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令和4年度 第1回高槻市環境・温暖化対策審議会

ページID:074529 更新日:2022年12月23日更新 印刷ページ表示

会議の名称

令和4年度 第1回高槻市環境・温暖化対策審議会

会議の開催日時

令和4年11月21日(月曜日) 午前10時から正午

会議の開催場所

高槻市役所 本館3階 第2委員会室

事務局

市民生活環境部 環境政策課

傍聴者

1名

出席委員

14名

会議の議題

議事1 開会

​​議事2 会長及び副会長の選任について

議事3 令和3年度の環境施策の進捗と評価について

(1)たかつき環境行動計画(行政編)

(2)たかつき地球温暖化対策アクションプラン

(3)たかつきエコオフィスプラン

(4)環境マネジメントシステムの取組

(5)各分野における取組状況(環境保全・緑地保全・廃棄物)

議事4 令和4年度版たかつきの環境に対する市民意見と市の見解について

議事5 閉会

会議録

<事務局>

議事1 開会。

 

<事務局>

議事2 会長・副会長の選任。

 

<会長>

議事3 令和3年度の環境施策の進捗と評価について、事務局に説明を依頼。

 

<事務局>

資料1にて説明。

 

<会長>

各委員に意見を求める。

 

<委員>

 3点質問したい。

1点目は、資料1の9頁の「(2)評価指標」の令和3年度の実績について、環境行動のところですが、良好な環境を目指した活動が豊富と感じる市民の割合と、環境に関する情報が十分にあると感じる市民の割合が、令和3年度の目標値に対して過去の年度と比較をして、目標値に対しての達成の割合が低くなっているが、この理由について答えてほしい。

2点目は、資料1の59頁たかつき地球温暖化対策アクションプランのイの部門別温室効果ガス排出量について、2013年度比で見て家計部門がマイナス39%、業務部門がマイナス36%、比較的にこの二つに関しては減少傾向にあるが、産業部門に関してはマイナス15%、運輸部門と廃棄部門では増加となっているが、産業部門、運輸部門、廃棄部門への対応策等があれば教えてほしい。

3点目は、資料1の60頁の(ア)エコハウス補助金について、令和2年度より太陽発電システムを導入する際は、蓄電池を同時設置した場合のみ補助金交付と改変しているが、平成30年度実績は、太陽光発電システムが187件で、蓄電池が68件、令和元年度実績は太陽光発電システムが180件、蓄電池が81件で、改変した以降である令和2年度実績が太陽光等蓄熱セットで47件、令和3年度実績は88件という結果になっている。この結果に対する本市の見解を聞かせてほしい。

 

<事務局>

 1点目について、令和元年度以前は30%で推移しており、令和2年度が一時的に高いと考えている。令和2年度が高くなった理由については、世界的な環境問題である地球温暖化問題を契機とした様々な媒体で環境情報が充実してきたことや、新型コロナウイルス感染症を契機として身近な自然や緑への回帰によって市民の環境情報に対する受信力が向上したことや、環境意識の目覚めに繋がったことが、ひとつの要因と考えている。

2点目について、国においては、2030年度46%削減目標掲げており、部門別ごとに削減の目標・目安を設定している。例えば、産業部門で38%、家庭部門で66%、運輸部門で35%などとなっており、一律ではない。産業部門については、これまでオイルショック等を契機とした省エネが進んでいたため、目標が低いものと考える。運輸部門については、トラックが電気自動車などに置きかわっていく難しさがあるためと考えている。

なお、本市としては、家庭部門の温室効果ガス削減につながる、太陽光発電設備や省エネ設備の導入を促進するため、引き続きエコハウス補助金という助成制度を行っていくとともに、業務部門においても、中小企業を対象とした民間事業者省エネルギー設備導入への補助制度により、これらを誘導していきたいと考えている。

