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令和2年度第2回高槻市みらい創生審議会会議録

ページID:001263 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

会議の名称

高槻市みらい創生審議会

開催日時

令和3年2月25日(木曜日)午前10時00分から午前11時45分まで

開催場所

高槻市役所本館3階 第3委員会室

事務局(担当室)

総合戦略部 みらい創生室

会議の公開

公開

傍聴者数

1人

会議の議題

  1. みらい創生の取組状況について
  2. その他

配布資料

次第(PDF:24.8KB)

資料1 令和3年度の取組概要(PDF:75.1KB)

資料2 みらい創生の取組における主な実績(令和2年度)と令和3年度の取組(PDF:146.2KB)

資料3 人事関連諸制度等の見直し検討会(提言概要)(PDF:207KB)

審議内容

1 開会

【会長】

令和2年度第2回高槻市みらい創生審議会を開催する。委員総数5名のうち出席者5名で、会議は成立している。

会議の公開に関する要綱及び傍聴要領に基づき原則公開だが、傍聴希望者はいるか。

【事務局】

傍聴希望者は0名である。

※途中、傍聴者1名の入場あり

2 議題

(1)みらい創生の取組状況について

【会長】

事務局より、配布資料の確認をお願いする。

【事務局】

資料確認

【会長】

議題(1)「みらい創生の取組状況について」について説明をお願いする。

【事務局】

説明(資料1・2・3)

【委員】

様々な取組について、基本的には着実に進められていると思う。その中で、どのように各種取組を進めているのか。

また、リーダーはキーマンであり、どのように育成しているのか。

【事務局】

平成29年に打ち出した「高槻市みらいのための経営革新」に向けた改革方針の方向性に沿った形で、他行政の先進事例等を参考にしつつ、適宜みらい創生室を含めた管理部門と各部署が連携しながら取り組んでいる。

また、各部署においては、副主幹・主査級がより現場に近い立ち位置でマネジメントしているが、人事関連諸制度等の見直し検討会においては、その副主幹・主査級の若手職員による自由な発想で、提言を出して貰った。こういった機会を通じて、リーダー育成につなげていきたい。

【委員】

着実に取組を進め、それを通じ、意識改革が図られているように思われる。また、ベンチマークやBSC(バランス・スコア・カード)などの数値目標を設定し進められることを推奨する。

【委員】

生産性の向上とは、行政にとってはより良い市民サービスをより少ないコストで提供することと考えている。提示していただいている資料を見ると様々なことに取り組まれているが、大切なことは「何を・どうしたら・どうなったか」である。例えば、資料2の「外郭団体の今後の方向性についての検討」だが、元々あった団体が統合されることにより、ヒト・モノ・カネ・シゴトがどように変化するのか。また、成果については定性的に、且つできる限り定量的に検証をしないと意味がない。この視点が十分でないようにと思われる。

【事務局】

社会福祉協議会と社会福祉事業団の事業統合については、地域福祉計画に基づき、これまで以上の福祉の充実を図る中で、今まで市で取り組んできた福祉事業において民間事業者による事業実施が可能なもの、または廃止するものを整理して進めている。

【委員】

資料2の記載であると「2つの団体を1つにする」だけのように見える。何かに取り組む場合、その成果について定性的な部分だけでなく、定量的な検証が必要である。民間では当り前のことと思う。定量的に検証しようとする意識を持つことが大事である。

【事務局】

予算査定の場では、定量的な検証結果を示す意識が根付いてきている。今後、審議会の資料においても、定量的な検証結果の記載について検討していく。

【委員】

みらい創生に向けた個別取組については、できたこととできていないことを整理し、できていないことは、その理由や実現するための課題を説明してほしい。また、検討という言葉が多いが、一昨年の検討と昨年の検討では何が違うのか、事務局の方で進捗の確認をしっかりしてほしいと思っている。

市立養護老人ホームは民間事業者を募集して運営を任せていくということだが、特別養護老人ホームとして民間事業者に運営を任せていくということはないのか。

今のみらい創生室には権限が何も無い。より一層取組の推進を図るために、どの部署に職員を何人配置するのかといった定数権を持たせることを考えても良いのではないか。

【事務局】

現状では、政策を推進するアクセルと財政というブレーキを持っているのが総合戦略部である。人事権と定数権を一緒にすべきかどうか、今後の課題として受けとめていきたい。

市立養護老人ホームについては、日常生活が自立しているが環境面・経済面で居宅での生活が難しい方の受入れ先として、一定必要であると判断しているが、施設として管理するとなると、更新やメンテナンスに費用が掛かるということもあり、民間事業者の担い手を募っていくものである。

【委員】

業務遂行と権限についてだが、色々なやり方があると思う。権限を背景に進めていくこともあれば、ソフトパワーで進めていく方法もある。過去の経験だが、組織の中に総合企画本部という名称の部署を作ったことがある。その部署は、人事やお金の権限も持たせていないものであったが、社長直属の部署であり、会議に社長以下各部門のトップが必ず参画し、問題提起し、方向性を決定していた。この方向性に基づき、権限を持った各セクションが物事を進めていくというものであった。まさに戦略策定部署として機能していた。また、一方で、企業グループの形成期に於いては人事、財務等の権限を統括部門に集約することでグループ化の早期形成を行った。その時点の状況や業務の質、内容等に応じて、どういうやり方、どのような仕組みが物事を実行するために適しているかを決めたら良いと思う。

