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会議の名称 |
令和6年度 第3回高槻市地域公共交通協議会 |
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開催日時 |
令和7年2月12日(水曜日)午後2時から午後3時 |
開催場所 |
市役所本館3階 第2委員会室 |
出席状況 |
出席委員18名、欠席委員5名 |
傍聴者 |
1名 |
会議の議題 |
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【会長】
それでは定刻となりましたので、ただ今から、「令和6年度 第3回高槻市地域公共交通協議会」を開会させていただきます。
委員の皆様におかれましては、大変お忙しい中、ご出席を賜りましてありがとうございます。今日は非常に重要な議題もありますので、皆様方の積極的なご意見をいただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
まず、開会にあたりまして、八十副市長よりご挨拶をお願いしたいと思います。八十副市長、よろしくお願いします。
【副市長】
皆さん、こんにちは。副市長の八十でございます。
「令和6年度 第3回高槻市地域公共交通協議会」の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。
委員の皆様方におかれましては、公私、何かとご多忙の中、ご出席を賜り誠にありがとうございます。
さて、本協議会では、平成28年に策定いたしました「高槻市総合交通戦略」の改定に向け、これまで計3回にわたりご議論いただき、本市の交通の現状を整理するとともに、目指すべき将来像の実現に向けた「課題」や「基本方針」等を定めてまいりました。
本日は、これまで整理してまいりました「課題」や「基本方針」を踏まえ、今後、交通面での施策や目標を位置づけるに当たっての「基本的な考え方」及び「地域公共交通の在り方」について、ご審議いただきたいと考えております。委員の皆様には、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げます。
本日の協議会が、将来の交通ネットワークの充実に向け、実りあるものとなるようお願いいたしまして、簡単ではございますが、開会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。
【会長】
ありがとうございます。
八十副市長におかれましては、別の公務のため、ここでご退席となります。
<副市長 退席>
それでは議題に入る前に、お手元に配布しております資料の確認をお願いいたします。事務局からお願いします。
【事務局】
それでは、資料の確認をさせていただきます。
<配布資料の確認>
【会長】
それでは、本日ご出席されている各委員の皆様をご紹介させていただきたいと思います。事務局からご紹介をよろしくお願いします。
【事務局】
委員の皆様には、ご多忙の中にもかかわらず、ご出席いただきありがとうございます。
それでは、事務局の方から各委員及び事務局職員のご紹介をさせていただきます。
<事務局より出席委員及び事務局職員の紹介>
【会長】
それでは、議題に入りたいと思いますが、本日は、傍聴希望者の方が、1人おいでになります。今回の議題につきましては、公開することが不適当なものとは認められませんので、傍聴を許可したいと思いますがいかがでしょうか。
<異議なしの声>
それでは、傍聴希望の方にご入場いただければと思います。よろしくお願いいたします。
<傍聴者入場>
なお、本日の議事録につきましても、後日、公開することになりますので、ご了解のほど、よろしくお願いいたします。
それでは、お手元の議事次第をご覧ください。議題として「高槻市総合交通戦略」の改定について挙げられておられますので、事務局よりご説明をいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
【事務局】
それでは議題「高槻市総合交通戦略」の改定についてご説明いたします。スライドを用いてご説明させていただきますので、前方スクリーンをご覧ください。
はじめに、資料4「1 前回までの振り返り」についてでございます。令和5年度及び令和6年度に「高槻市地域公共交通協議会」を計3回開催し、協議を重ねてまいりました。なお、直近に開催しました「令和6年度 第2回高槻市地域公共交通協議会」では、市民意識調査や事業者ヒアリング、追加のデータ分析の結果を踏まえ、3つの基本方針(あるべき姿)と6つの課題(やるべきこと)を設定しました。
