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本文

令和4年度第1回高槻市社会教育委員会議 会議録

ページID:075076 更新日:2022年9月20日更新 印刷ページ表示

会議の名称

令和4年度第1回高槻市社会教育委員会議

開催日時

令和4年8月8日(月曜日)午後3時00分から午後4時15分まで

開催場所

高槻市総合センター 12階教育委員会室

出席状況

出席委員5名

傍聴者

0名

議題

1  議長・副議長の選出について
2 令和4年度社会教育関係課主要事業について
3 令和4年度近畿地区社会教育研究大会(奈良大会)について
4 その他

事務局

地域教育青少年課

会議資料

会議録

(副議長)
案件2の主要事業について、説明をお願いします。
3課続けて事業説明をしていただき、その後、委員の皆様の意見交換やご質問に移りたいと思います。

(地域教育青少年課)
資料2「令和4年度社会教育関連課 主要事業について」に沿って、3課からご説明させていただきます。
まず初めに地域教育青少年課でございます。なお、説明にあたり、関係リーフレットをお手元にお配りしておりますのでご参照ください。
資料2の1ページをご覧ください。当課が所管しております施設としましては、本庁のほかに、自然博物館(あくあぴあ芥川)、摂津峡青少年キャンプ場、青少年センター、富田及び春日青少年交流センターがございます。事業では、社会教育関連事業 と 青少年教育関連事業を所管しております。

それではまず、社会教育関連事業についてご説明いたします。
項番1の「審議会」についてですが、本会議の社会教育委員会議は、本市の社会教育のあり方と、推進の方向性などを審議していただく機関でございます。項番2の「成人教育」では、PTA主催の家庭教育学習会や障がい者の学習活動などを通じて、家庭や地域の教育力向上や自己実現を図ることを目的とした関係団体等への支援を行っています。令和3年度は、新型コロナ対策として、オンラインによる交流会や動画の活用、書面開催などの工夫を行い、実施いたしました。

次に、自然博物館「あくあぴあ芥川」についてでございます。自然博物館のリーフレットを挟み込んでおります広報7月号21ページをご覧ください。
当館は指定管理者制度を導入しており、施設の適正な運営管理を行っております。具体的には、動植物の常設展示のほか、学芸員ならではのユニークな視点から自然を紹介する企画展示を年に数回実施するとともに、自然観察会、ワークショップ等の開催のほか、学校園の更なる利用促進を図るため、館内見学の案内や、学校の授業で活用できる学習キットの貸し出しなどを行っています。昨年度は長さ18メートルの大水槽をリニューアルし、芥川の上流・中流・下流に生息している魚を約250匹展示することで水辺の環境をより見やすく再現しています。

市内外から多くの方に来館いただいており、特に夏休みには、自由研究でたくさんの子ども達で賑わっています。委員の皆様も機会がありましたら、是非お立ち寄り下さい。

続いて3ページの中段、項番3の「人権教育」でございます。
市民一人ひとりの人権が尊重され、誰もが自分らしくいきいきと暮らせる社会の実現を目指し、人権学習の機会の更なる充実を図るために、関係団体と連携して人権教育講座の実施や保護者向け人権教育リーフレットを作成し、学校園の保護者に配布しています。昨年度発行いたしましたリーフレット「心のつかいみち」をお配りしていますので後ほどご覧ください。

続いて4ページ、項番4「地域、家庭及び学校等との連携」では、子どもが安全に安心して、健やかに育つ地域づくりを推進しております。各中学校区の地域教育協議会は、地域の諸団体で構成されており、子どもを見守る地域づくりを目的に活動されています。

ここで、地域と学校連携の新たな取組をご紹介いたします。お手元にございます配布資料「コミュニティ・スクール高槻の学校運営協議会制度」のリーフレットをご覧ください。

高槻市では、これからの時代を担う子ども達を地域総がかりで育てる新たな仕組みとして、全ての中学校区に、コミュニティ・スクールの導入を目指しています。令和3年度よりモデル校区を設置し、本年度から第八中学校区と城南中学校区で開始しています。リーフレットの見開きページをご覧ください。保護者や地域住民の皆様が、学校運営に参画し、子ども達を育てる「当事者」として、共に成長を支えていくための仕組みである「学校運営協議会制度」、この制度を導入した学校のことを「コミュニティ・スクール」といいます。