3点目について、太陽光発電システムと蓄電池を同時設置にした理由だが、これまで日本では、電力会社などの集中型エネルギーが中心であったが、今後の再エネが中心となる社会においては、分散型エネルギーシステムの構築が課題となっている。この分散型エネルギーシステムは、再生可能エネルギーの普及拡大、エネルギーシステムの強靭化に貢献するとともに、まちづくりと一体的に導入されることで地域としてのレジリエンス強靭化や活性化にも寄与すると考えられている。そのひとつの方法として、各家庭で太陽光発電システムと蓄電池を同時設置することにより、電源を各家庭で、夜間、非常時も含めて、確保することが可能となる。本市では、この分散型エネルギーシステムを普及していくことを目的として同時設置を要件としている。

令和2年度以前は、太陽光と蓄電池をそれぞれ単独で申請受付していたところを、令和2年度以降は同時設置を要件としたため、件数が減少したと考えている。

 

<委員>

カーボンニュートラルの実現は、市民、事業者、行政が協働で進めていくということが大事であり、1年1年の積み重ねが本当に重要である。

このエコハウス補助金は、市民と取り組む施策であるため、ぜひとも今の時代にあったメニューにリニューアルしてほしい。

今、新型コロナウイルス感染症で、事業者、市民ともに打撃を受けている。さらに、円安によって20%ぐらい商品代が上がっていることから、工事代も人件費も上がってくるのは間違いない。これが販売価格にも派生してくるとなると、10年ぐらいで計画している減価償却も12年、13年、14年と伸びることになる。そうなるとカーボンニュートラルに前向きな市民の方々が躊躇してしまう可能性もあるので、ぜひとも市民とともに取り組む施策であるエコハウス補助金に関しては、今の事情にあったものに改善をしてほしい。

 

<委員>

 9頁の「(2)評価指標」都市環境の景観重点地区の面積だが、ずっと経過が9.3ヘクタールとのことだが、これはみどりの基本計画に提示されている緑化重点地域そのままで認識してよいのか。それとも改正しているのか。今のみどりの基本計画によると、高槻駅北東のミューズ地区のグリーンゾーン、大阪医科薬科大学の庭園部のグリーンゾーンと、高槻城公園周辺のグリーンゾーンに限られ、あと国道をはじめ、あるいは市道の街路樹というふうになるが、せっかく安満遺跡公園があるのに、そこが重点地域には入ってない、だからいつまでたっても9.3ヘクタールのままなのではないか。その辺を考えた方がいいのではないか。

それとあわせて、「(2)評価指標」都市環境の市街地における緑視率も安満遺跡公園等をいれてくると、もう少し上がると思うがどうか。

 

<事務局>

 建物を建てる際に、事業者みんなで共同して、色彩や照明などもう少し厳しい建物のルールを作り、統一感のあるまちづくりを行うよう定めたものが景観重点地区であり、市として適用されているのがJR高槻駅の北東地区となる。今のところこのJR高槻駅の北東地区のみということになるため、9.3ヘクタールとなっている。

 

<事務局>

緑化重点地区、安満遺跡公園については、元々みどりの基本計画が、公園も含めたみどり全体の計画で、行政が作る緑地が公園であり、安満遺跡公園についても当該計画に位置付けている。緑化重点地区については、市民やボランティア団体等とともに地域緑化を推進しているモデル地区です。また、緑視率についても市民が多く行きかう場所を定点として設定しているので、基本的には大きく緑が減るというところがなければ、維持されているとするものである。

 

<委員>

 時期的には今、高槻城公園の周辺に建物が建っているが、その周辺を緑化するとか計画はあるのか。そうでなければ、いつまで経ってもこのJR北東地区の9.3ヘクタールだけでずっと推移していくことになるのではないか。

 

<事務局>

 この景観重点地区については、行政が行う緑づくりとかいう意味合いではなく、地域の方々がその地域をどうやってよい景観に保つのか、それにより地域のアイデンティティや地域の愛着を作っていくという思いで設定されているものである。