続いて、「2 今回の協議事項」についてでございます。本計画の全体構成における、「交通施策の方向性」のうち、「基本方針(あるべき姿)」についてまで協議をいただいておりますので、今回は「交通施策の方向性」のうち、図中で着色しております「基本的な考え方」と「地域公共交通の在り方」についての協議をお願いいたします。なお、以降の項目については、検討の状況により変更の可能性がございますが、今後の協議となりますので、事前にご確認をお願いいたします。
続いて、資料5「1 基本的な考え方の設定」についてでございます。まず、「設定の視点」として2点示しております。
1つ目ですが、「基本的な考え方」を目的の実現のために必要な施策・事業の整理に向けた考え方と定義し、交通施策の方向性をより具体化するとともに、今後、施策・事業の体系的な整理を進めるために設定するものです。
2つ目の視点ですが、今回の計画対象である「総合交通」の中で、「地域公共交通」に関する事項については、地域交通法において、「地域公共交通の確保・維持に関する基本的な方針」を計画において定める事が挙げられていることから、「地域公共交通の在り方」の整理を行った上で、交通施策の方向性の具体化を図り、施策・事業の展開を行うものです。
これらの視点を踏まえ、「基本的な考え方」を、「一体的な交通ネットワークの形成による地域公共交通の活性化及び再生の推進」、「道路ネットワークの整備・改善による都市の骨格形成及び交通基盤の強靱化」、「駅及びその周辺の一体的な都市づくりによる拠点における交通機能の充実」、「バリアフリー化や安全対策の継続的な実施による安全・安心な移動環境の整備」、「多様な移動手段の活用による地域公共交通の補完」と設定いたしました。今後は、こちらの考え方に基づき、施策・事業への展開を整理していく予定です。
続いて「2 基本的な考え方と課題(やるべきこと)との対応関係の整理」についてでございます。前回設定いたしました、課題(やるべきこと)との対応関係に関しましては、表の通り整理し、確認しておりますので、後ほどご覧いただきますようお願いいたします。
続いて、「3 地域公共交通の在り方の整理」についてございます。ここでは、先ほど整理しました「基本的な考え方」のうち、地域公共交通に関する事項である「一体的な交通ネットワークの形成による地域公共交通の活性化及び再生の推進」については、「地域公共交通計画」に記載すべき事項に挙げられている「地域公共交通の活性化及び再生に関する基本的な方針」として、「地域公共交通の在り方」を「対象範囲の設定」「求められる役割」「将来の地域公共交通ネットワーク」の3項目を挙げて整理を行っております。
1つ目の項目、「対象範囲の設定」につきましては、地域交通法における「地域公共交通」の定義を参考に「利用対象者」を整理しています。すべての市民を対象としますが、特に通勤・通学等の日常生活において、自由に使うことができる移動手段を持たない方に配慮するものとし、観光やその他の目的により高槻市を訪れる方も対象としています。なお、単独で公共交通機関の利用が困難な方については、福祉的交通で対応することとします。
次に、「対象交通」につきましては、既存の鉄道・路線バス・タクシーやデマンド交通等の新たな交通を対象として整理しているほか、企業・商業施設等の送迎バスなどについても、法令等に基づく安全性や合理性が確保された場合には、活用の対象とすることとします。
2つ目の項目、「求められる役割」でございますが、基本方針(あるべき姿)を踏まえて、本市の地域公共交通に求められる役割を「市民の移動手段を確保すること」と「まちのにぎわいと活力の創出に寄与すること」の2点を整理しています。
最後の3つ目の項目、「将来の地域公共交通ネットワーク(案)」についてでございます。まずは、現状の再整理ということで、鉄道及びバスの現況について整理しております。また、鉄道駅ごとに利用者が多い地域を図に示しており、中心部では高槻駅周辺の利用が多い一方で、如是川より西では富田駅の利用が多いエリア、檜尾川より東では上牧駅の利用が多いエリア、番田水路より南では市外駅の利用が多いエリアが、概ね分布していることを確認しております。
