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高槻市総合計画審議会
令和2年7月13日(月曜日)午後3時00分から午後4時10分まで
高槻市役所本館3階 第2委員会室
8名
林 宏昭会長、松尾 光洋副会長、青木 和成委員、五十嵐 秀城委員、岸 兵太委員、木野 昌也委員、木本 祐委員、国久 昌弘委員、倉橋 隆男委員、越山 健治委員、島田 洋子委員、杉本 真一委員、高須賀 嘉章委員、内藤 雅代委員、新美 英代委員、真鍋 宗一郎委員、馬渕 晴彦委員、山口 重雄委員、吉田 長裕委員、和田 聡子委員、和田 美砂江委員
<委員紹介(初出席の委員のみ)>
<傍聴者入場>
【会長】
議題(1)の基本計画に係る書面調査結果報告に入る。コロナウイルス感染症の拡大の影響で4月から6月にかけて審議会を開催できず、書面で意見聴取し、それに対して事務局が回答するという形で進めた。委員の皆様に相当時間を割いていただいたことがよくわかる結果で、こういった会議の場では時間が足りないのではないかと思うほど数多くの意見を出していただいた。ありがとうございます。その結果について、事務局からの説明をお願いする。
【事務局】
<資料確認>
<説明(資料1、2、3、4、5、6、7)>
【会長】
内容について、言い忘れたこと、気が付いたことやどうしても直っていないという点がもしあれば今ご発言いただきたい。資料7には感想のようなことも書いていただいており、お持ちの考えを受け止め、事務局とも共有している。これだけは言っておきたいということはあるか。
【委員】
今のところ大丈夫である。
【会長】
【委員】
資料7に私が書いた意見が反映されており、とてもうれしく思った。
【会長】
それでは、次の議題に移る。
【事務局】
<説明(資料8、9、10)>
【会長】
【事務局】
15・16ページの8つの都市像の後にまちづくりの合言葉を入れ、その後基本計画が始まっていくという構成を考えている。
【会長】
【委員】
会長がおっしゃったように、むしろ高槻在住の方からの感想をお聞きしたいと思うがいかがか。
【委員】
合言葉はよいと思う。ただ、前段の説明文2行目「古くから交通の要衝、歴史の中心であったといえる」と書いてあるが、「歴史の中心であった」という部分について、前半の「高槻の背景」の説明文の中では「縄文・弥生の昔から(略)、江戸時代にかけて(略)」「近畿地方最大級の弥生集落や安満遺跡」と書かれており、どういう形で歴史の中心をイメージされているのか。
【会長】
【事務局】
中心というのは大阪・京都の中間ということもあるが、歴史の重要な働きを果たしてきたということで、歴史の中心と考えている。
【委員】
今、事務局がおっしゃったとおりの「歴史の重要な役割も担っていた」くらいでいいのではないか。中心というのは京都・大阪に挟まれているということもあるので、両方の都市に配慮して、「重要な役割も担っていた」という表現の方がいいのではないかと感じる。
【事務局】
大きく言っているかなと感じることもあるので、事務局で「古くから交通の要衝として、また歴史的に大きな役割を果たしてきた」という文言に変えることを検討したい。
【会長】
その方がよいと思う。「関西の」「歴史の中心」だと、関西の歴史の中心なのか、日本の歴史の中心なのかわかりにくい部分もあるので、おっしゃった方向でいい。
【委員】
以前、豊中市が「みらい創造都市とよなか」という文言を使っていた。「関西の中央都市」が入っているのでよいとも思うが、なんとなく似ているとも思った。
【委員】
「輝く」ではなく、「着実に」「一歩一歩」というように言葉を変えてはどうか。「輝く」はどこでも使われている言葉であるように感じる。
【会長】
「輝く」は「未来」に係っている。今、ご意見いただいたのは「着実に」「創造する」とすれば、どこかと同じという風にはならないということである。ただ、「着実に輝く未来を創造する」とすると長くなってしまう。
【委員】
「輝く」は省いた方がよいのではないか。
【委員】