急激に変化する時代の中であっても、子ども達が他者と連携・協働し、生きる力を育むためには、地域総がかりで子ども達を育てる体制づくりが必要です。これまで高槻市では「確かな学力の育成」「豊かな人間性の育成」「地域との協働関係の強化」を目指し、連携型小中一貫教育を実施してきました。この度、コミュニティ・スクールの導入も併せて推進し、より質の高い学校教育の実現を図ります。リーフレットの最後のページをご覧ください。
コミュニティ・スクールを導入することで、学校運営協議会で協議された学校に必要な支援を行うことを地域学校協働活動といい、その例として、子どもの安全見守り、教育環境の整備、授業支援などがあげられます。保護者や地域住民の皆様には、これからの時代を担う子ども達を育てる「学校の応援団」になっていただき、子ども達の未来のために、コミュニティ・スクールの導入にご理解とご協力をお願いしたいと考えております。

資料に戻っていただきまして、4ページ、青少年教育関連事業についてでございます。
項番1の「青少年育成」では、青少年指導者の育成・支援を行うとともに、青少年を対象とした体験学習や交流の場を提供しております。
まず、「摂津峡青少年キャンプ場運営事業」としましては、自然豊かな摂津峡公園にあるキャンプ場として、学校園や青少年活動団体、ファミリーなどにご利用いただいております。

キャンプ場を拠点に、チャレンジキャンプをはじめとする主催事業では、子ども達やキャンプリーダーに自然の中でのアクティビティや体験活動の場を提供しています。また、学校園において遠足や校外学習、林間学校などの利用促進のため、教育資源としてのプログラムの充実を図っており、子ども達に自然豊かな高槻への郷土愛や豊かな人間性を育む契機としているところです。

次に、6ページの(4)青少年活動拠点運営事業 および、(5)青少年相互交流推進事業では、青少年センター、富田・春日青少年交流センターにおいて、青少年、市民が集い交流し、活動できる場を提供しており、昨年度は約6万7千人の方にご利用いただきました。
お手元に配布しております薄緑色のリーフレット「ユースペーパーたかつき」をご覧ください。「ユースペーパーたかつき」は、2か月に1度、青少年施設で実施している事業や企画を掲載しており、市内の全児童に配布し、広く周知を図っています。
活動内容としましては、富田及び、春日青少年交流センターでは、放課後の小学生を対象にしたキッズルームや体育ホールなど安全に安心して活動できる場所の提供や、青少年の相互交流、世代間、異文化交流、親子体験などをテーマにした教室・講座、さらには保護者を対象にした子育て講座などを実施しております。青少年センターにおきましては、青少年の交流スペース「街角ユースフロア」の管理・運営や、青少年を対象とした各種講座の開催、「街角アットホームコンサート」などの交流事業を実施しております。
特に現役大学生などを対象とした「街角ユースメイト」の活動は、フロア管理や講座の企画・運営を主体的に行うことにより、積極的な社会参画の機会となっています。

資料に戻っていただきまして、7ページ(6)「二十歳のつどい事業」でございますが、これまで「新成人のつどい」として実施しておりましたが、令和4年4月1日付け民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられたことにより、今年度から事業名称を変更し、これまで同様20才を対象に実施するものです。
(8)「放課後子ども教室推進事業」では、地域の方々の協力を得て、宿題や異年齢交流、昔遊びなど、子どもに多様な体験の場を提供する「放課後子ども教室」を実施しております。

8ページをご覧ください。多文化共生の社会づくりに向け、国籍や文化的背景が異なる人々の相互理解と交流を推進する多文化子ども交流事業や日本語識字学級を実施しております。

最後に、項番2「青少年対策」について、ご説明いたします。青少年を育む良好な社会環境づくりに向け、審議会として青少年問題協議会を開催するとともに、富田・春日両センターにおいて青少年相談を行っております。

以上、当課では、市民・団体などと協働しながら、様々な事業を通して、社会教育の推進に努めているところでございます。
なお、令和2年度から全ての所管施設、主催事業において新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じたうえで事業を実施しております。
地域教育青少年課からの説明は以上でございます。

(中央図書館)
それでは続きまして、図書館の主要事務説明に移ります。
図書館は、新型コロナウイルスの影響によりまして、図書館の椅子を間引くなどご利用者の方には長時間の滞在をご遠慮いただくなどして、感染拡大防止対策をとりながら現在開館しているものでございます。
それではまず、10ページの「所管施設」をご覧ください。図書館では5図書館を所管してり、中央図書館、小寺池図書館、阿武山図書館、芝生図書館、服部図書館がございます。
そのうち中央図書館につきましては、JR駅前コーナー、上牧駅前コーナー、ミューズ子ども分室を所管しております。
続きまして、所管事業ですけれども、項番1の「審議会」です。図書館法及び高槻市立図書館条例に基づきまして、図書館長の諮問機関として、図書館協議会を設置しており、令和3年度は、第2次子ども読書活動推進計画の策定などを議題といたしまして3回ほど開催させていただきました。