次に、鉄道・路線バスのサービス状況を整理し、市域全体を「利便地」、「不便地」、「空白地」の3つに区分しております。「利便地」については、「鉄道駅から半径800m圏内」及び「平日一日30本以上の運行本数のあるバス停から半径300m圏内」の地域とし、「不便地」については、「鉄道駅又はバス停から半径1km圏内」の地域のうち、「利便地」を除く地域、その他「利便地」及び「不便地」を除く地域を「空白地」と定義し、それぞれ区分した地域の可視化を行っています。その分布状況については、おおむね市街化区域内は黄緑色の「利便地」が分布しており、主に山間部の樫田・萩谷・川久保地域において水色の「不便地」が分布しています。なお、メッシュ人口による人口カバー率を算出するとわずかに「空白地」に居住する方が山間部におられますが、「不便地」の対応と一体的な取組を進めていくことが合理的であると考えています。
以上を踏まえて、図4のとおり「将来の地域公共交通ネットワーク(案)」を整理しています。鉄道駅を赤色で示す交通拠点とし、交通拠点を中心とした地域公共交通ネットワークを整理しており、それぞれ紫色矢印の「広域幹線」、緑色矢印の「地域幹線」、市域全体を囲むピンク色枠線の「面的交通」に区分しています。
次に、「機能分担(案)」を整理しております。
「広域幹線」は、「交通拠点と他都市を結び、大量輸送による速達性を有した広域的な移動を支えるとともに、都市間交流の更なる活性化を促す」といった機能を有する地域公共交通として、鉄道、及び本市と枚方市を結ぶ路線バスを位置付けています。
「地域幹線」は、運行区域の特性に応じて2つに整理し、主に市街地を運行する路線バスを「市街地の各地域と交通拠点を結び、市内移動の円滑化を推進することで、市民の日常生活を支えるとともに、駅周辺のにぎわいや活力の向上を促す」といった機能を有する地域公共交通として位置づけ、主に郊外部の集落地を運行する路線バス等を「主に郊外部の集落地と交通拠点や市街地を結び、集落地における移動手段を確保するとともに、地域の連携や交流を深める」といった機能を有する地域公共交通として位置づけております。
「面的交通」は、「多様な移動ニーズに対応した運行により、幹線交通の補完や市内移動の活性化を促す」といった機能を有する地域公共交通として、タクシー等を位置付けて整理しております。
各区分における「基本的な考え方」についてですが、「広域幹線」は、「市内外の人々の移動を支える幹線交通として、利便性の向上等に取り組むとともに、将来に渡って安全性・速達性・定時性の確保」をめざし、「地域幹線」の内、主に市街地を運行する路線バスにおいては、「主に市民の移動を支える幹線交通として、利便性の維持・向上や効率化等に取り組むとともに、将来に渡って一定水準のサービスの確保」をめざし、主に郊外部の集落地を運行する路線バス等においては、「主に集落地の地域住民の移動を支える幹線交通として、運行費用の一部を補助するなど、将来に渡って一定水準のサービスの確保」に努めると整理しています。そして、「面的交通」は、「多様な移動ニーズに対応した交通として、利便性の高いきめ細かなサービスや地域の特性に応じたサービスの提供」をめざすと整理しております。この他、「地域公共交通」で対応できない部分については、施設等の送迎サービスなども活用を検討し、地域公共交通の補完を行っていく考えです。
今回の協議会においては、「基本的な考え方」と「地域公共交通の在り方」についての整理内容について、ご審議いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
説明は、以上でございます。
【会長】
ありがとうございました。それでは、これから質疑に入りたいと思います。
只今ご説明いただきました内容につきまして、ご意見、ご質問などございましたら、挙手の上、ご発言いただきますよう、よろしくお願いします。
【副会長】
おおむねこのような考え方で進めていただければと思います。自然豊かな地域、まちなかの便利な地域、丘陵地の住宅地、平坦地の住宅地といった多様な地域があるという高槻市の特徴を地図でしっかり示していただき、アクセシビリティが良いのか、あるいは課題があるのかを可視化すれば、多くの方に共感いただけると考えますので、今後も図をしっかりと作成いただければと思います。
【会長】
はい、ありがとうございます。他に皆様、ご意見、ご質問はありますでしょうか。では、皆様が考えておられる間に私から3点ほどよろしいでしょうか。
1点目は、地域交通法の正式名「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」をどこかに記載しておいた方が良いと思います。市民の方が調べたときに、正式名の記載が無いと混乱する可能性があります。
