ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・手続き > 環境 > 審議会 > 環境 > 高槻市緑地環境保全等審議会 > 令和7年度第1回高槻市緑地環境保全等審議会会議録
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 計画・審議会 > 審議会 > 環境 > 高槻市緑地環境保全等審議会 > 令和7年度第1回高槻市緑地環境保全等審議会会議録

本文

令和7年度第1回高槻市緑地環境保全等審議会会議録

ページID:183461 更新日:2026年2月13日更新 印刷ページ表示

会議の名称

令和7年度第1回高槻市緑地環境保全等審議会

会議の開催日時

令和8年2月6日(金曜日)
午後1時30分から午後3時30分

会議の開催場所

高槻市役所本館2階 全員協議会室

会議の公開の可否

傍聴者数

1人

出席委員

出席委員9名

会議の議題

1 保護樹木の指定について
2 第2次みどりの基本計画について
3 その他

配布資料

会議録

〈議題1〉
保護樹木の指定について

(事務局説明)
・保護樹木制度の概要
・指定予定案件の説明

(質疑)
委員|
保護樹木に指定された場合に所有者に課せられる義務とメリットの説明をお願いします。

事務局|
義務については、保護樹木指定後の樹木を良好な状態に保っていただくことです。
メリットについては、市費で銘板を設置すること、管理助成金を受けられること、数年に1回の樹木医の診断と、診断結果に応じた対応の助言が得られることがあります。

委員|
資料から、指定予定樹木は道路に接していると思われます。道路の方に伸びた枝は切ることになるのでしょうか。また、その際の費用負担は誰なのか、教えてください。

事務局|
道路部分に出た枝は処理いただくことになります。費用は所有者負担ですが、市の管理助成金がその費用の一部に充てられるという考え方になります。

委員|
通行上支障のない道路上部の枝などは、はみ出して伸びてもやむを得ないのか。

事務局|
今後の枝の伸び方次第で、道路管理者と相談しながら対応することになります。
今回の指定にあたっては、道路管理者ともあらかじめ協議をしており、所有者と個々に調整しながら木に影響が無いようにしていきます。

会長│
他にご意見がなければ、事務局案のとおり指定を承認することでよろしいでしょうか。

全委員│
了承

〈議題2〉
第2次みどりの基本計画について

(事務局説明:以下について、順次説明)
(1) 「第2次高槻市みどりの基本計画」概要説明
(2) 令和6年度「重点施策」の進捗状況報告
(3) 令和8年度実施予定の計画の中間見直しの骨子案の説明

(質疑)
委員|(進捗状況の報告:重点施策4「ヨシ原の保全」)
重点施策4のヨシ原の保全について、ヨシ原焼きの灰が日吉台まで及び、地元で騒ぎになったことがあります。ヨシ原焼きの周知の際に、風向きによっては遠くまで影響が出ることをきちんとお知らせすることが、市民の理解につながると思います。要望です。

事務局|
ヨシ原焼きの周知については、広報誌、ホームページ、SNSのほか防災行政無線での当日放送も行っています。周辺自治体にも広報誌の掲載をお願いし、一部地域へのチラシ配布も行ったりと、考えられる限りの注意喚起を行っています。

委員|(進捗状況の報告:重点施策11「生物多様性保全の市民への啓発」)
重点施策11の生物多様性についてですが、指標である「生物多様性の言葉と意味を知っている人」が令和6年度の意識調査では36%であったとのことで、少なさに驚きました。どのような調査で、母数が何人の規模で36%になったのですか。

事務局|
生物多様性の指標については、「市民意識調査」のアンケートで数値を把握しています。母数については概ね2,000人程度で、回収率がおよそ50%強です。

委員|(進捗状況の報告:重点施策11「生物多様性保全の市民への啓発」)
生物多様性の課題として「中間層の世代に対する啓発」が挙げられています。現在の小・中学生は生物多様性をしっかり学ぶようになっていますが、その機会が無かった「中間層」に伝えるという課題について、現状で考えている手立てがあれば教えてください。

