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令和元年度第2回高槻市都市計画審議会常務委員会 開催概要

ページID:003813 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示
会議の名称

令和元年度第2回高槻市都市計画審議会常務委員会

開催日時

令和元年11月27日(火曜日)午後6時30分から午後8時

開催場所

市役所本館3階 第2委員会室

出席状況

出席委員6名

傍聴者

0名

案件

高槻市都市計画マスタープランの改定について

結果 原案のとおり承認されました。

要点録

意見等

1.現状・動向の整理について

  • 淀川のハザードマップに関して、都市計画としてどのように対応するのか、今後、検討してほしい。JR以南はすべて洪水浸水区域となっている中で、土地利用計画を徐々に変えていくのか、堤防等のハード面を関係機関と取り組んでいくのか。都市計画としてやるべきことを、しっかり示すべき。
  • 強み・弱みについても分析され、地域性が考慮された内容となった。分析に対して、どう取り組んでいくかが、まだ漠然としているが、具体的なことは分野別計画で扱うことも踏まえ、あまり制限をかけすぎない意味でも、現時点の整理としてはこれでよい。
  • 防災における現状把握として、防災公園街区整備事業(古曽部防災公園・安満遺跡公園)については情報を追加しておくべきではないか。

2.課題の整理について

  • 重点課題の設定に関して、現時点では大きな方向性を示す中での整理として構わないが、今後は「取り組まなければ現状より悪化してしまうこと」などを整理した上で、都市計画として何をするのかを検討し、示していくべき。
  • 資料では、避けたい姿になる要因が「人口減少・少子高齢化など」と一括りに表現されているが、要因はこれだけではないはず。現状から、避けたい姿になるメカニズムは様々で、そのメカニズムに働きかけることが、施策になるのではないか。個別の問題をすべて記載できないと思うが、避けたいこと、伸ばしたいことを表現の仕方を考え、追加していくと説得力が出てくるのではないか。
  • ポジティブの項目として「ベッドタウンとして発展」が挙がっているが、ベッドタウンとして充実しているが故に買い物難民が増えるといった問題もある。このようにポジティブとネガティブは表裏一体であると感じ、そういった視点でも整理ができるのではないか。
  • ネガティブの項目として「幹線道路の低い整備率と混雑」があるが、道路整備率が低いことが本当に高槻市にとってネガティブなことなのか。市として、現状の整備率で問題なく、既存道路を活用していくならば、ポジティブと捉えることもできる。今後、道路交通が減少する可能性があり、混雑も自然に緩和されると考えられるが、この記載では道路を整備しなければ混雑の問題は解決しないということになる。低い整備率と混雑は、分けて考えるべき。
  • 分類については、ポジティブとネガティブの両面があり、綺麗に分かれるものでもないと思うが、議論できるのは非常に良いことである。話し合いながら気づくことも多く、市としての取組を明確に示していくことを期待したい。あまり謙虚になりすぎず、強気な姿勢も示してほしい。

3.全体構想(案)について

  • 言葉の定義によるものであるので理解は様々だが、資料にある基本理念は目標であるように感じる。
  • 重点課題の仕分けについて、重点課題と目標が資料のように綺麗に対応しているのだろうか。
  • 今後の全体構想の検討と並行して、フィードバックしていくと基本理念・目標は変わる可能性もある。今後の検討で、より実効性のあるものにしてほしい。

4.その他

  • 明石市では、子育て世代をターゲットに絞り、人口を増やしている一方、工業誘致や産業誘致はしないなど、非常にはっきりしている。そのような思い切りが高槻市にも見えてくると、方向性がはっきりするのではないか。
  • 人口減少・少子高齢化は避けられない事実として受け入れ、ソフトランディングしていく必要がある。
  • 今までの都市計画は、人口増加を圧力として実施されてきたが、人口の圧力がない時代の都市計画をどう実現していくかというのが、今回の改定の非常に重要なテーマである。
  • 人口の圧力に代わるものとしては、地域コミュニティの力があり、一緒にまちを創ることを明確に示し、地域の人たちと一緒の方向性を持てれば、実効性のある計画になっていくと思う。計画を実現する仕組みについても、計画の中で触れられるとよい。
  • 情報技術の進展を含め、人々の交流の仕組みは大きく変化し、スマートフォンがあれば様々なことができるようになった。そのような時代であるからこそ、リアルな人との接点が非常に大事になってくるということを踏まえ、検討に取り組んでほしい。