2点目は、高槻市における地域公共交通の役割分担が、資料5の各所で挙げられていますが、市民の方々が外出時にどの交通手段を多く利用されているのかを表す交通手段分担率、また、地域公共交通の中でも、鉄道、幹線バス、その他の路線バス、タクシーの割合はどの程度なのかをパーソントリップ調査の結果等から把握いただきたいです。利用が少ない末端部をどうサポートするかの議論に終始しがちですが、幹線が衰えてしまうとその支線にまで大きな影響が及びますので、幹線が非常に重要です。市民にとって幹線がどの程度重要なのかを交通手段分担率の円グラフ等で、目で見て分かるような整理ができると分かりやすいです。
3点目は、資料5の8ページの機能分担に関して、例えば中学生や高校生の通学をどう支えるかは教育委員会との意見交換が、また、福祉的な輸送は福祉部局との意見交換や連携を取っていくことが、この計画に意味を持たせることに繋がります。庁内で交通に関する意見交換を行う場を位置づけ、そこでの議論を踏まえて予算化や取組の実施を行う等、庁内連携を強めることを明確にすると良いと思います。
【事務局】
1点目の地域交通法の正式名につきましては、適切な場所に記載いたします。2点目の交通手段の分担率につきましては、パーソントリップ調査や市民意識調査の結果から整理いたします。3点目の庁内の連携につきましては、計画の推進体制の章に記載したいと考えております。学校との連携に関しましては、前回の協議会で概要を示しました樫田地域でのデマンド交通の導入検討にあたり、学校関係者と協議を進めているところです。
【会長】
クラブ活動や通塾など帰宅時間帯の対応については、特に現場の方との意見交換が重要だと思いますので、よろしくお願いします。
【A委員】
資料5の3ページで、単独で公共交通機関の利用が困難な方は「福祉的交通」の対象とするとあり、全く別の枠組みで個別に対応するということなのかと思いましたが、先ほどの議論で連携をしっかりされると伺って、分けてしまうのも良くないのかなと感じました。
【事務局】
資料にございます「地域公共交通」の対象交通は、地域交通法での公共交通事業者の定義に基づき整理しております。皆様の移動手段を確保していくべきだという認識の中で、地域公共交通の利用が困難な方については、輸送制度が確立されている「福祉有償運送」を活用し、「福祉的交通」として「地域公共交通」では手の届かない部分を補完していくという考えで、このような整理をしております。
【B委員】
「基本的な考え方」については、異論ありません。機能分担については、現時点ではあくまで概要を示されているのだと理解しますが、路線バスやタクシー等とのみ書かれているところを、もう少し具体的に記載していただけると、イメージがつかみやすいように思います。広域幹線、地域幹線、面的交通についても具体的なイメージがあると良いです。
【会長】
8ページの表中に、例えば市営バスの系統等が具体的に記載されていると分かりやすいかもしれません。
【副会長】
社会環境がこれまで以上に大きく変化することを、強く意識していただきたいです。計画では「誰もが使いやすい交通」と書くことも多いのですが、利用者の望みを全て叶えられるかは不透明です。バスを運転する人が減少している状況です。望ましいサービス水準と実際に供給できるサービスとの落としどころをうまく考えなければ、計画を立てても実施が困難になるでしょう。交通事業者と意見交換し、悲観的な面も含めて今後の見通しを共有し、現実的な計画を立てていきたいと思います。
既存の地域公共交通でサポートできないところを、別の手段でサポートしていくことが必要になるでしょう。国土交通省が挙げている「交通空白の解消」などの動向を踏まえて、計画を作っていければと思います。
地域公共交通の利用促進に関して、便利な車の利用をやめて地域公共交通に転換してもらうことは非常に難しいです。本当は運転したくないという方の転換の後押しができれば、実効性の高い計画になるでしょう。その第一歩として、車の所有をやめてシェアから始めることも考えられます。車を所有すると、ひと月におおよそ3万5千円掛かる固定費を少しでも回収するために徹底的に使おうとしますが、シェアにすれば都度払いになるので利用料金を払うぐらいなら自転車で行こうなどと移動手段の選択肢が広がると考えられます。ただし、カーシェアへの転換には、そのポートがバスに乗らなくても行けるほど多くあることが前提となりますので、コスト面等に課題も多くあります。
福祉との連携に関しては、バス停まで歩くのは辛いが福祉支援も受けられないような方を、どうサポートするかを考える必要があります。福祉的交通と地域公共交通に明確に区分しにくいです。