事務局|
現状の出前講座などの取組みでは高齢者の参加が多く、中間層には届いていません。現在、国主導でSDGsのように民間に生物多様性の積極的な取組を促す動きがあり、仕事を通じて自ずと関わることになる人などが今後は増えてくると見込んでいます。

委員|
学校で学んだ子どもたちが親に教えてあげるような仕掛けもあればよいと思います。

委員|(進捗状況の報告:重点施策1「森林被災地復旧への取組の推進」)
重点施策1の森林被災地復旧の取組について、令和2年で215ヘクタール、昨年度で226ヘクタールという状態。あと7年で415ヘクタールという目標です。中間目標の315ヘクタールとなるのですか。また、資料にある新たな国費の活用について具体的に説明してください。もう1点、昨年は2ヘクタールのみの復旧でしたが、昨年の復旧計画と実績の乖離要因を教えてください。

事務局|
本市の森林は概ね民有林で、林業者が国庫補助金等と市からの上乗せ補助を活用して復旧事業を実施しています。目標未達は国庫補助金等の確保が厳しかったことが要因の一つと考えており、本市としても粘り強く国等に要望を続けてまいります。目標値については、台風被災から約7年経過する中、自然回復等も踏まえた精査が必要と考えます。

委員|
自然回復による目標精査は必要と思います。目標未達は国庫補助金の確保が要因ということで、市の努力不足と誤解をされないよう、今後の精査に向け、何らかの説明を加えてもらえればと思います。

委員|(進捗状況の報告:重点施策11「生物多様性保全の市民への啓発」)
重点施策11の生物多様性について、課題とされる「中間層」へのアプローチとして、漫画、動画、SNSの活用などが効果的ではないかと思います。SNSの活用は行っていますか。

事務局|
現状はホームページで講座やイベント情報を更新する際に、同時にX(エックス)も活用しています。今後、更なる活用について検討してまいります。

委員|
世代に合わせた身近なものを通じて、より多くの人に生物多様性に関心を持ってもらい、理解が深まればと思います。気候変動と生物多様性の維持は一体のものと思いますので、そういうことを共有して意識が変化していくよう、啓発をお願いしたいです。

委員|(計画の中間見直しの骨子案)
計画の中間見直しの骨子について、「生物多様性の保全に向けた取り組みを行った市民の割合」を今回指標として追加する理由、また、その質問項目の中に「日常生活で取り組む」とありますが、取組の具体例があれば教えてください。

事務局|
指標に追加する理由は、当初策定した計画の後期の目標設定に沿った内容となっています。計画書本編では60ページに掲載しています。
取組の具体例については、環境省の「MY行動宣言」で5項目を紹介しています。(MY行動宣言の紹介)

委員|
環境負荷の低減で個人が出来ることは、例えば食品ロスの削減、地産地消、節電、エコバッグ、マイボトル持参などだと思います。例えば市の施設に無料のマイボトル専用給水機の設置など、市民の協力を求める取組を検討されてはと思います。

事務局|
身近な取組が生物多様性に繋がっていることを発信、啓発することが有効な方法だと思いました。

委員|(計画の中間見直しの骨子案)
アンケートをする際は「生物多様性はこういうことですが知っていますか」という問いかけがよいのではと考えます。

事務局|
生物多様性については認識にズレを感じる場面があります。ご意見のように、定義を示したうえで聞くと、それ自体が周知にもつながると思いますので、検討したいと考えています。

委員|(計画の中間見直しの骨子案)
自然共生サイトについて、情報提供と問題提起があります。現在、森林組合と民間施設で樹林整備と植生調査を5年間かけて実施しています。シカの被害を受けにくい立地で、貴重な植物の植生も確認しており、自然共生サイトの認定を視野に入れようと考えています。
問題提起としては、民間施設に、認定されるとどう評価され、どう発信されるのか、助言があればありがたいです。

