維持に取り組むことを求めておりますので、ご理解をよろしくお願いします。
(会長)
ありがとうございます。
(委員)
お答えになったので、追加の意見を言わせていただきます。
コロナの影響、減免というのは国が決めてきたことです。私は市独自に上乗せをしてやることも可能だったのではないかと、お商売とされている方にとって、本当にコロナの中での営業というのは大変なことでありますので、これからもまだ続く可能性はありますし、影響というのはありますので、ぜひそこは国が決めたこと以上のことを、やはり黒字があるのならばするべきだったのではなかったのかなと思いますし、これからもするべきだと思います。
それから、保険料ですが、本当に収入の少ない方が最後に入ってこられるところですし、一定の収入がある方にとっては本当に大変な負担です。私は今年の8月に国保の請求がいったときに、現役のお商売をされている方、飲食店で働いていて国保に加入されている方、そういう方から、もう収入の1割になる、これだけの負担はできない、若いしこれから子どもも育てなければいけないし、本当に国保の負担というのは高いものがあると仰っています。だからこそ、やはり考えていかなければいけないことではないかなと思います。国に色んなことを要望されるときに、やはり法定軽減、これの枠をもっと広げるとか、率をもっと拡大することか、そういうことも含めて、国の負担、関与がなければ、国民健康保険の保険料は下げることはできませんし、そういうことは是非考えて、国にも要望するべきだと私は思います。
それから6年間ですよね、激変緩和措置、その間の保険料を抑制してきていますが、高槻市は、今まで市の裁量権があった国保の運営の中で、色んな加入者のことを考えて保険料を決めてきたと思います。減免制度も負担割合についても、均等割と平等割の割合についても考えてやってきたと思います。だからこそ、この6年間で、保険料は低所得者の人は毎年上がるという、本当に非情な値上げが6年間続きます。ではそれが終わったらどうなるかといいますと、やはり高い保険料のまま推移していくということです。やはりそこは市町村が努力をしてやってきている、そういうことをもっと大阪府が認めるべきですし、市ももっと大阪府にきちんと意見を言うべきだと私は思います。
(会長)
今のご意見に事務局から何かありますか。
(事務局)
市単独での保険料の設定というのは難しいですけれども、大阪府と連携したなかで保険料を決めていくということになりますので、大阪府、他の市町村と連携協力して負担軽減に努めて参りたいとは考えておりますので、よろしくお願いいたします。
(委員)
負担軽減ですよね?だけど、大阪府は減免制度、高槻市がやっていた、市町村独自でやっていた減免制度を認めない、という風に仰っているので、私はやはり大阪府が本当に負担軽減に努められるのかどうか、あんまり信用できない。今の制度の中で、やはりそういう負担軽減ができるように、減免制度もきちんと入れるということを要望するべきだと思います。
(会長)
事務局から何かありますか。もういいですか。
その他、ご質問、ご要望、ご意見等ございましたらお願いします。
何もないようでしたら、それでは、議題(5)「高槻市国民健康保険 第2期データヘルス計画の取組状況について」を議題といたします。では事務局から資料の説明をお願いいたします。
(事務局)
(議題5について、健康づくり推進課が資料2に沿い、第2期データヘルス計画に係る事業の進捗状況や新型コロナウイルス感染症の影響等の説明を行った)
(会長)
事務局の説明は終わりました。事前に質問をいただいていたところではありますが、追加のご質問、ご意見等があればお願いいたします。
何もないようでしたら、以上で本日予定しておりました案件は終了いたしました。
最後に事務局から連絡事項があるとのことですのでお願いします。
(事務局)
事務局から連絡事項を申し上げます。次回の運営協議会の日程についてでございます。次回の開催日程につきましては、令和5年1月下旬頃を予定しておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
(会長)
次回の開催につきましては、令和5年1月下旬頃とのことです。詳細な日程については事務局と相談のうえ、改めて開催のご通知をさせていただきますのでよろしくお願いします。
それではこれで本日の会議を終了し、閉会とさせていただきます。ありがとうございました。