本文
令和元年度第1回高槻市保健医療審議会
令和元年8月8日(木曜日) 14時00分から15時00分
高槻市役所 総合センター14階 C1401会議室
可
3名
笹内委員、高鳥毛委員、齋藤委員、木野委員、後藤委員、久保委員、石田委員、青木委員、倉橋委員、伊藤委員、寺西委員、河野委員、塩見委員
資料1-1 「第3次・健康たかつき21」に係る行政の取組状況
(平成30年度実績・令和元年度予定)
資料1-2 健康たかつき21ネットワーク会員の取組状況等
(平成30年度実績・令和元年度予定)
資料2 「高槻市国民健康保険第2期データヘルス計画」の
取組状況について
資料3 高槻島本夜間休日応急診療所のあり方検討について
資料4 - 1 「高槻市自殺対策計画」
資料4 - 2 「高槻市自殺対策計画(概要版)」
健康福祉部 保健所 健康医療政策課
(事務局)
ただ今から、令和元年度第1回高槻市保健医療審議会を開催いたします。委員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、ご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。
まず、審議会の定足数についてご報告申し上げます。本審議会の委員数は17名でございますが、現在13名のご出席を頂いており、委員数の過半数に達しておりますので、本審議会は成立しておりますことをご報告申し上げます。
本日は、新たに委員を委嘱しましてから初めての審議会ですので、正副会長の互選を行い、その後、会議を行いたいと思います。正副会長が決まりますまで、事務局で進行させていただきます。
会議を開催するに当たりまして、事務局を代表いたしまして、健康福祉部長の関本から、一言ご挨拶を申し上げます。
(部長挨拶)
(事務局)
「出席委員の紹介、事務局職員の紹介」
(事務局)
議事に入ります前に、資料を確認いたします。
「資料確認」
(事務局)
次第に沿いまして、審議会を進めさせていただきます。
議題(1)の「会長・副会長の選任について」でございます。
高槻市保健医療審議会規則第2条第1項の規定により、会長及び副会長につきましては委員の互選によって選出することとされております。皆様、ご推薦はございませんでしょうか。
特にご推薦がないようでしたら、事務局から提案をさせていただきたく存じますがよろしいでしょうか。
(各委員)
<異議なし>
(事務局)
ご異議がないようですので、事務局の案をご提案させていただきます。引き続き、会長には高槻市医師会の木野委員、副会長には高槻市歯科医師会の久保委員及び高槻市薬剤師会の石田委員にお願いしたいと存じますが、いかがでしょうか。
(各委員)
<異議なし>
(事務局)
ご異議等がなければ、拍手をもって選任の確認とさせていただきたいと存じます。
(各委員)
「拍手」
(事務局)
ありがとうございます。それでは、木野委員を会長に、久保委員と石田委員を副会長に選出することにいたします。それでは、会長、副会長、恐れ入りますが、正面の会長席及び副会長席へお移りください。
<会長席、副会長席へそれぞれ移動>
(事務局)
それでは、以後の進行は木野会長にお任せいたします。木野会長よろしくお願いいたします。
(会長)
会長の木野でございます。会議が円滑に進むよう努めてまいりたいと考えております。委員の皆様方におかれましては、それぞれの立場から活発なご意見をいただきますよう、最後までご協力の程よろしくお願いいたします。
それでは、傍聴希望者の状況について、事務局から報告をお願いします。
(事務局)
3名の方が傍聴を希望されております。
(会長)
「高槻市保健医療審議会の会議の公開に関する要綱」に基づき傍聴を認めます。入室してください。
(会長)
それでは、次第に沿いまして審議会を進めてまいります。議題(2)の「第3次・健康たかつき21の取組状況について」でございます。事務局から説明をお願いします。
(事務局)
議題(2)について説明
(会長)
ただ今の説明についてご意見・ご質問はありませんでしょうか。
(委員)
<なし>
(会長)
ないようですので、議題(3)の「高槻市国民健康保険第2期データヘルス計画の取組状況について」に進ませていただきます。事務局から説明をお願いします。
(事務局)
議題(3)について説明
(会長)
ただ今の説明についてご意見・ご質問はありませんでしょうか。
(委員)
項番5のたばこ対策(COPDの周知・啓発)につきまして、最近は加熱式たばこや電子たばこが増えてきていますが、これらも紙巻たばこと同様の扱いとなるのでしょうか。これらのたばこは、一見非常に安全なように思われていますが、受動喫煙についてはむしろこちらの方が、害が大きいというデータが出ています。今後の対策についてどのように考えているのかお伺いしたいです。
(事務局)
受動喫煙対策について推進する目的で、昨年の7月に健康増進法が改正され、また今年の3月に大阪府で受動喫煙防止条例が制定されました。これにより、一定の場所において、喫煙を禁止するということが法律で明記されました。例えば、行政庁舎、子どもや健康に配慮を要する者が利用する場所は、基本的に敷地内禁煙となりました。それを受け、高槻市内の病院をはじめ各施設においては既に受動喫煙対策に取り組んでいますし、教育関係の施設においても敷地内全面禁煙となっています。加熱式たばこの副流煙の害については、まだはっきりとしたデータが出ていない状況です。改正健康増進法においては、飲食店での加熱式たばこの喫煙については、専用室を設置すれば認められる場合があることになっていますが、今後についても、法や条例を注視しながら取組を進めていきたいと考えております。
(会長)
加熱式たばこの体への影響について、紙巻たばこと同じような害があると聞いていますが、どうでしょうか。
(事務局)
加熱式たばこについては、長期間の観察データがなく、害について結論付けることが難しいため、現時点では紙巻たばこと同等に扱った方が良いだろうというのが国際的な流れかと思います。今後、日本でもどのような流れになっていくのか注視していきたいと考えていますが、基本的にはまだ安全と分かっていない以上は、市民への啓発もしっかり行っていきたいと考えております。