事務局|
今回教えていただいた取組も含めて、市内で自然共生サイトの認定に向けた団体等の把握を進め、実際の認定に向けた助言など、本市として後押しができればと考えています。

委員|(進捗状況の報告:重点施策1「森林被災地復旧への取組の推進」)
重点施策1の森林被災地復旧について、森林組合としては、国費事業の確保が難しい事情も理解しており、高槻市には、大阪府も交え復旧を進めていただき感謝しきれない思いです。
間もなく発災から10年が経過する中、被災森林のみならず、被災していない森林の整備が滞り、森林に求められる防災機能が落ちていくことが危惧されるため、再調査によって、自然回復も含めて現状を把握し、復旧事業としては一区切りを付け、森林経営管理制度の活用も視野に、健全な森林を整備していく段階にシフトしていければとも思っています。

事務局|
委員のご意見のとおり、調査のうえ目標数値を精査し、スピード感をもって災害復旧をはじめとした森林整備に尽力していきたいと考えています。

委員|(計画の中間見直しの骨子案)
今回の骨子案は、生物多様性地域戦略を既存の施策体系内に位置付けるとやりやすいと思いますが、最低限という印象です。抜本的に準備することも大事なことと考えます。
国の戦略では、社会構造そのものを生物多様性に資するものに変えるくらいの変革が必要だと言われており、自然共生サイトなどに実際に関わっている立場からも、大きな流れが変わってきている実感があります。高槻市は、鵜殿のヨシ原など素晴らしい場所があり、一方で市民に生物多様性が浸透していない課題があります。考えるきっかけを作るという意味でも、長い目で見ればしっかり策定する方がよいのではと思います。
見直し後の計画のタイトルには、生物多様性地域戦略がどう表現されるのか。

事務局|
まず、計画の統合については、本市の他計画でも複数の法律に基づくものを一本化している事例がいくつかございます。「生物多様性地域戦略」を併記するなど、埋もれてしまわない表現の事例もありますので、今後検討してまいります。
国は、生物多様性地域戦略を策定している自治体の割合を目標値に掲げており、環境省の手引きでは、徐々に取組を増やし育てていくようなものでも良いとの考えが示されています。
国の意向を踏まえ、前向きな姿勢で生物多様性地域戦略を位置付ける考えですので、ご理解いただければと思います。

委員|
私自身、国家戦略の策定に関わってきているため、「何もやらないよりは」という考えは良いことと思いますが、高槻市は、都市でありながら、鵜殿のヨシ原であったり、市民活動が活発であったりとアピールできる自治体であり、もったいないという気持ちがあります。ぜひ次につながるような計画となるよう検討をお願いします。

事務局|
本計画策定時に、生物多様性地域戦略の位置付けの議論があったものの、当時は位置付けない結論となりました。
現在は大阪府内で複数の策定事例があり、目標を設けることで本市の計画も生物多様性地域戦略に位置付けられる状態だと確認できたため、今回、それを骨子案でお示ししました。
令和8年度に中間見直しの素案についてしっかり本審議会でも議論していただき、中身を充実させ、市民等にしっかり伝わるように工夫していきたいと考えています。

委員|(進捗状況の報告:重点施策4「ヨシ原の保全」)
重点施策4のヨシ原の保全について、冒頭に今後に向けた動きが始まっているという説明があり、それは良かったと感じている反面、今回の報告では前年比で約10%減の16%までヨシの割合が減っています。この要因分析と、今後に向けた検討状況を教えてください。

事務局|
令和2、3年のヨシ原焼き中止の影響で強まったつる草などの勢いが収まっていないこと、また、ヨシ原を横断する国交省所管の導水路の通水状況が良くないことが要因として挙げられます。今回のヨシ原の植生変化では、導水路に沿ったエリアの減少が顕著でした。
今後に向けてですが、導水路については、国交省淀川環境委員会の直近の議事録にて、上流側の土砂堆積などの改善の方向性について検討すると説明されています。また、その他の活動としては、令和4年以降ボランティア活動として実施されてきた「つる草抜き」活動がありましたが、令和7年に「雅楽の楽器篳篥用ヨシ保全コンソーシアム」という組織が立ち上がり、市や国の補助金などを活用した安定的な実施に移行することとなっています。

