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令和5年度第2回高槻市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会会議録

ページID:120141 更新日:2024年3月18日更新 印刷ページ表示

会議の名称

高槻市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

開催日時

令和6年2月19日(月曜日)午後3時00分から午後4時45分まで

開催場所

高槻市役所 本館3階 第2委員会室

事務局(担当室)

総合戦略部 みらい創生室

会議の公開

公開

傍聴者数

1人

会議の議題

  1. 第2期高槻市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改訂について
  2. その他

配布資料

審議内容

1 開会

<総合戦略部長挨拶>

<委員紹介>

2 会長・副会長の選出

<会長・副会長選出>

<会長・副会長挨拶>

<会議の公開について>

会長

令和5年度第2回高槻市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会を開催する。委員総数8名のうち出席者7名で、会議は成立している。

会議の公開に関する要綱及び傍聴要領に基づき原則公開だが、傍聴希望者はいるか。

事務局

傍聴希望者が1名いる。

会長

1名の傍聴を許可する。

<傍聴者入場>

3 議題

(1)第2期高槻市まち・ひと・しごと創生総合戦略第の改訂について

会長

議題1「第2期高槻市まち・ひと・しごと創生総合戦略の改訂について」、まずは交付金対象事業について事務局より説明をお願いする。

事務局

<資料確認>

<資料説明>

会長

高槻市はどのような経過があって将棋振興に取り組んでいるのか。

事務局

高槻城三の丸跡から将棋駒が発掘されたことや、本市出身の棋士が多くご活躍されているなど、歴史的に深い関わりがあった中で、平成30年に日本将棋連盟と包括連携協定を締結した。その後、関西将棋会館の本市への移転が決定し、名実ともに「将棋のまち高槻」として推進していく流れとなった。

会長

現行の第2期総合戦略の計画期間は令和6年度までだが、今後は次期総合戦略を策定する予定はあるのか。

事務局

現在、国の動きとして、デジタル田園都市国家構想総合戦略として令和4年度を始期とした5か年の総合戦略が策定されている。本市としては、これを踏まえて次期総合戦略を策定するかどうかを検討しているところである。

委員

「将棋のまち高槻」を推進している中で様々な取組を展開されているが、歴史やグルメという点で具体的にどのようなことに取り組んでいるのか。

事務局

グルメという点では、昨年本市で開催された将棋のタイトル戦「名人戦」において対局棋士に食べてもらうランチ・スイーツのメニューを一般公募し、選考の上、作成するという取組を行い、メディアに取り上げられ話題となった。また、歴史という点では、「信長の野望」といった人気ゲームと連携して本市の歴史を掘り下げて発信するといった取組を展開している。

委員

国の交付金対象事業として、1-2-(4)「発展的観光の推進」に加えて、新たに1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」を掲載するということだが、今後は本審議会で2つの事業に係るKPIや進捗状況等を審議した上で、国に報告するのか。

事務局

1-2-(4)「発展的観光の推進」は総合戦略に位置付けた事業として、引き続き本審議会に進捗報告させていただくが、国の交付金対象期間は令和2年度から令和4年度までであったため、今後は本審議会で審議の上、国に報告する対象となる事業は1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」のみとなる。

会長

1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」は、令和5年度から国の交付金対象事業となったのか。そうであれば、今般の総合戦略の改訂において事後で掲載することは手続として問題無いのか。

事務局

1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」は令和5年度から国の交付金対象事業として、令和5年度中に総合戦略の改訂を行うことを前提として採択されている。手続として問題は無い。

委員

1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」は、国に交付金対象事業として申請するに当たり、KPIはどのように設定したのか。

事務局

1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」を交付金対象事業として国へ申請するに当たり、「将棋のまち高槻」の魅力を全国に発信し、本市の認知度及び都市ブランドの向上を図ることを主旨として申請しているため、将棋の取組に関連したKPIを主に設定している。

会長

令和6年度についても、オープンたかつきのガイドブックは作成するのか。

事務局

毎年、春号、秋号、新春号の3シーズンにわたり作成しており、令和6年度についても作成する。

委員

高槻市では「将棋のまち高槻」を推進していくとのことであるが、他の自治体でも「・・・のまち」のように取り組んでいるところはあるのか。

事務局

一例として、東大阪市は「ラグビーのまち」として有名である。

副会長

池田市はインスタントラーメン発祥の地として有名で、日清食品株式会社が阪急池田駅の近くにカップヌードルミュージアムを開館した。高槻市でも、JR高槻駅等に将棋のシンボルのようなものがあっても良いかと思われる。