行政サイドとしてもこのようなツールは当然用意するが、ツールありきで地域に入っていくわけではなく、地域のそういう魅力や愛着を向上させる一つの行政的なルールがあると示す形で行うものであるため、なかなか地域の方の思いがなく、進まないこともあれば、それとは違う形で地域づくりを行うというケースもあるので、今のところJR高槻駅北東地区以外には指定されてはいないが、行政としては取組を引き続きしっかり行うという思いをもっているところである。

数字が伸びないところは残念であるが、我々としても地域づくりをしっかり行いたいと思っている。

 

<委員>

 1点目は10頁の(3)プログラムの令和3年度実績評価は、目標値に対して実績値の評価を〇、△、×になっていると思うが、ページ12ページから56ページまでの評価内容が、パトロールしたとか、把握したとか、確認したとか、推進を働きかけたとか、という表現であるが、その結果どうなったのかいうことを市民の方は知りたいのではないか。文書の内容をその結果どうなったのかというところまで踏み込んで記載してほしい。見る側の立場で表現してもらいたい。

それともう一つは、90頁(ウ)農業用水だが、この中で水質調査を用水期に限っているが、年間通じて調査されない理由はなにか。

 

<事務局>

 1点目は、記載している内容だが、令和3年度取り組んだ内容が記載してあり、その結果としてこの数字が現れている。当然各所属で結果の評価はそれぞれで行っているかとは思うが、結果の評価内容をどの程度まで踏み込み記載するかは、今後の課題としていただく。

 

<事務局>

2点目の農業用水についてですが、令和3年度までは農業用水と公共用水域として報告したところだが、令和4年度から見直しを行い、農業用水も公共用水域の一部として扱い、測定地点も見直しを行い、用水期にこだわらず、年間を通じて計画をしている。

水質の調査は、コストの関係もあり、公共用水域でも一番数の多い環境基準点で年12回だが、うち詳細に調査しているのは年間4回であり、環境基準点以外でだと年1回くらい詳細な項目調査するのが現状である。その中で農業用水について、どういう形で調査するのか議論した時に農家の皆さんの一番の心配事というのは用水期、田植えを始めるときに水がどれぐらい安全なものなのか確認しておきたいというのが一番大事な思い、考え方ということで、特に用水期に調査をしている。

 

<委員>

水稲栽培はそれでいいが、年間通じて野菜とか畑づくりをしている農家も多い。そうなると、年間通じて水を必要とするということになる。口に入るものだから、年間を通じて水質調査をしてほしい。実際に我々の地区でも、油で汚染される地域が年に2、3回ある。用水期以外の期間についても調査してほしい。

実際に工場から出て、まわりに臭いもあって、行政に対応してもらったこともある。工場への指導も大事だが、水質を良くして、生産者を心配させないような水を確保してもらいたい。

 

<事務局>

河川の水質の維持、あるいは水路の水質の維持について補足すると、言われるとおり河川水などは農家の方も使用しており、それからもう少し下の方へ行くと取水して飲用水として使っているということで、水質をいかに適正な状態に保っていくかは行政として非常に大きいミッションの一つだと認識していて、我々としても多面的な取組を行っている。

一つは、定期的に今回データで挙げているように水の状況をチェックする。次に企業、事業者からの排水が適正なものになっているのかを抜き打ち的に水質検査を行い、問題がないかを確かめる。あるいは事業所に行き、河川水に影響を与えるような施設が適正に稼働しているのかどうか立入り検査をしている。

その他、意見の中であったように事故が起きるケースがあり、高槻でも年間約30件、いろんな形で、市民の方、あるいは行政の内部から情報提供がある。情報提供があると、我々が指導して、油が出ていることに対して何ができるのか検討して、現象に対応していく。あわせて、原因が一体どこにあったかを突き止める。原因の会社が分かれば、同じことが2度とないように再発防止について考えて実行してもらう。このような形で河川水が汚染されないような取組を行っている。地域と一緒になり、我々としてはきっちり河川の水を守っていきたいという思いを持って取り組んでいる。

