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令和5年度 高槻市感染症発生動向調査委員会
日時:令和6年3月1日(金曜日)15時から16時
場所:高槻市保健所
公開の可否:可(一部否)
出席委員:浮村委員長、黒川副委員長、河本委員、大西委員、恒松委員、片山委員、森定委員
1 開会
2 報告事項
(1)高槻市感染症発生動向調査事業実施要綱改正について
(2)令和5年 高槻市感染症発生動向調査事業実績等
1.全数把握疾患の届出実績等について
2.新型コロナウイルス感染症について
3.高槻市ウエストナイル熱媒介蚊サーベイランス事業の実績について
4.高槻市感染症サーベイランス事業の実績について
5.定点把握疾患の届出実績について
3 その他
4 閉会
・次第 (PDF:31KB)
・委員名簿
・配席図
・資料1 高槻市感染症発生動向調査事業実施要綱 (PDF:148KB)
・資料2 令和5年 高槻市感染症発生動向調査事業実績等 (PDF:1.13MB)
・参考資料1 審議会等の会議の公開に関する指針 (PDF:103KB)
・参考資料2 高槻市感染症発生動向調査委員会規則 (PDF:15KB)
保健予防課
事務局:定刻となりましたので、令和5年度高槻市感染症発生動向調査委員会を始めさせていただきます。皆様、本日はお忙しい中、御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。議事に入るまでの間、進行を務めさせていただきます。
・ 保健所長の挨拶
・ 委員紹介
・ 配布資料の確認
・ 委員長、副委員長の選任
・ 傍聴希望者について(傍聴希望者なし)
(1) 高槻市感染症発生動向調査事業実施要綱改正について
委員長:まず、高槻市感染症発生動向調査事業実施要綱改正について、事務局から報告をお願いします。
<事務局説明 【資料1】>
(2) 令和5年 高槻市感染症発生動向調査事業実績等
1.全数把握疾患の届出実績等について
委員長:それでは続きまして、令和5年高槻市感染症発生動向調査事業実績等の報告に移ります。「1.全数把握疾患の届出実績等について」事務局より順次報告をお願いします。
<事務局説明【資料2 1ページから5ページ】>
委員長:ありがとうございました。ただいまの報告につきましてご意見、ご質問等はございませんでしょうか。
委員長:高槻の結核が一旦減って、また少し上がったのは、受診以外で関係することがあるのでしょうか。いつになったらBCG接種をやめるという話になるのかと思っていますがどうですか?
委員:まず結核の患者数ですが、大分減っておりますが、年間の増減もありますので、横ばいなのか、それとも去年が少なかっただけなのか、その辺りは今後の動向をみていきたいと思います。
BCGにつきましては、10年ぐらい前に、低蔓延国になったらBCG接種をやめる議論をするという話はありましたが、低蔓延国になってから、国の予防接種委員会でも議論はされていないようです。
2.新型コロナウイルス感染症について
委員長:それでは続きまして、「2.新型コロナウイルス感染症について」お願いします。
<事務局説明【資料2 6ページから7ページ】>
委員長:ありがとうございました。ただいまの報告書につきましてご意見、ご質問等ございませんでしょうか。
委員長:4月以降、コロナの予防接種について国は7,000円と言っていますけど、高槻市はそこに上乗せや補助など、何かありますか。
委員: 現在、調整しております。
委員長:全部、医療費が3割負担になるとコロナで受診する人がいなくなって、受診したら重症になっているというような、あまり良くないサイクルに入るのかなというところは、若干懸念しています。
3.高槻市ウエストナイル熱媒介蚊サーベイランス事業の実績について
委員長:それでは続きまして、「3.高槻市ウエストナイル熱媒介蚊サーベイランス事業の実績について」、事務局より報告をお願いします。
<事務局説明【資料2 8ページ】>
委員長:ありがとうございました。ただいまの報告書につきましてご意見、ご質問等ございませんでしょうか。
委員長:日本が熱帯化してくると、デング熱が土着する可能性が考えられると思いました。地下街は冬でもヒトスジシマカが飛んでいますから、これは非常に貴重なサーベイランスかと思うのですが、他もやっていますか?
委員:保健所を持っている自治体、具体的には大阪府管轄保健所や隣の枚方市などで実施しています。
委員長:ありがとうございます。ほか、よろしいでしょうか。
4.高槻市感染症サーベイランス事業の実績について
委員長:それでは続きまして、「4.高槻市感染症サーベイランス事業の実績について」、副委員長より報告をお願いします。
副委員長:(資料2 令和5年 高槻市感染症発生動向調査事業実績等の9ページから13ページ)
9ページをご覧ください。高槻市感染症における、2023年1月から12月の月別の発生状況になります。表左側に記載のある合計件数で多い順にいきますと、1番はインフルエンザで11,482件、2番が感染性胃腸炎で5,373件、3番が新型コロナウイルス感染症で3,873件です。月別でみますと、インフルエンザは2月、11月、12月が多かったので、その数字が反映されています。
新型コロナウイルス感染症につきましては、夏に流行がありましたので、7月、8月、9月に発生者が多く出ております。感染性胃腸炎は一年中ずっと出ていますが、数としては5月、6月が多くなっています。
10ページをご覧ください。各地区別の発生状況になります。一概に比較はできませんが、ほぼどの地区も同じような傾向で発生しております。
11ページをご覧ください。発生年齢別の統計になりますけども、感染性胃腸炎に関しましてはほぼ子どもの年齢での発生になっていますが、1番ピークにきているのは1歳です。インフルエンザに関しましては、小学校1年生、2年生あたりの6歳、7歳あたりでピークがきておりますが、ほぼ全年齢で発生しています。
新型コロナウイルス感染症に関しましては、特に年齢によって発生数が違うという傾向はみられません。16歳が多く見えますが、これは16歳以上の統計なので、大人も全て含まれます。12ページ、13ページにつきましては、それぞれグラフにしたものになります。
委員長:ありがとうございました。ただいまの報告について、ご意見、ご質問等はございませんか。
<ご意見、ご質問等なし>
5.定点把握疾患の届出実績について
委員長:それでは次に、「5.定点把握疾患の届出実績について」お願いします。
<事務局説明【資料2 14ページから15ページ】>
委員長:ありがとうございました。ただ今の報告についてご意見、ご質問等ございませんでしょうか。
<ご意見、ご質問等なし>
では以上で報告は終了になります。
ここから会議を非公開といたします。
【以下非公開での議論】
事務局: それではこれをもちまして、令和5年度高槻市感染症発生動向調査委員会を閉会させていただきます。本日はどうもありがとうございました。