また高速バスについて、名神高槻バス停の乗り場があることは、まちにとって大きな財産ですので、高速バスについても意識していただいた上で、利用促進や待合環境の改善などができると望ましいです。
【事務局】
社会環境が大きく変化し、地域公共交通の維持が難しくなる中で、交通拠点を発着するバスネットワークを特に重要な路線であると考え、資料5の図4に示しております。また、福祉的交通と地域公共交通の隙間におられる方については、福祉部局と連携し、国の方針である「輸送資源の総動員」も踏まえながら対応を考えたいと思います。なお、高速バスについては、本市の利便性を支える広域的な交通という視点から総合交通戦略において検討いたします。
【会長】
自家用車から地域公共交通へ転換してもらえる可能性が高い人として、運転が苦手で嫌々運転している人が挙げられます。また、けが等で運転ができず車を持っているが地域公共交通を使わざるを得なくなったり、経済的な圧力があったりする場合もあります。適切な地域公共交通のサービスの提供と情報の提供によって、転換してもらえる可能性は低くはないと思います。自家用車を使っている人の1パーセントが地域公共交通に転換するだけでも、利用者は大きく増えるはずです。高槻市にとってふさわしい自家用車と地域公共交通の棲み分けを考え、転換してもらう活動を継続していくことは、このまちの質を上げていくために重要なことです。
自家用車を過度に利用していると、駅前は渋滞し、キスアンドライドやパークアンドライドを行っても、地域公共交通の遅延やゆったり歩行できる空間の減少が生じると思われます。自家用車も大事な乗り物ではありますが、ゆっくり歩いて生活できる空間があるまちを目指すことを理念として持ちながら議論していければと思います。
【副会長】
嫌々自家用車を運転している例として送迎が挙げられます。駅前や商店街で子どもの送迎を多く見かけますが、この子どもたちがバスで移動できるまちに変わることが理想です。また駅前の商店街が非常に発達し、歩いて楽しいまちであることは高槻市の財産です。まちづくりと一体となって考えるときに、歩いて楽しい商店街に地域公共交通でアクセスするという観点を含めていただけると高槻市らしい計画になると思います。
【会長】
送迎が少ないまちは魅力的です。送迎は、する方もされる方も大変で、続けるのは結構大変です。送迎以外の移動手段を選択できるまちにしていきたいと思います。また、計画年次を明確にしておくことが望ましいです。議論するのが5年先のことなのか10年先のことなのかで、ずいぶん変わってきます。
【事務局】
上位計画の都市計画マスタープランの改定時期を踏まえ、最初は7年としていますが、以降の改定は5年ごとを予定しています。
【会長】
都市計画マスタープランは、土地利用計画を含み変化に時間がかかる計画ですので、計画期間が長めですが、地域公共交通はどんどん情勢が変わっていきます。あまり短くても改定が大変ではありますが、適切な期間を考えていただければと思います。
皆様、他にご意見、ご質問はございますでしょうか。
本議題については、大きな方向性には問題なく、具体的な内容について今後しっかり意見交換をしていきたいというご意見が多かったと思いますが、この方向で進めて問題ありませんでしょうか。
<異議なしの声>
ありがとうございました。
以上で、本日の議題は全て終了しましたが、他に何かありますでしょうか。
事務局の方で今後の予定など、報告事項などありますでしょうか。
【事務局】
皆様、本日は、様々な観点からご審議を賜りまして、ありがとうございました。事務局より、今後のスケジュールについてご報告させていただきます。前方のスライドをご覧ください。
本日は、交通施策の方向性における「基本的な考え方」と「地域公共交通の在り方」についてご審議いただきました。令和7年度では、「目標の設定」と「目標の実現に必要となる交通施策・事業」について整理を行い、「計画(素案)」作成後、パブリックコメントを実施したのち、「計画の策定」を予定しております。
次回、「令和7年度 第1回高槻市地域公共交通協議会」につきましては、7月頃の開催を予定しておりますので、委員の皆様におかれましては、ご出席を賜りますようお願いいたします。
事務局からの報告は、以上でございます。
【会長】
以上で、「令和6年度 第3回高槻市地域公共交通協議会」を閉会とさせていただきます。
皆様、本日はご出席いただきありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。