 

<委員>

高槻市の地球温暖化対策について、温対法が改正され促進地域等は市町村がつくれるということになったが、高槻市の中では、もちろん進めていくということになると思うが、促進区域といった考えはどのように反映していくつもりなのか。新しい動きがあれば教えてほしい。

 

<事務局>

 促進区域の考え方が国レベルではあるというのは理解した上で、一つの地域としての高槻市のアイデンティティを考えると、北部の山々とか南を中心とした田畑の風景を見たときに、それらが非常に大事なものだというふうに考えており、それらをないがしろにしてまで促進区域を徹底するようなものではないかなという感覚を持っている。むしろそういった山の緑、田畑をどのように守っていくのかは、高槻市の再エネを進めていく中での一つの大きい高槻市のローカリティとして持っていないといけないと考えている。そういった意味でまだ促進区域という概念を高槻市で考えていく段階には至っていないと考えている。

 

<委員>

 それでは大阪府の除外区域等々と関係はどうなるのか。

 

<事務局>

まだあまり情報が入っていないので、除外区域の設定をどうするかまでは検討ができていない状況である。

 

<副会長>

75、76頁の環境マネジメントシステムについて、74頁で学校園での紙購入量を削減するというのがあるが、環境マネジメントシステムの中で、庁舎内の職員が対象であったが。学校園に対しては含まれるのか。

 

<事務局>

エコオフィスプランで全庁が取り組む中には学校園も入っており、エコオフィスプランの報告でも学校園での取組を実績として報告している。

 

<副会長>

77頁の職員研修、推進職員研修などは、学校の先生を対象とする考えでよいか。

 

<事務局>

 市の全体として推進研修を計画しており、学校の先生方の個々については把握していないが、当然教育部門からもエコ推進員や実行責任者を対象に研修会は開いている。

 

<副会長>

 最近では教科書の中にしっかり書き込まれているように、子どもから環境教育が徹底されている。このマネジメントシステムもお子さん方やあるいは先生が取り組まれ、実際の場面で習得していく部分がとても大きいかと思うので、検討してほしい。

 

<事務局>

 毎年小学校4年生を対象とした環境副読本というものを作成しており、関係課と協力して冊子を作っている。学校の子どもたちに対して使ってもらえるような形で、配布等をしているので、子供たちの環境教育の方も協働して進めている。

 

<委員>

28頁302-1の特定外来種の防除だが、毎年アライグマだけを対象にして計上しているが、本市ではミズヒマワリも芥川では城西橋、大阪府の管轄の部分までは何とか防除できているが、国交省の管轄である城西橋以南は、まだボランティア団体の方々も一生懸命防除しているが、深みがあるなどで進んでない部分もある。ほかにナガエツルノゲイトウバスターズという市民団体が、梶原の田んぼ等、駆除にもう6年になるが、一向に進んでいないのが現状である。また、高槻市では、クビアカツヤカミキリが昨年度見つかり今年度に多々出てきている。その辺を捉えると、この項目で302-1のAとかBなど、もっと種類を出したらいいのではないか。

例にナガエツルノゲイトウをあげたが、オオバナミズキンバイとあわせて世界最悪の植物と言われている外来植物が、高槻市にだんだん広がりつつあり、我々ボランティアだけでは対応できない。さらに市民に声かけしていかないといけない。

先ほど言ったオオバナミズキンバイなんかは他市で繁茂しており、駆除に何千万の金額がかかる。やはりわずかの金額でできる今の段階で幾ら民地といえども、民地から河川に広がると防げないから、行政ももう少し踏み込んで取り組んでいかないといけないのではないか。本当にもっと市民に告知しながら進めてほしい。

