本文
令和4年7月11日作成
令和4年度高槻市町名地番改正調査委員会
令和4年7月6日(水曜日)9時30分から10時45分
高槻市役所本館3階 第2委員会室
市民課
8人
可
0人
第1 委員長の選出について
第2 委員長職務代理者の指名について
第3 会議録署名委員について
第4 住居表示整備事業実施経過報告について
第5 諮問について
第6 答申について
令和4年度高槻市町名地番改正調査委員会 資料 (PDF:7.57MB)
(1)副市長挨拶
(2)委員及び事務局職員紹介
(3)委員会の概要説明
(4)委員の出席状況の確認及び本委員会成立の報告
(1) 議案第1 委員長の選出について
ア 委員の互選により委員長選出
イ 委員長挨拶
(2) 議案第2 委員長職務代理者の指名について
委員長による委員長職務代理者の指名
(3) 議案第3 会議録署名委員について
ア 委員長による会議録署名委員2名の指名
イ 委員長による傍聴希望者有無の確認(傍聴者はなし)
(4) 議案第4 住居表示整備事業実施経過報告について
(委員長)
それでは、事務局から報告を求める。
(事務局)
住居表示整備事業実施経過について、報告する。昭和37年5月10日施行の「住居表示に関する法律」に基づき、高槻市では、昭和38年に「住居表示に関する条例」等を定め、住居表示整備事業を順次実施してきた。
昭和37年から事業を開始し、平成6年度には、「美しが丘一丁目、美しが丘二丁目」を、平成12年度には「花林苑」を新設したほか、大規模開発等に伴う町区域の変更を実施し、直近では平成30年度に「月見町、奥天神町2丁目」の町区域の変更を実施した。
住居表示の実施状況については、資料8頁のとおりとなっている。
(5)議案第5 諮問について
(委員長)
「町の区域の変更について」の諮問を、当委員会に対して行いたいとのことなので、これを受けたいと思う。
(副市長)
※諮問書を読み上げ、諮問書を委員長に手交
(委員長)
ただいま市長からの諮問を受けた。諮問内容について、事務局からの詳細説明を求めたい。
(事務局)
それでは、お手元の資料12頁の別図1をご覧いただきたい。
青色で示す線が、成合東の町と成合南の町の現在の町境界である。この二つの町が接している現在の町境界から、資料13頁の別図2の赤色の線で示した町境界へ変更することを、本委員会に諮問するものである。
次に資料14頁をお開きいただきたい。
この図は、先ほどの資料12頁と13頁の二つの町が接する境界を重ねたものになる。赤と青が重なった線が、現在の町境界で、緑の線が今回諮問する町境界である。これにより、青の斜線に示された部分が、成合東の町から成合南の町へ、赤の斜線に示された部分が、成合南の町から成合東の町へそれぞれ変更になる。
次に資料15頁の市街化予想図をご覧いただきたい。
この地区は新名神高速道路高槻インターチェンジに近接する場所であり、交通利便性を生かした産業系施設を誘導し良好なまちづくりの実現を図る目的で、成合南土地区画整理事業が平成30年度から令和5年度までの事業期間で実施されている。
今般、この大規模な開発区域の造成が進み、図のように新たな道路が整備されている。「高槻市住居表示整備実施基準」においては、「町の境界は、道路、河川、水路、鉄道等恒久的な施設または著名な地物をもってこれにあてる」と定めている。
そこで、ピンクで示した商業地を分けるように東西をやや斜めに通る区画道路1号線と、黄色で示す住宅地・農地と紫色で示す工業地を分けて通っている幅2メートルの特殊道路2号線、その2つの道を南北に縦貫する区画道路3号線がつなぐ区間によって構成されるライン、すなわち資料14頁に示している緑のラインを新たな境界線にしようとするものである。
(委員長)
諮問内容の説明は終了した。
それでは、「議案第5 諮問について」、事務局から現地調査の提案を受けているので、その提案説明を求める。
(事務局)
先ほど説明した、道路整備の状況を確認するため、現地調査を提案する。なお、現地での調査時間は10分程度を考えている。
(委員長)
ただいま、事務局から本委員会に対し、現地調査についての提案説明があった。
本件について、異議はないか。
(委員)
異議なし。
(委員長)
異議なしと認める。ただいまから、直ちに現地調査を行う。
現地調査の終了後、この場所で会議を再開する。