続きまして項番2「事業概要」です。
まず、新規事業でございますけれども、非来館型による貸出しや返却サービスができる「電子図書館」を予定しております。読書困難者を含めた利用者の利便性向上及び新たな利用者増を図ることを目的に現在準備を進めておるところです。電子図書館につきましては、別紙でご用意しております1枚ものA4の資料「高槻市立図書館電子図書導入の概要」をご覧ください。簡単な説明文ですけども、電子図書館について説明させていただきたいと思います。

まず電子図書とは、インターネットを通じて、パソコンやスマートフォン、タブレット端末から高槻市立図書館所蔵の電子書籍が読めるサービスです。利用できる方は市内に在住在勤在学している方で、高槻市の図書館の貸し出し券とパスワードをお持ちの方になります。
事業開始は、令和4年11月2日からを予定しております。貸出件数は3点です。現状、紙の図書は20冊まで借りられることとしていますけども、電子図書は3点としております。貸出期間は2週間、これは紙の図書と一緒です。貸出延長については、次の予約がなければ、1回のみ、操作をした日から2週間延長することができます。貸出期間中に返却はできますが、返却期日を過ぎると、自動的に返却されます。予約は3点までできるということとしております。予約の取り置き期間を1週間、予約連絡等々はメールにて連絡をいたします。リクエストはできません。予定ではございますが、現在、11月2日スタートに向けて準備中でございます。簡単ではございますが、新規事業の説明とさせていただきます。

それでは資料の方にお戻りいただきまして、11ページをご覧ください。
11ページ上段で、「資料の予約」については、平成22年度に導入しました予約システムにより、5館1分室と2箇所の駅前コーナーに設置した資料検索機や、利用者のパソコンやスマートフォンなどから図書の予約ができます。予約していただいた図書を、各図書館や駅前コーナーの予約資料講座において、受け取りや返却をしていただけます。
駅前に設置している図書コーナーは、図書館の閉館時間も一定時間稼働しておりますので、多くの方に便利に活用していただけます。以下、レファレンスサービス等々、我々の主要事業を記載しておりますが、一番下の段「障がい者支援」についてです。
視覚障がい者等を対象にした「対面朗読」「デジタル録音図書の制作」、来館が困難な方々への「郵送貸出」の実施に加え、これらのサービスに携わっていただける市民ボランティアの育成にも力を入れております。

続きまして、12ページ「図書館の利用状況の推移」をご覧ください。
右側3分の1あたりになりますけれども、利用者数、入館者数、登録者数、予約件数がございます。一番下の欄がその合計数となっております。

令和2年度と令和3年度を記載しておりますが、各件数とも前年度より増加ということになってございます。これは新型コロナウイルスの影響でございまして、令和2年度の方が新型コロナウイルスの影響を受けてかなり落ち込み、令和3年度は少し回復したというような状況でございます。
ただ令和2年度と令和3年度と比べますと令和3年度の方が増えているように見えますが、新型コロナウイルス流行前の数にはまだ至ってはおりません。そういう状況でございます。

では、13ページをご覧ください。これは蔵書冊数合計の推移を掲載しています。
一番右下の欄に各館の蔵書合計を記しておりますが、ほぼ横ばいとなっております。各図書館とも書庫がいっぱいで、新しい本を買うためには、古い本を捨てないと入らない状況になってございます。大体この数前後で、今後も推移していくものと考えてございます。

次に14ページをご覧ください。北摂地区7市3町の図書館広域利用の状況です。
アは高槻市から他市町に貸し出しした冊数および人数、イは高槻市民が他市町から借り受けた冊数および人数です。いずれも高槻市に隣接する茨木市と島本町で利用が多くなってございます。次に中段、「行事の開催状況」ですが、令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大のため事業がほぼ中止となりました。令和3年度は感染対策を講じながら開催し、合計395回、3,068人の方にご参加いただきました。

次にリサイクルブック事業です。年に1回のサイクルブックフェアは中止し、不要となった図書を希望する団体には、コロナ禍であることを考慮し、予約制での無償譲渡を行い、個人には各図書館にリサイクルブックコーナーを常設して、譲渡いたしました。