クビアカツヤカミキリについては、広報等で盛んに市民にアピールしている。しかし、子供たちは昆虫が大好きで、見つけたら昆虫採集として捕獲し、それが放されたら大変なことになるため、きちんと市民にアピールしていかないといけないと思う。

 

<事務局>

計画上は、なかなか全てのものを載せていくというわけにはいかないが、各特定外来生物の対策について本市職員もともに活動させてもらっている。また、各管理者、川であれば河川管理者など様々な方々とも連携を図りながら活動を行っている。クビアカツヤカミキリについても、本市職員が公園等を点検にまわるなど、なかなか目に見えない部分ではあるが、被害拡大防止に取り組んでいる。

 

<会長>

質疑は尽きたようです。事務局及び関係各位は、各委員のご意見を踏まえ、今後の環境施策の推進に努めていただきたい。

 

<会長>

議事4 令和4年度版たかつきの環境に対する市民意見と市の見解について、事務局に説明を依頼。

 

<事務局>

資料2にて説明。

 

<会長>

各委員に意見を求める。

 

<委員>

清水地区では摂津峡桜公園を介して、様々な行事を行っているが、桜の木が大分古木になっているように感じる。新しい木を植える計画はあるのか。また、三好山について、11月に芥川城跡が国の指定になったことで、道の修繕など行われるようだが、緑をやはり少なくしてほしくないという市民の方の要望がある。道は広くして欲しいし、なかなかバランスのとれた話ではないのだが、できるだけ見た目が美しく、緑があるというのは、市域の本当に宝になる。一方で、環境破壊に繋がることもあるので心配している。

もう一つ、農業のことだが、地域で農地をたくさん持つ方がいるが、後継者がいなくて、亡くなった途端に農地が転売され、家がいろいろ建ってきている。農業優先で、後継者づくりをなんとかしてほしい。

 

<事務局>

 摂津峡の桜広場の古木になってきている桜の木を、植え替える計画など全体的な計画はないが、摂津峡の公園事務所の職員が古くなった枝など、適宜管理、見栄えを良くするなどの作業をしている。

 

<委員>

木をふやすことはないとのことだが、各自治会で何本ずつぐらい寄付しようかとかいう話もある。やはり皆さん桜を楽しみにしている。中には市外から来られる方もいる。いい公園にしてほしい。

 

<事務局>

今だと紅葉の時期で普段ハイカーの方が訪れている。我々としては、しっかり手を入れながら、皆さんに来ていただいてご覧いただける公園を保っていきたいと考えている。

 

<委員>

河川のことだが、これは大阪府なり、国交省の担当になるかとは思うが、特に芥川と如是川、芥川については芝生からの下流が整備されて大分綺麗になり、流れはよくなっている。しかし、芝生から上流、特に如是川を見ていると津之江地区のあたりで雑草が生茂り、水がうまく流れるかという懸念がある。近頃、温暖化による気候変動で台風の巨大化、ゲリラ豪雨などが発生しやすくなる中、もう少し水が流れやすいように高槻市からも府なり国交省なりにもう少し早く整備してほしい旨を打診してほしい。

 

<事務局>

 要望としていただく。

 

<委員>

 何年か前にごみ収集業者が焼却場を作る計画が、市民からの反対運動により、中止しているようだが、業者と市民が協力する関係というのを作っていかないと目標を達成できない。こういう場合はどこに意見を言えばよいのか。

<事務局>

 廃棄物の業者が許可を得るような事業場を作る場合、まずは資源循環推進課が窓口となる。意見等あれば、資源循環推進課まで連絡いただければと思う。

 

<委員>

 高槻市に保護樹木や樹林保護地区が設定されていて、冊子を作って市民にアピールしているのは知っている。高槻市内にある保護樹木は、今29本設定されているが、ナンバーは40まで附番されている。つまり11本は枯れてしまってもうないわけだが、どんな木があったかを写真に残してほしい。御神木に対するパワースポット的な要素が、結構市民の間にあるが、ほとんどの保護樹木は民間の家にあるので、市民が見に行くわけにはいかない。市が写真を撮って冊子化し、冊子を有料化しても、市民にこういう樹木がある、あるいは樹林保護地区があるなどをアピールすればよいのでは。