事務局から案内をお願いする。
※車にて現地へ移動 現地の道路整備状況を確認後、第2委員会室で会議再開
(事務局)
それでは改めて、お手元の資料14頁をご覧いただきたい。
先ほど現地調査にて確認いただいた、開発区域の道路区画に沿って、緑の線で示した町境界への変更を諮問するものである。
繰り返しになるが、これにより青の斜線に示された部分が、成合東の町から成合南の町へ、赤の斜線に示された部分が、成合南の町から成合東の町へそれぞれ変更になる。
なお、町が入れ替わることになる2つの斜線部分は、赤の斜線部分がスーパーマーケット、青の斜線部分が、Nexco西日本と、それぞれ企業の敷地の一部となる予定であり、いずれも住民はいない。
ついては、諮問の通り、資料12頁別図1から、13頁別図2に示した区域へ変更しようとするものである。以上簡単な説明だが、審議をお願いする。
(委員長)
事務局からの説明は終了した。
それでは、本議案について審議を行う。
現地にて、町の境界を確認したが、町区域の変更について質問等はないか。
(委員)
以前、成合南の町の住民であった人たちは、すでに成合東の町に移転し、成合東の町の住民となっている。そのため、新しい区域になっても問題ないと考える。
(委員長)
他に意見はないか。
(委員)
先ほども意見があったとおり、今回の町境界の変更は、現在、住民がいないところの変更にあたるので問題ないと考える。
(委員長)
特に地元との関わりがある議員の方、相談を受けたことや、現地視察をふまえて意見はないか。
(委員)
この件に関して、原案どおりで異議はない。
特に移転の際には、市の担当者に成合東の町及び成合南の町の住民の思いを、非常に丁寧に拾って対応していただいた。住民の方に対してすごく丁寧なご対応をしていただいたことについては本当に感謝する。
(委員長)
都市づくり推進課の職員も参加しているので、これからのまちづくりについて補足説明を求める。
(都市づくり推進課)
資料の15頁をご覧いただきたい。
この図面のうち黄色いエリアが農地と住居のエリア、また紫色とピンク色こちらが産業系の土地利用のエリアであり、エリアごとの土地利用の誘導を行って現在事業を進めている。
先ほど、委員の方から意見があったとおり、以前、成合南の町の住民であった方は、この黄色エリアの方へすべて移転が完了しており、すでに住んでいる状況である。
また、先ほど現地でも説明があったが、今回町区域が変わる道路の北側の商業地域については、
7月の着工予定で進めている。
区画道路3号線を挟み、向かい側の紫色の地域は、Nexco西日本の事務所の予定であり、すでに用地は取得しているが、新名神高速道路の供用が一部延期されたことに伴い、事務所の工事時期についても見直されている状況である。
そのほかに、現地で確認したすでに立地されている長浜製作所、その他の地域についても概ね土地利用の方が決まっており、今後順次建築が進められていく状況である。
全体のスケジュールとしては、今年度に造成工事の方がすべて完了し、建築工事についても随時着工していく予定になっている。そして、組合とされては令和4年度末のまち開きを予定されているので、また案内をする予定である。最終的には令和5年度の組合解散に向けて事業を進めているので、そういった状況で取り組んでいる。説明は以上である。
(委員長)
この諮問について、本委員会の答申を「諮問のとおり」とすることに、異議はないか。
(委員)
異議なし。
(委員長)
異議なしと認める。
したがって、高槻市長からの諮問に対する、本委員会の答申は「諮問のとおり」とする。
(6) 議案第6 答申について
(委員長)
本委員会の答申について、先ほど諮問の通りとすることを承認したので、事務局から答申書(案)を委員へ配布する。
(委員長)
各委員は答申書(案)について、確認をお願いする。
それでは答申する。
※答申書を読み上げ、答申書を副市長に手交
(委員長)
予定していた議事はすべて終了した。
最後に、事務局から今後の予定を求める。
(事務局)
今後のスケジュールについて説明する。
今後は、「地方自治法第260条」に従い事務を進める。
まず、議会の議決を得る必要があるので、本年9月に開かれる市議会定例会に付議する。次に市議会の議決を経て、告示し、10月中に町の区域の変更が確定する。
説明は以上である。
(1) 副市長挨拶
(2) 委員長挨拶