「高槻市みらいのための経営革新」に向けた改革方針を具体的にどのように進めているのか。

【事務局】

みらい創生の取組を取りまとめる中で、各所属と個別に調整して進めているところである。

【委員】

縦割りが強い組織では、それではなかなか物事は進まないと思われる。市長を始めとした各部局のトップが集う会議で議論し推進できるよう、仕組みづくりをすることも1つではないかと思う。

【委員】

「高槻市みらいのための経営革新」に向けた改革方針が打ち出されてから数年が経ち、様々な取組を進めているが、これをどう評価するのかを考えていかないといけない。説明責任(アカウンタビリティ)を果たす上で、評価する仕組みが必要となる。例として、三重県の行政評価システムは大きな成果を出したと言われており、参考になるだろう。評価を実施するに当たっては評価疲れも起こりうるが、多くの自治体でも行政評価に取り組まれている。改革の進捗について説明責任を果たすために、評価する仕組みを導入されてはどうか。

【事務局】

行政評価については、本市では平成15年から本格的に取り入れているところだが、みらい創生の取組についてもどのように進めていくことが良いか、検討していきたい。

【委員】

高槻市も含め多くの自治体で行政評価は行っていると思う。様々な手法があると思うが、重要なのは機能しているかどうかだ。

色々な手法がある中で、高槻市に合う手法を検討すればよいと思う。まずは、各種取組の前後について定量的・定性的に検証することから始めるべきだと思う。併せて機能する評価の仕組みを検討していけばよいのではないか。

【委員】

デジタル化の推進と生産性の向上が最近重要視される中で、参考情報としてこの2本を基軸に分類されみらい創生の各種取組を整理していくとよい。

みらい創生の取組を始めてから数年が経ち、当初は5年を目途に取組を完了させるという話であった。各種取組の評価をするに当たっては、目標年次に完了できるか、できないかを整理し、できない場合はなぜできないかを検証し原因や理由を明らかにすべきと思う。

中核となるリーダーの育成が、取組の目標達成には重要になるだろう。

【委員】

人事関連諸制度等の見直し検討会における提言について、今後は提言中のどの点について採用して進めていくのかお聞きしたい。

人事異動分科会の高槻市版20%ルールの創設については、どう捉えているのか。

【事務局】

人材育成や生産性の向上、業務効率化など様々な観点から検討し、民間の取組等も参考にして取り入れていきたい。

現在の職場と違う分野の職務に携わり、自らを成長させたいという職員の意識の高まりを感じている。そうした理由から、高槻市版20%ルールの創設といった提言が出されたものと考えている。

【委員】

提言が出されたことで、次はどう進めるのか検討してほしい。提言内容を見ると、人事異動分科会や人材育成・研修分科会の提言はトップに方針を求めているものであると理解する。人事異動や人材育成・研修は先ずどのような行政人・高槻市職員を作りたいかを示さねばならない。それがあって初めて適切な人事、育成、研修があるものと考える。人事考課活用分科会や働き方改革(生産性向上)検討分科会の提言は、制度というより運用の問題である。多くは現在の制度下でも出来るがされてないだけなのではないか。人材育成に関する方針は、結果が出るまでに長期間を要するとの視点で考えなければならないものである。今回出された提言は極めて重い提言であると感じているので、しっかりと取り組んでほしい。

【会長】

人事に関わる部分というのは、本当に大変であるが、力を入れて継続的に取り組んでほしい。また、働く人がモチベーションを高く保てるような取組にも検討を加えていってほしい。

【委員】

働き方改革(生産性向上)検討分科会の各提言は、人事部門というよりはみらい創生室が進めるということなのか。

【事務局】

その通りである。

【委員】

縦割りが強い行政の組織の中で取組を進めていくためには、各部署が一緒に取組を進めていくことが現実的なやり方である。

組織内に留まらず、外部の専門的な知見を活用していく事が大事と思う。外部の知見の使い方を今後の課題として検討していってほしい。

【会長】

高槻市に将棋会館ができるということについては、どう捉えているのか。

【事務局】

高槻市と将棋は歴史的な関わりが深く、平成30年には本市と日本将棋連盟が連携協定を締結し、王将戦を高槻市に誘致するなど将棋振興を通じたまちづくりを進めてきた。先日、連盟が関西将棋会館を本市に移転する方針を決定された。これは非常に喜ばしいことで、これまでの取組がうまく結実している結果だと思うので、今後のまちづくりにもいかしてまいりたい。

【委員】

みらい創生等は、他の自治体と比較して、高槻市は一歩先んじて取り組まれていると思われる。内部的な改革は非常に難しいと思われるので、みらい創生審議会等をうまく活用して取組を進めて、成果につなげていってほしい。取り組みはその成果が重要と考える。

(2)その他

【会長】

議題(2)「その他」について、事務局から何か説明はあるか。

【事務局】

来年度以降も更にみらい創生の取組を進めてまいりたい。次回の審議会は改めて夏頃を目途に開催する方向で調整させていただきたい。

【会長】

それでは、以上で審議会を終了する。

3 閉会

以上

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