今、樹林保護区が台風によってほとんど倒木になり、もうほぼ保護地域として認定できないようなところが、多々あると思う。幼木を一部で植えているが、市もさらに補助をして、幼木をきちっと植えるなど、緑を守ろうとするならば、もっと力を入れてはどうか。

 

<事務局>

 樹林保護地区、保護樹木とともに、樹木医などを交えながら診断をしたり、報奨金を出して支援を行っている。その中で、保護地区の保全については所管の審議会により都度議論していく。

 

<委員>

 特定外来生物についてだが、一般の市民の方は特定外来生物の法律も含め、取り扱いなどわからないと思うが、もし見つけた場合、どのように問い合わせや対応をすればよいか。

 

<事務局>

 取り扱いは、状況に応じての対応になる。捕まえると移動させられないものもある。個々に対応が違い、対応できるものもあればそうでないものもあるので、迷うことがあれば、農林緑政課へ相談いただければ説明させていただく。

 

<委員>

 個別ごとの対応となると、市の職員も対応に迷うかと思うが、市民の方はもっと迷うと思うので、対応をお願いする。

 

<委員>

 全般に対する意見だが、令和3年度の実績というところで今いろいろ説明があり、確認できたが、令和3年度の実績が分かって、今おそらく令和4年度への見通しが大分分かっていて、もしかすると令和5年度の方針も分かっているのかと思う。今の時期であれば、荒い段階でもいいので4年度の見通しや5年度に向けての内容について教えてもらえたらと思う。

 

<事務局>

 どういう形でPDCAサイクルをまわしていくのかとのことだと思うが、我々は我々なりに行っている。当然、令和4年度のことを振り返り、令和5年度の実施内容を年度末、あるいは年度初めに計画を立てる。我々なりに過年度のことを振り返りながら新年度どういうことをやるのか考えている。このプロセスの中で我々が漏れ落ちている視点などを、こういう場でいろいろな角度で意見をもらい、できるだけ早いタイミングで追加していきたいなと考えている。この会議は人数多いなど、いろいろな関係で年1回ぐらいしかできないが、委員の皆様から忌憚のない意見をもらい、また反映していきたいと思っている。

 

<副会長>

審議会の議事録だが、高槻市はホームページをリニューアルしている。ホームページで遡って見ると、この1年、2年の議事録のみが見られるようになっているが、それ以前のものは閲覧ができるのか

 

<事務局>

この環境・温暖化対策審議は、名称が変わっており、おそらく今、環境・温暖化対策審議会の議事録を閲覧しているかと思う。以前のものについては環境審議会として議事録が掲載されている。

また、何年前まで議事録公開するかは、庁内的に一定の考え方やホームページのサーバーの容量なども影響するので、過去何年にわたってすべてを掲載することはできないことから、約3年分を掲載している。

 

<副会長>

毎回非常に貴重な先生方の意見が出てきているので、記録として残っていればいいなと思っている。全庁的な方針もあるとのことだが、また検討してほしい。

 

<会長>

本日の予定はすべて終了しました。

事務局から報告等はございますか。

 

<事務局>

 来年度については、現在、市で新たに条例の制定や一部条例の改正の可能性があり、具体的に説明できる段階となれば、審議会委員の皆様の意見をいただきたいと考えている。詳細な進め方については、今後調整してとなるが、例年より本審議会の開催が多くなると考えているので、ご理解、ご協力をお願いする。

 

<会長>

議事5 閉会

配布資料

資料1 冊子「令和4年度版たかつきの環境」

資料2 令和4年度版たかつきの環境に対する市民意見と市の見解