最後に、ブックスタート事業ですけれども、令和3年度は4か月児健診時に、2,440人の乳児に事業を実施して参りました。
図書館からは以上でございます。

(城内公民館)
それでは最後、公民館の主要事業についてご説明させていただきます。
お手元の資料15ページをご覧ください。まず15ページ最上段「所管施設」についてでございますが、市立の公民館は全部で13館ございます。詳細につきましては16ページに記載をさせていただいておりますので、後程ご参照いただければと存じます。

では、15ページにお戻りください。
「活動の指針」でございます。活動指針につきましては、「地域社会に開かれた「集う・学ぶ・結ぶ」機能を有する地域づくりの拠点施設として、市民の交流と多様な学習活動を支援し、学習成果が実生活や地域での実践に生かされるまちづくりを目指すとともに、地域文化がさらに発展するよう、公民館活動の充実に努める」としております。

その次の「公民館運営審議会」でございますけれども、公民館における各種事業の企画・実施などについて、ご審議いただいております。様々ご意見をいただきながら公民館活動を推進しているところでございます。令和3年度の開催実績としましては、1回となっております。

それでは次に、17ページをお開きください。令和3年度の「公民館の利用状況」について記載をしております。
こちらに記載の数値はいずれも全13館の合計でございます。一番左「部屋の利用件数」につきましては2万8,198件、「部屋の利用人数」につきましては、31万3,496人、「図書貸出人数」につきましては5,371人、最後、「図書貸出冊数」につきましては、1万1,174冊でございました。

それでは次に18ページをお開きください。令和4年度の「公民館の事業計画」でございます。
公民館で実施をしております事業につきましては、本計画に基づき、成人教育事業、青少年教育事業、人権啓発事業、地域・家庭教育事業、文化事業、グループ育成事業、図書の貸出を実施しているところでございます。ここで、公民館において、事業実施や施設の管理にあたって、特に力を入れている4点について、ご説明いたします。

まず1点目ですけれども、「絆づくりの推進」でございます。これは各館の特色を生かした講座とともに、市立13公民館が連携をし、共通したテーマで講座教室を展開し、公民館の一層の周知を図りながら、市民や地域と協働で世代間交流や高齢者の社会参加、地域貢献等の事業を進め、人や地域の絆づくりを推進するものでございます。
具体の取組としましては、全館で実施をしております「高槻稲穂塾」がございます。18ページの事業計画としましては、最上段の成人教育事業の一つです。高槻稲穂塾につきましては、60歳以上の市民の方が、年間を通じて、「社会貢献等と生きがいづくり」に取り組むものでございます。令和4年度当初の登録者数につきましては、13館合計で631人でございます。稲穂塾につきましては公民館の主催の事業ではございますけれども、塾生が協力をし合って主体的な運営をすることがとても大きな特徴となっております。
新型コロナウイルス感染対策ということもございまして、塾生を2班に分けることで人数を減らすなどの工夫をしながら、新型コロナウイルス感染対策を徹底の上で実施をしているところでございます。

次に2点目は「地域活性化の推進」です。
すべての市立公民館で住み良いまちづくりに向けた多種多様な講座などを実施するとともに、地域や利用者と協働のイベントを開催しております。具体的に申し上げますと、18ページの事業計画としましては、上から2つ目の「青少年教育事業」である「子どもまつり」、また下から3つ目の「文化事業」である「キッズチャレンジ」です。各サークルの活動発表の場でもあります「公民館まつり」につきましては、サークル活動の活性化を、「子どもまつり」につきましては公民館利用者や地域の大人と子どもが交流することを目的に開催をしております。
また子ども達のチャレンジ精神を育み、様々な体験挑戦ができる「公民館キッズチャレンジ」では、公民館利用サークルや地域の方、高校生や大学生などが講師となり、様々な取組を子ども達に教える場にもなっております。子どもから高齢者まで多くの人々が交流するという取組が地域の活性化に繋がり、「安心・安全のまちづくり」の一助となるものと考えて実施をしているところでございます。

次に3点目、管理運営の面といたしまして、「施設設備等の整備」でございます。16ページにお戻りいただけますでしょうか。
16ページ「公民館 施設一覧」左から3つ目「開館年月日」がございます。公民館につきましては芥川公民館があり、昭和44年に設置されて以降です、13館で整備をしているところでございますけれども、やはり全体的に老朽化が進んでおります。こういった状況の中で施設の長寿命化を図り、避難所となる身近な公共施設としての公民館が、より安全安心に社会教育活動等ができる施設であるために、計画的に改修を実施しております。令和4年度につきましては、一番下にございます阿武山公民館、こちらは阿武山図書館との複合施設となっておりますが、こちらの外部改修に取り組んで参ります。