事務局

JR高槻駅西口周辺の環境整備として、地下通路や周辺の道路整備を予定している。また、将棋にまつわる公園の整備、ソフト面では機運醸成として商業者等と連携した取組も実施しているので、今後、徐々に将棋のまちとしての雰囲気が出てくると思われる。

会長

関西将棋会館の誘致では、競争はあったのか。

事務局

他の自治体への誘致案があったかは把握していない。

会長

KPIに設定している「将棋のまち高槻」の認知度については、目標値をより高く設定しても良いかと思う。

委員

「将棋のまち高槻」というイメージに関してはまだまだ認知度も低く、高槻市に住んでいる方にも浸透していないように思われる。都市ブランドとして浸透させるためには相当な覚悟を持って取り組む必要があると思う。

事務局

本市としては、「将棋のまち高槻」を強い覚悟を持って推進していく。

KPIについては、関西圏と東京圏にインターネット調査を実施した結果である。低い数値からのスタートであるが、本市がもっと将棋のまちとして知られるように取り組んでいきたい。

会長

高槻市民における「将棋のまち高槻」としての認知度は把握されているのか。

事務局

具体的な数値は把握していないが、ここ数年の将棋振興の取組の展開によって多くの市民に認知されたのではないかと考えている。

委員

今般の関西将棋会館の誘致については、地域振興の面で大きなインパクトがあると思われる。商工会議所としては、地域の商店街や企業等と連携して機運を高めていきたいと考えており、その結果として地元の商店街の繁栄につながることを期待している。

委員

高校生の全国大会を誘致して高槻市を聖地化すると面白い。グルメや歴史との連携も良いと思うが、他の自治体がやらないようなことをやらないとインパクトに欠ける。

委員

小学1年生への将棋駒の配布があったが、何故将棋駒が配布されたのか分からない親もいるだろう。丁寧な説明をするとともに、教育の観点から子供に将棋を取り組ませたい親もいると思うので、将棋をするメリットを打ち出していってはどうか。また、既に話題に上っているが、将棋モニュメントの設置や企業等との連携による将棋関連の商品化等、積極的な取組に期待したい。

委員

「1-1 都市機能・都市魅力の向上」の分野に、1-1-(8)「将棋振興の取組」として既に将棋に関する事業があるが、1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」については、「1-2 産業の振興・雇用の創出」の分野にある1-2-(4)「発展的観光の推進」の後継であるため、こちらに掲載するとの認識で良いか。

会長

1-1-(8)「将棋振興の取組」との違いについて、事務局から説明してもらいたい。

事務局

1-1-(8)「将棋振興の取組」は本市内の将棋文化振興として、1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」は本市外への魅力発信として総合戦略上は書き分けている。

会長

1-1-(8)「将棋振興の取組」のKPIは、関西将棋会館が移転するということを鑑みた上で目標値を設定しているのか。

事務局

市が主催する将棋大会の参加人数として、目標値を設定している。

会長

将棋まつりは1-1-(8)「将棋振興の取組」に含まれないのか。

事務局

将棋まつりについては、市外からの来場者も見込んでいることから、1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」に含めて考えている。

委員

1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」は、「1-1 都市機能・都市魅力の向上」に含めることはできないのか。この事業は、1-1、1-2、1-3のどの分野にも記載することができるように思える。国の交付金申請の兼ね合いから統合できないということもあるのだろうか。

会長

若しくは、1-1-(8)「将棋振興の取組」を1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」に取り込むことはできないのか。

事務局

国の交付金申請の兼ね合いもあるが、現時点では、1-1-(8)「将棋振興の取組」は本市内の文化振興の意味合いで掲載しており、1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」は本市外への魅力発信の意味合いで、個別の事業として掲載するものと考えている。

副会長

1-2-(5)「都市型ツーリズムを活用した『将棋のまち高槻』の推進」のサブタイトルが「都市ブランドの向上を目指して・・・」となっているので、「1-1 都市機能・都市魅力の向上」と重複しているように見えるのだろう。「来訪者を増やす」というニュアンスが含まれていると分かり易くなるのではないかと思われる。