(会長)
他にございませんか。
(委員)
項番6のハイリスクアプローチの特定保健指導についてお聞きします。実施率が平成29年度から30年度にかけて減少していますが、これはどのように解釈したらいいでしょうか。
(事務局)
平成30年度の実施率は確定値ではありません。確定値は11月頃に分かりますが、最終的には平成29年度と同程度の実施率になると見込んでいます。今後も引き続き、更なる実施率の向上に向けて、取り組んでいく必要があると考えています。
(会長)
他にございませんか。
(会長)
ないようですので、議題(4)の「高槻島本夜間休日応急診療所のあり方検討について」に進ませていただきます。事務局から説明をお願いします。
(事務局)
議題(4)について説明
(会長)
ただ今の説明についてご意見・ご質問はありませんでしょうか。
(委員)
移転の件とは直接関係ありませんが、お聞きしたいことがあります。先日、三島救命救急センターにおいて、医療者の人材確保のための資金を集めるためにクラウドファンディングを実施するという報道がありました。関係があるかどうかは分かりませんが、応急診療所がなくなるという話をする人がいるようです。応急診療所は夜間や休日など地域の診療所が開いていない時間帯に利用できる診療所であると思いますが、そのような予定はあるのでしょうか。また、現在は入院施設が併設されていますが、移転後に入院施設はなくなるという考え方でよろしいでしょうか。
(会長)
まず、夜間休日応急診療所がなくなるというお話はどこから聞かれたのでしょうか。
(委員)
私の知り合いでそのような情報を聞いた人がおります。もしかしたら、クラウドファンディングに関する報道を聞き、場合によっては医師不足で三島救命救急センターを閉鎖しないといけなくなると勘違いしている人がいるのではないか、また、救命救急センターと応急診療所を混同してしまっている人がいるのではないかと思います。間違った情報が流れるのは良くないと思いますので、この機会に確認しておきたいと思います。
(事務局)
応急診療所がなくなるのかという点につきましては、市としてなくす予定もありませんし、現行の初期救急医療体制を維持していきたいと考えています。地域の診療所の空白の時間帯を埋めることが応急診療所の本来の機能であると考えていますので、その役割についてはしっかり果たしていきたいと考えています。
次に、救命救急センターと応急診療所につきましては公益財団法人大阪府三島救急医療センターが運営していますが、応急診療所は初期の救急患者に対する応急手当をする医療機関であり、救命救急センターは重症重篤患者に対応する病院施設ですので、両者については全く別の医療機関であると考えていただけたらと思います。
また、入院施設がなくなるのかという点につきましては、応急診療所は現状において救命救急センターが併設しているため、入院施設があるように見えるかもしれませんが、元々、応急診療所には入院施設はありません。ただ、現状で救命救急センターが併設していることが市民の方にとって安心の材料になっているという面もありますので、それも踏まえ、応急診療所の移転場所については、大阪医大の近傍で探す中で市有地である弁天駐車場の敷地が適地であると判断しているところです。
(委員)
移転後の応急診療所では、通常の診察で対応できない場合は、救急搬送するという認識でよろしいでしょうか。
(事務局)
先ほど申し上げたようにそもそも初期救急に入院施設はなく、軽症患者の応急手当てをする医療機関ですので、仮に入院等が必要になる場合は二次救急医療機関へ、また重篤患者の場合は三次救急医療機関へ搬送することになります。現行の応急診療所についても、必要な場合は市域の二次救急医療機関に受入れをお願いしていますので、移転後も継続して現体制を確保していきたいと考えております。
(会長)
行政はこれまで、医師会ともよく連携・相談して上手に進めていただいたと思っております。
他にございますか。
(委員)
夜間休日応急診療所は、一般の医療機関が診察していない時間帯に応急的に診察する場所であり、元々は医師会で開設したものを、現在は市で運営をしていただいているという状況です。三次救急については、昭和60年に応急診療所に併設する形で設立されましたが、建物の老朽化が進み、大阪医大に移転が決まったということです。クラウドファンディングについては、三次救急の三島救命救急センターだけの問題だと認識しています。
(事務局)
仰っていただいたように、クラウドファンディングについては、三次救急医療機関である三島救命救急センターの取組であり、そのことが原因で応急診療所がなくなってしまうということはありません。
(会長)
応急診療所に関する誤解は解けたかと思います。移転場所についても、高槻市の中心地で良い場所を探していただき、ありがたく思います。今後も皆さんと協議して良い形で移転を進めていければと思います。
(会長)
他にございませんか。
(会長)
それでは、議題(5)の「その他」に進ませていただきます。事務局から説明をお願いします。議題(5)は報告案件となります。事務局からお願いします。
(事務局)
「高槻市自殺対策計画の策定について」について説明
(会長)
本日の予定されていた議題は以上となりますが、事務局からその他議事等はありますでしょうか。
(事務局)
第2回の本審議会については、10月頃に開催したいと考えています。詳細につきましては、追ってご連絡いたします。
(会長)
折角の機会ですので、委員の方からその他ご意見・ご質問等はございませんでしょうか。
(委員)
<なし>
(会長)
本日、各委員からいただきました意見の処理につきましては、会長にご一任していただいてもよろしいでしょうか。
(委員)
<異議なしの声>
(会長)
それでは、事務局と調整しながら、必要な対応をさせていただきます。これで、本日予定しておりました議題は全て終了しました。
本日は、貴重なご意見、ありがとうございました。
(事務局)
それでは、これをもちまして、令和元年度第1回高槻市保健医療審議会を閉会いたします。
委員の皆様、ありがとうございました。