4点目は「公民館の多機能化」でございます。公民館では、市民に対面サービスを行っている身近な公共施設として、各種行政情報の提供や、申請用紙の配布などを行っております。
また、市立図書館との連携による「まちごと図書館事業」の円滑な運営を図り、利便性を向上させることで読書活動の振興や公民館利用者の増加につなげていこうと考えております。
さらには、福祉や防災など、地域の活動拠点施設としての様々な役割を高めるように努めて参ります。

以上、4つの項目を柱といたしまして、地域の皆さんと共に、公民館が果たすべき役割を持続可能な形で実現できるように、取り組んでいるところでございます。
最後に、資料19ページから23ページにわたって、令和3年度の「講座・教室開設状況」について公民館ごとに記載をしております。23ページをご覧ください。令和3年度は、各講座等につきましては13館合計で、627回の実施、延べ参加人数は2万1,987人でございました。
今後も引き続き、健全な公民館運営に努めて参りたいと考えております。説明については以上でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

(副議長)
説明終わりましたが、何かご質問はございますか。

(委員)
5ページ(2)「指導者養成事業」の項目で、キャンプリーダー養成研修やジュニア・シニアリーダー等の養成研修がありますね。非常に良いなと思いました。どのように案内をされているのでしょうか。教えていただきたいと思います。また、7ページの(8)「放課後子ども教室推進事業」も非常に素晴らしいなと思って、今お聞きしていたのですけども、これは具体にどのようなことをやっているか、また、どのような方がご指導されているのか教えていただきたいと思います。

もう1点ですけども、今ご説明あった公民館で、たとえば22ページの磐手公民館での講座・教室なのですが、真ん中あたり「いわてラジオ体操部」について、11回で延べ7,406名ですか。すごくたくさん活動されていますが、具体的にはどのようなことをされているのか教えていただきたいです。

(副議長)
ありがとうございます。事務局、よろしくお願いいたします。

(地域教育青少年課)
まず、ジュニア・シニアリーダーについてご説明いたします。
こちらのジュニア・シニアリーダーの催しにつきましては、子ども会でリーダーにご登録いただきました方に直接ご案内をしております。なお、リーダー自体の募集につきましては、市の広報等で、広く呼びかけを行っております。

(委員)
わかりました。

(地域教育青少年課)
続きまして、放課後子ども教室推進事業の内容についてご説明いたします。
放課後に、学校で宿題やスポーツ活動、絵本の読聞かせ、広報活動、昔懐かしい遊びなど、その地域の方々に実施していただいております。
各小学校区におきまして運営委員会を設置していただき、地域や保護者の皆さん、福祉委員会、民生委員・児童委員、青少年指導員などの方々が子ども達のご指導にあたっていただいている状況でございます。

(委員)
はい、わかりました。

(城内公民館)
最後に公民館からお答えいたします。今、磐手公民館の「いわてラジオ体操部」についてご質問いただきました。お答えする前に1点お断りとしてなんですけれども、実は磐手公民館の敷地横に広場がございまして、ここで毎朝9時台に、公民館の職員も参加しまして、ラジオ体操を実施させていただいております。
11回という回数ですが、毎日実施しており、実施回数をすべて掲載してしまうと多すぎるため、便宜上、1か月を1回とカウントし掲載しております。令和3年度でいいますと、5月が休館になっていたため、5月を除いた4月から3月までの11か月を11回として記載しております。そのため、毎日実施することで、ニーズが非常に多くなっているというところでございます。1か月をざっと平均しますと、700人程度の方にご参加いただいているというところでございます。

(委員)
わかりました。ありがとうございます。

(副議長)
ありがとうございました。その他いかがでしょうか。

(委員)
コミュニティ・スクールについて、ご質問させていただきます。
確かに私たちが子育てした時代は、家庭や地域、学校がトライアルになって、それぞれの役割があった時代だと思います。その中で子育てをしてきたのですが、現在は、地域の中で、子ども同士、また大人も子どもと触れ合う時間が少なくなってきている状況だと思います。
人と人とが触れ合える機会が少なくなっている今、このコミュニティ・スクールが地域力アップ、子ども達の豊かな環境が今後広められる良い事業だなと思っています。
城南中学校区と第八中学校区で実施されているということですが、中学校区ではいくつかの小学校と中学校があると思います。実際にはどのような場所でされているのでしょうか。
小学校単位でされているのですか?おそらくこれはみんな学校の敷地内でされているのですよね。