小学校で将棋大会を開催しても面白いのではないかと思う。

事務局

将棋駒の配布と併せて、日本将棋連盟に所属する棋士が全41小学校に将棋の楽しさを伝える出前授業を実施するという取組を行っている。

委員

将棋駒の配布方法やPRについては、もっとインパクトを出す工夫が必要だろう。

会長

将棋以外のことで、意見等はないか。2-2-(7)「体育館への空調機器設置」については、2-2-(6)「特別教室への空調機器設置」の事業を進める中で、更なる学校施設の環境整備を進めるため、新たな事業として掲載するという理解で良いか。

事務局

そのとおりである。

会長

既存の取組等の修正で、2-2-(3)「小中一貫教育の推進」のKPIに設定していた「施設一体型小中一貫校の設置の事業化」については、施設一体型にこだわらずに義務教育学校の設置を進めるものとして検討し直すということだが、小中一貫教育が効果的な手法かどうかは国や大阪府において示されているのか。

事務局

平成28年に文部科学省において策定された「小中一貫した教育課程の編成・実施に関する手引」では、小中一貫教育を実施するメリットについて示されている。本市としては、これまで取り組んできた連携型小中一貫教育の教育成果を更に高めていくため、令和6年度から新たな会議体を設けて、義務教育学校の検討を進めていく予定である。

副会長

・池田市において、元々中学校があった場所に小学校2校を統合し、義務教育9年間の小中一貫校として再編し、義務教育学校とした事例がある。通学区域が広範囲なため、スクールバスを活用しているようである。

・小学校では学級運営が重要であるため、学級担任の教諭が必要となる一方で、小学5年生・6年生では専門性の高い教科を教えられる教科担任の教諭の存在も重要となる。1つの学校の中でそれらを満たすことができることは、義務教育学校のメリットであると考える。先進事例におけるメリット・デメリットを確認しながら、検討を進めるのが良いのではないか。

委員

2-2-(3)「小中一貫教育の推進」のKPIを変更する理由について、どのような経過があったのかを踏まえて説明していただきたい。

委員

第四中学校区で進めていた施設一体型小中一貫校の設置を、義務教育学校の設置の検討に見直すとのことだが、今後施設一体型小中一貫校の設置を検討するのかどうか、また、義務教育学校の設置の検討を進めるのか、高槻市としての方針をお伺いしたい。

事務局

平成28年度に小中一貫教育学校検討委員会から示された答申において、小中一貫教育の効果を更に高めるため、施設一体型小中一貫校を設置すること、また設置する校区については、教育内容面での取組が進んでいる第四中学校区が望ましいと言及された。そのような中、施設一体型小中一貫校の設置の事業化について、「富田地区まちづくり基本構想」と合わせ、検討を進めてきた。しかし、取組を進める中、冒頭に説明したように、本取組に関してご期待の声をいただく一方、通学路における安全確保など様々なご意見やご要望を頂戴したことを受け、第四中学校区における施設一体型小中一貫校の設置については、今一度立ち止まって慎重に検討を行うこととした。本市としては、これまでの連携型小中一貫教育の取組において一定の効果が見られたことから、その教育効果を更に高めるため、特定の校区や施設一体型に限定せず、義務教育の9年間を一つの枠組みで教育を行う「義務教育学校の設置」を全ての学校で検討する方針へと見直した。今後は各校区の状況等を鑑みて、検討を進める予定である。

委員

現時点で、施設一体型小中一貫校を具体的に検討されているところはあるのか。

事務局

第四中学校区以外では、具体的な検討を行っていない。

委員

2-2-(3)「小中一貫教育の推進」の概要において、「施設一体型を含む義務教育学校の設置」と表現するのであれば、KPIも同様に「施設一体型を含む義務教育学校設置に向けた検討会議の開催」と改めてはどうか。