10年スパンの計画と考えても、市民の皆さんに明るく希望が持てるキャッチフレーズとなればよいのではないか。作るときに市民の皆さんがどう感じるかが重要だと思うので、個人的には「輝く」が入っていてもよいのではないかと思う。
【委員】
これは昔の「さわやか未来 ふるさと高槻」のように、封筒や広報媒体などでもよく使われるものなのか。
【事務局】
封筒の糊付け部分や下の部分に表示するといった使い方になることは考えられる。
【会長】
市長がどこかで総合計画の紹介をするときに使われることもあるのか。
【事務局】
合言葉なので使われることも十分あると考えている。
【委員】
「輝く未来を創造する」は皆さんがおっしゃるように普通の文言だが、一番インパクトがあるキーワードは「中央都市」で、「これを言うのか高槻は」と思わせる文言である。「中央都市」はたぶん外さないと思うので、ここに係る言葉をもう少し考えればいいのではないか。「輝く未来を創造する」は書いても印象に残りにくいかもしれないが、「中央都市」という言葉には攻めていると感じさせるインパクトがあるので、どんな中央都市になるのかという、「中央都市」に係るよい形容詞があればいいのではないか。
【委員】
【副会長】
何をもって関西の中央都市というのか。基本構想を見直してみると、市民生活が充実していて、市民が住みやすい街を目指しているというのが一番大きくあると思う。そこに子育て、健康、安全が関わっており、都市機能を重視して経済的発展を目指そうとする感じではない。例えば、大阪・京都と違って関西の中央というものは、高槻として何なのかということであれば、市民が中心となって主体的に創り出していく・切り拓いていくということを謳ってはどうか。総合計画の中身は、そういう方向でまとめられている気がするが。
【会長】
具体的に合言葉の中に「市民が」といった言葉を盛り込むイメージか。
【副会長】
そうである。
【会長】
【事務局】
「切り拓く」は、どんどん新しいことをやっていくことをイメージさせる言葉でよいと思うが、「切る」という言葉が言葉として適切とまで言えるかという議論があり、「創造」という言葉でご提案させていただいた。
【委員】
「創造する」でいいと思う。「切り拓く」は新しいことに挑戦するという意味がありよい言葉だが、「創る」という言葉はいろいろな意味を含んでおり、今回の構想のなかには「今あるものを守っていく」「改善していく」「長い目で積み上げていく」などいろいろな意味がある。それらを包含しているのが「創る」という言葉なのではないか。逆に言うと、いろいろな言葉を吟味した上で、いろいろな意味を含んでいるということで他市も使っているのだと思う。
【委員】
皆様のご意見も然りで、確かに「輝く」「未来」「創造」はどこも使っている言葉だと思う。合言葉は長いとインパクトがない。「市民が主役」ということを今回の高槻市の総計は推しているので、「輝く未来を創造」は前提であるとして、「市民が主役」という点を前面に押し出し、一つの意見だが、「市民が主役 関西の中央都市 高槻」ということでもいいのではないか。「市民が主役」という文言を封筒やポスターで見かけると、高槻市民の方々も意識が高まるのでは。
【会長】
具体的な未来ということではなく、「市民が」ということについて事務局はどうか。
【事務局】
【会長】
前文のところで「着実な」「市民が」といった内容の言葉を取り入れていたいただくことは必要である。
【委員】
子育てをしている人間からすると、「輝く未来を創造」はすべてを含んで明るい気持ちにさせてくれる言葉で、子どもたちにもわかりやすいのではという印象を受けた。
【会長】
【事務局】
【会長】
資料3と資料4は別冊になるのか。
【事務局】
最終的には、まとめて1冊にする。
【会長】
【事務局】
書面でのご意見を踏まえて修正させていただいている。
【会長】
【委員】
異議なし。
【会長】
【会長】
それでは、次の議題に移る。
【事務局】
【会長】
総合計画に沿った形の実施計画はできる予定か。
【事務局】
実施計画を策定する予定である。
【会長】
進捗管理については、実施計画に盛り込むのか。
【事務局】
現在も毎年実施計画を策定して、進捗管理を行っているのでそのような形を想定している。
以上