(地域教育青少年課)
コミュニティ・スクールについてのご質問ですが、コミュニティ・スクールといいますのは、先ほど説明にもありましたとおり、学校運営協議会という制度を導入設置した学校のことをコミュニティ・スクールといいます。
本市におきましては、学校ごとに学校運営協議会を設置するのではなく、この間取り組んできた連携型小中一貫教育の枠組みを基盤に、例えば小学校2校と中学校1校の中学校区で1つの学校運営協議会を設置しています。
お尋ねの第八中学校区、城南中学校区につきましては、小学校2校と中学校1校という構成になっておりまして、それぞれの中学校区に1つの学校運営協議会を設置しております。
具体の活動につきましては、授業の支援や防災・安全学習あるいは見守り活動など、各学校において学校を支援する取組がされているところでございます。

(委員)
地域の方たちも参加して協議会が構成されているのですよね。
地域の方というのはどういう方が参加されているのですか。

(地域教育青少年課)
学校運営協議会については、委員の定員が8名となっています。構成としては、地域の方、保護者、学識経験者等となっています。

(委員)
PTAは入っていないのですか?

(地域教育青少年課)
PTAの役員が委員として入っておられるケースもございます。

(委員)
実際には、活動するボランティアには地域の方が入っていることがあるわけですよね?

(地域教育青少年課)
学校運営協議会と、実際の支援活動である地域学校協働活動はまた別でございます。学校運営協議会で協議された学校の教育方針や学校を具体的に支援するための活動を実際に行うのが、地域の皆さんにご協力いただいている地域学校協働活動ということでございます。

(委員)
今年もやはり、少し広めていこうとしているのですか?

(地域教育青少年課)
今年度は、2つの中学校区、城南中学校区と第八中学校区で学校運営協議会を設置しました。またそれと同時に、来年4月の学校運営協議会の設置に向けまして、今年度は3つの中学校区で準備を進めております。それぞれ学校や地域の皆さんと準備をする中で、また来年度は新たに3校区で学校運営協議会を設置する計画で、モデル校区を指定して取り組んでおります。

(委員)
来年度のお話ですし、モデル校区はもう指定はしているのですか?

(地域教育青少年課)
モデル校の指定はすでに行っており、取組を進めているところでございます。

(委員)
わかりました。ありがとうございます。

(副議長)
その他、ございませんか。

(委員)
いろいろありがとうございます。一番身近なところから質問させていただくのですが、7ページ(6)「二十歳のつどい」についてです。成年年齢が20歳から18歳に引き下げになったことで最近話していたのですけど、これから周知をされるものなのでしょうか。
女性であれば、着物のレンタルなど考えていると思うので、気になりました。

(地域教育青少年課)
「二十歳のつどい」についてお答えいたします。「二十歳のつどい」の対象を20歳とすることにつきましては、すでに2年前からホームページ等で広報を進めております。
今年度の実施概要につきましては、お問合わせが多くなることを想定し、例年より早い春過ぎにすでにホームページで広報をさせていただいております。

(委員)
ありがとうございます。

(委員)
「二十歳のつどい」というのは、全国的に20歳が対象なのでしょうか。

(地域教育青少年課)
他市の状況等も確認しておりますが、ほとんどの市町村につきましては20歳を対象として実施するという状況です。

(委員)
18歳からこのつどいに参加できるということですか?

(地域教育青少年課)
18歳の方は対象としておりません。

(委員)
18歳というのは選挙権だけですか?18歳以上っていうのは何だったのでしょうか?

(地域教育青少年課)
この事業について、どのように実施するか、ということは各市町村が検討する内容となっています。

(委員)
参加対象者を20歳とするのか18歳を対象とするのかは、自治体ごとで判断すればいいということですね?

(地域教育青少年課)
おっしゃる通りです。

(委員)
ありがとうございます。
次の質問で、図書館についてです。12ページ「利用状況の推移」の右側で、上牧の開館日数が他と比べて320日と非常に多いのですが、なにか仕組みがあるのでしょうか。ここだけを多いなと思いました。

(中央図書館)
お答えいたします。上牧やその上の駅前にしても、これらは図書館ではなくて予約本の受け取りができるコーナーを設けております。

(委員)
駅構内の返却ポスト的なものですか?