委員|(計画の中間見直しの骨子案)
一般の人には被災森林やシカの食害などで森林の質が変わっていることが伝わっていないと実感しています。勉強会を開く際に、人集めのためにオプションを付けても、それ目当ての人が来るだけで、その場で終わってしまいます。また、今は関心が高く取り組んでいる人でも、仕事や家族のことなどで続けられなくなってきていますので、定着するかどうかが喫緊の課題と感じています。
一方、大学で自然環境を専攻した学生でも、全く畑違いの仕事に就くなど、知識を活かせていない人が潜在的に多くいると思います。また、個人的に活動して、貴重なデータを持っている人もいます。高槻市には素晴らしい生物多様性が沢山存在しているので、元々自然が好きだという人の掘り起こしも含めて、ネットワークで繋げたり、高校生や大学生の研究フィールドとして提供したりすることで、活動の維持とともに、生物多様性の貴重なデータの可視化などの取組を進めてもらいたいと思います。

事務局|
ターゲットをある程度絞ってアプローチするという視点は今後の取組への良い材料になると思います。

委員|
(重点施策3:芥川創生基本構想に基づく「ひとと魚にやさしい川づくり」)
(重点施策5:摂津峡・三好山周辺の歴史・自然環境の保全・活用)
(重点施策7:芥川緑地の健康づくり広場と整備)
私はこれらの施策の対象地域の住民でもあり、経過もよく知っています。
施策としては、摂津峡・三好山、緑地帯として保存するための施設(あくあぴあ芥川)、桜堤公園などの整備、そしてアユの遡上調査やこいのぼりフェスタなどの活動と、「点」としての整備や活動が進んでいる印象です。多くの市民の方に親しまれている芥川沿いを「線」として整備し、活用してほしいという希望があります。

事務局|
過去に大阪府と高槻市で「川まちづくり」という取組がありました。芥川緑地から下流に向け、所々で右岸・左岸に行ったり来たりはありますが、芥川桜堤公園までを一連の遊歩道として整備し、平成28年に完成しています。さらなる周知に努めたいと考えています。

委員|
例えば、ホタルの産卵のために堤防をコンクリート擁壁以外で施工されたりというのもありましたが、その後のメンテナンスがされていないので、お願いしたいと思います。

委員|(計画の中間見直しの骨子案)
山があり、川が流れ、海につながる。そこに流れる水が汚れていると、生き物が住めない環境になってしまいます。そういう仕組みを見据えながら、高槻市の良さを創り出していくことが重要だと思います。
計画書の21ページには、生物多様性、様々なみどり、人づくりが一体になって、将来のまちづくりにつながるという方向性が図示されており、素晴らしいと感じています。
今後の見直しでは、これをベースに社会変化を見据えながら、「参加」から「協働・共創」へ、量だけでなく質も見直していくことが必要と思います。
他にも、人の手が入らない里山の乱れや気候変動の中で人里にクマが侵入してくるような社会変化が起こっており、先人が作ってきたものを今後どうしていくのかといった問題も、次の策定に向けてみんなで考えていけたらと感じました。

会長|
意見は尽きたようです。委員各位から様々意見はありましたが、基本的には原案通り承認ということでよろしいでしょうか。

委員各位|
了承

会長|
資料の字句の修正等については会長に一任ということでよろしいでしょうか。

委員各位|
了承

会長|
それでは、計画の中間見直しの骨子案については承認とします。事務局から、その他報告があればお願いします。

事務局|
本日の貴重なご意見を、今後の方針・施策に反映してまいりたいと考えています。
今後は、計画の中間見直しに向け、議論を深めていくことになります。本審議会を来年度は2回から3回開催を予定しています。日程等は改めて調整させていただきます。

会長|
それでは令和7年度第1回高槻市緑地環境保全等審議会を終了いたします。
Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)