事務局

そのように改めるよう対応したい。

委員

保護者の中で、様々な噂話が飛び交うことがある。教育の現場において混乱を招かないように、丁寧な説明をお願いしたい。

事務局

いただいたご意見については、教育委員会事務局にも共有させていただく。

会長

3-1-(5)「(仮称)地域共生ステーションの整備」については、概要の記載内容を修正するとのことだが、詳細をお聞きしたい。

事務局

地域の方々や団体等と意見交換する中で、当初概要に記載していた「様々な生活上の困難さを抱える高齢者や障がい者、子どもに寄り添い・・・」という表現では、いわゆる福祉に関心が無い方々にとって「自分達には関係無いこと」との印象を持たれてしまうことが多かった。地域共生社会の推進には、福祉の分野に限らず、様々な世代のあらゆる人達が楽しく集まり、交流が生まれることが必要である。(仮称)地域共生ステーションに対して、誰もが利用できる印象を持ってもらうためにも、概要の記載内容を修正したいと考えている。

会長

概要を修正する意図は理解した。ただ、この修正内容だと、(仮称)地域共生ステーションが具体的に何をする場所なのかが分かりにくくなったように思う。

委員

「誰もが・・・」という表現となったことで、その他の公共施設との違いが分からなくなったように思う。

副会長

総合戦略での表現は施設そのものの本質を突く表現とし、地域の方々への説明は表現を柔らかくしてはどうか。

委員

現段階では、地域の様々な立場の方々を集めてワークショップを開催し、意見等を取りまとめられている段階かと思う。地域の方々に(仮称)地域共生ステーションを福祉関連施設だと説明すると「自分達には関係が無い施設」と思われる可能性もあるかもしれない。

委員

「誰もが・・・」という表現は曖昧なため、ターゲットの設定がはっきりしないと、(仮称)地域共生ステーションが本当にどのような立場でも行っていい場所なのか疑問に思われる可能性がある。

事務局

現行の総合戦略の計画期間が令和6年度までであるため、この間に具体的なターゲット設定は難しいと考えている。(仮称)地域共生ステーションは令和10年度中の完成に向けて取り組んでいるため、その段階では具体的なKPIとターゲット設定が可能になるかと思う。

当該事業を進める中では、施策の整合を図る意味からも「誰もが・・・」という表現で統一していきたい。これまでも様々な議論を重ねてきたが、説明を見聞きした人が心の壁を作ってしまわないよう、この表現で進めたいと方針を持っている。

会長

(仮称)地域共生ステーションが完成した際に、誰もが利用できる良い施設が出来ればそれで良いかと思う。改訂案の表現で進めていただきたい。

副会長

3-1-(5)「(仮称)地域共生ステーションの整備」のKPIに、ワークショップの開催回数等、地域の方々との交流に関するものを設定することはできるのか。

事務局

可能性としては考えられる。なお、ワークショップは令和5年中に2回開催しており、本年も実施出来ればと考えている。

会長

多くの意見が出てきたが、審議会での議論は以上となる。改訂案の変更点としては、2-2-(3)「小中一貫教育の推進」のKPIを「施設一体型を含む義務教育学校設置に向けた検討会議の開催」と改めるよう、事務局には対応をお願いしたい。

(2)その他

会長

議題2「その他」について、事務局から説明はあるか。

事務局

総合戦略の改訂については、本日、いただいたご意見等を踏まえて確定し、市ホームページ等で公表する予定である。

現行の総合戦略の計画期間が令和6年度までであり、次年度には、国の「デジタル田園都市国家構想総合戦略」を踏まえ、必要な見直しを行いたいと考えている。その際、委員の皆様には引き続きお力添えいただきたい。

委員

地方版総合戦略に国の「デジタル田園都市国家構想総合戦略」の要素を含めることが、国の交付金を受ける要件となっているのか。

事務局

現時点では、必須要件ではない。

会長

令和7年度を始期とする総合戦略を策定するに当たり、現行の総合戦略の形を維持していくのか、若しくは「デジタル田園都市国家構想総合戦略」の考え方を取り入れていくのか。

委員

この審議会は地方創生に関する総合戦略の審議をする会議体なので、次期地方版総合戦略を高槻市として今後どのように扱うのかを整理してもらいたい。

事務局

現行の総合戦略の方向性をベースに、デジタルの視点を加えていくことになると考えている。現時点では、考え方を整理している段階のため、改めて委員の皆様に説明させていただきたい。

会長

改めて、この審議会で何を議論し、何を決めていくのかを示してもらいたい。

以上で、令和5年度第2回高槻市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会を終了する。

3 閉会

以上

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