(中央図書館)
そうです。ここで、インターネット等で予約いただいた本をこちらで運びますので、会社から帰ってきた時に図書を受け取っていただくという無人のコーナーとなっております。

(委員)
ありがとうございます。
その続きといってはなんですが、11月2日から予定されている電子図書館についてです。
私はどちらか言うと、本を実際に開いて見る方が好きなのですけど、導入に至った経緯としては市民からこういったリクエストが年々増えてきてきたからなのでしょうか。

(中央図書館)
図書館自身、市民の方にいろんな情報を提供して使っていただくという目的があるのですが、その媒体が紙であるか電子であるか、いうことです。今後、紙の図書館から電子の図書館に移っていくということではなく、いろんな媒体を使っていただきながら、読書活動をしていただこうという趣旨でございます。機器の進展、インターネットの発達によってこういうことができるようになってきたため、本市としてもこの波に乗っていこうと考えております。これからどんどん増えていくのかなと考えておりますが、府下ではまた10市ほどしか導入していないのではないかと思います。

(委員)
ありがとうございます。

(副議長)
はい、どうぞ。

(委員)
1点お尋ねします。これまでの質問と重複するところありますので、簡単で結構なのですが、2ページに「成人教育」の事業概要がございます。
最近では児童生徒のためには、学校だけでなく家庭教育との連携も大切になってきておりますので、具体的にどういう活動をされているのか、ここに書かれています「家庭教育学習会」での内容がどう行われているのか、またPTAとの協働でどのような成果を出しておられるのか、わかる範囲で結構ですのでお答えいただければと思います。

(地域教育青少年課)
家庭教育学習会についてお答えいたします。
今年度から、PTAと市との共催事業として家庭教育に関する学習会を実施しています。
昨年度までは補助事業として実施をしておりましたが、今年度からより連携を深めるため共催事業として実施しております。
子ども達にとって、家庭での教育というのは非常に大切であると考えてございます。保護者が子ども達と向き合い、いろいろな声かけをして関わる中で、より良い家庭教育をしていただくという趣旨で、PTA単位で学習会を企画していただいています。具体的には、防災や子育て、最近は特に、子ども達がインターネットやスマホ等を使って社会と繋がっている中で使い方や危険性についての学習を保護者の皆さん、場合によっては子ども達も一緒にすることで、学びを深めていっていただいています。
そのほか家庭教育以外にも、PTA人権問題学習会がございます。特に中学校区単位で、小学校、中学校、場合によっては保育園や認定こども園、幼稚園のPTAの皆さんに、人権問題に関する学習会を企画実施していただき、それについても教育委員会と共催させていただいて、子どもの人権を守る、1人1人を大事にするという学習を深め、家庭での教育力を高めていただくため、取り組んでいるところでございます。

(副議長)
ありがとうございます。その他、いかがでしょうか。

(委員)
よろしいでしょうか、あと2点質問があります。
あくあぴあ芥川なのですが、清水小学校や西之河原からでもすぐ近くにあって、子ども達も行ったことがあるのですが、ちょうど1階の入口辺りに上壁といいますか、階段の舞台辺りに絵が描いているのですけど、大分薄れてきています。PTAの会長もしておりまして、原大橋の壁を美術部が修復といいますか、綺麗に塗り替えをさせていただいたことがありました。
それと同じような感じで、第九中学校と第二中学校の美術部とで壁面の塗り替といいますか、補修をさせていただくことは可能なのでしょうか?

(地域教育青少年課)
確かに、あくあぴあが設立しました平成6年その当初から描かれている壁の絵がございます。おっしゃるように、かなり劣化が激しくなっておりまして、あまり美観的にはよろしくないなというふうには自覚しております。
ご提案いただきました案件につきまして、こちらの方で検討させていただきたいと思います。

(委員)
せっかく近くにあるので、可能だったらと思いました。それと、もう1点、コミュニティ・スクールに通じるのかどうかわからないのですが、ここ最近、中学校のクラブ活動について、先生方の働き方改革が問題になっています。地域の方にクラブ活動の指導をしてもらう等の話が新聞等で出てきているのですが、これはこのコミュニティ・スクールとはまた別の話であるのでしょうか?

(地域教育青少年課)
中学校の部活動を地域の皆さんにご協力をお願いしているかというご質問かと思います。
中学校の部活動に関する事業については、私ども社会教育の分野ではなくて、現在は教育指導課が事業を所管しております。
ただ、先ほども報告させていただきましたように、中学校でいう部活動、小学校でいうクラブ活動に関わってくださるボランティアの皆様に様々な活動についてご協力いただいています。

(委員)
ありがとうございます。

(副議長)
ありがとうございました。
私から1点ございまして、「二十歳のつどい」についてですが、今までは現代劇場で実施されていたと思います。先日、新しいところが作られていて、大きい大ホールが今、閉館されたと思うのですが、ゆくゆくは会場でされる予定があるのでしょうか。

(地域教育青少年課)
お答えいたします。
予算のこともありますので、現状、確定したお答えができる状況ではないのですが、市民会館もなくなってしまいますので、担当といたしましては、それ相応の収容ができる会場で実施したいと考えております。

(副議長)
わかりました。ありがとうございます。
実は今まで狭くて抽選みたいな状態になっていまして、やはり20歳になられた方たちがみんなで祝って欲しいなという思いがあって、それが抽選や先着順であるのは寂しいものを感じていました。できれば希望した皆さんが入れるような状態が嬉しいなと思いましたので、質問させていただきました。ありがとうございます。

(委員)
公民館についてですが、公民館の利用というと大体、講座や教室の形で利用されることが多いと思います。19ページ以降は令和3年度の報告をされているのですが、講座や教室という形ではなく、公民館そのもの地域の人たちの子供から大人、高齢者までが自由に出入りできる居場所的役割があると思っています。そういう形で利用するような雰囲気、ただ今のコロナ禍ではちょっとなかなかできづらい状況ではあると思うのですが、公民館の役割そのものに関してどうお考えかなと思ってお聞きしたいと思います。

(城内公民館)
ご指摘の点について、やはり我々も地域の活動拠点、地域にある身近な公共施設として大きな役割を担っていると考えております。
確かに現状、新型コロナウイルス感染の状況がありますので、自由に出入りできる雰囲気というのは感じづらいのかとも思いますが、例えば、各公民館には図書コーナーがございます。新型コロナウイルス感染状況がございますので、長期滞在はご遠慮いただいているところではありますけど、ただ図書コーナー自体は、一定の時期から開放しております。まだまだコロナ禍以前には戻っていないかなと思いますけれども、少しずつご利用される方も戻ってきつつあると思います。
例えば、乳幼児さん向けのおはなし会という事業をボランティアの皆さんにお願いして、毎月、公民館と共催で実施しております。やはり、特に令和2年度あたりは、コロナのためにすべて中止ということでしたけど、令和3年度あたりからは、協力いただいてできる限り開催しております。比較的気軽にご利用いただけると思います。

(委員)
フロアといいましょうか、だれもが自由に出入りできて、たまたま立ち寄った人がお話を聞くといった、講座や教室などのテーマがないところでの公民館の役割はすごく大きいと思います。今コロナ禍の中でなかなか思うようにいかないでしょうけども、公民館の役割がずいぶん大切なように思いますので、「目指せ、3年後、5年後」を目標にしながら期待したいと思います。

(城内公民館)
いろいろな工夫や検討・研究したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(副議長)
ありがとうございました。ご質問、ご意見、尽きたように思います。
それでは案件3について進みます。

(事務局)
令和4年度近畿地区社会教育研究大会(奈良大会)についてご説明申し上げます。資料3をご覧ください。
近畿地区社会教育研究大会は、近畿各府県の社会教育委員をはじめ、社会教育関係者が一堂に会し、各地域における社会教育活動の実践や研究の成果について交流を深め、今後の社会教育活動の一層の振興を図るとともに、時代のニーズに応じた、これからの社会教育の在り方について、研究協議を行うものです。
今年度は、研究主題を『人と人、人と地域を結ぶ、社会教育!から変化する社会に期待される社会教育をめざしてから』として、9月2日に「なら100年会館」にて開催されます。
参加につきまして、先日、皆様にご希望を伺いました。調整の上、今回の参加につきましては、田中委員に、ご参加いただきたいと存じます。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催方法を変更する場合があるとのことです。
また大会の様子、ご報告につきましては、後日、委員の皆様に共有させていただきます。

(副議長)
報告終わりましたが何かご質問はございますか。
では、続いて案件4「その他」です。事務局から何か連絡事項等ございますでしょうか。

(事務局)
今後についてでございますが、令和4度の会議の開催につきましては、今回のみとさせていただく予定です。事務連絡は以上でございます。

(副議長)
委員の皆様よろしくお願いいたします。
これをもちまして、本日の案件をすべて終了しましたので、第1回社会教育委員会議を閉会いたします。それでは進行を事務局にお返しいたします。

(事務局)
副議長、議事進行ありがとうございました。
委員の皆様には、ご多忙の中、ご出席いただき、また貴重なご意見・ご報告等いただきまして、ありがとうございました。
それでは、これにて散会とさせていただきます。
本日は、誠にありがとうございました
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