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令和5年度第2回高槻市保健医療審議会 会議録

ページID:108984 更新日:2023年10月10日更新 印刷ページ表示

1 会議の名称

 令和5年度第2回高槻市保健医療審議会

2 会議の開催状況

開催日時

 令和5年8月3日(木曜日) 14時00分から15時00分

場所

 高槻市役所 本館3階 第2委員会室

公開の可否

 可

傍聴者数

 3名

出席委員

吉田 錦司、玉置 淳子、高鳥毛 敏雄、内田 晋子、保田 浩、稲田 泰之、山本 浩、石田 佳弘、生野 敦美、古前 美紀夫、𠮷里 泰雄、金丸 恒雄、佐藤 健二、河野 公一、川端 正詳、森田 真子

3 議題

 1 「データヘルス計画」の取組状況について
 2 「第3次・健康たかつき21」の取組状況について
 3 「第4次・健康たかつき21」の策定に向けて
 4 その他

4 配布資料

 <資料1>「高槻市国民健康保険第2期データヘルス計画」の取組状況について

   <資料2-1>「第3次・健康たかつき21(健康増進計画・食育推進計画)」に係る行政の取組状況

   <資料2-2>健康たかつき21ネットワーク会員の取組状況等

   <資料3-1>「第4次・健康たかつき21」の基本的な考え方(案)

   <資料3-2>次期計画の目標項目(案)の検討

   <資料3-3>(素案)第4次・健康たかつき21(第1章から第3章)​

6 審議の内容

​(事務局)

ただ今から、令和5年度第2回高槻市保健医療審議会を開催いたします。

委員の皆様方におかれましては、大変お忙しい中、ご参集を賜りまして、誠にありがとうございます。

私は、高槻市保健所次長の馬場と申します。議事に入るまでの間、事務局で進行をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

まず、審議会の定足数についてご報告申し上げます。

本審議会の委員数は17名でございますが、現在16名のご出席を頂いており、委員数の過半数に達しておりますので、本審議会は成立しておりますことをご報告申し上げます。

 

(事務局)

「出席委員の紹介、事務局職員の紹介」

 

(事務局)

続きまして、資料の確認をさせていただきます。

 

 「資料確認」

 

資料に不備等はございませんでしょうか。不備がなければ、次に移らせていただきたいと思います。

 

(事務局)

なお、審議にあたりまして、各委員ご発言の際には、お席の右下にございますボタンをオンにしていただきご発言をいただきますようよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

それでは、以後の進行は保田会長にお任せいたします。

保田会長よろしくお願いいたします。

 

(会長)

みなさんこんにちは、会長の保田でございます。大変、暑い日が続いておりますが、水分補給や睡眠をしっかりと取られるようにして、体調にはお気をつけください。

それでは、会議が円滑に進むよう努めてまいりたいと考えております。委員の皆様方におかれましては、それぞれの立場から活発なご意見をいただきますよう、最後までご協力の程よろしくお願いいたします。

それでは、傍聴希望者の状況について、事務局から報告をお願いします。

 

(事務局)

現在3名の方が傍聴を希望されております。

 

(会長)

それでは、「高槻市保健医療審議会の会議の公開に関する要綱」に基づき傍聴を認めます。入室してください。

 <傍聴者入場し、傍聴席へ>

 

(会長)

それでは、次第に沿いまして、審議会を進めてまいります。

議題(1)「データヘルス計画」の取組状況についてでございます。

事務局から説明をお願いします。

 

(事務局)

議題1について説明

 

(会長)

ただいまの説明について、ご意見ご質問等はありませんでしょうか。

 

特にご質問がないようですので、議題2「第3次・健康たかつき21」の取組状況について、事務局から説明をお願いします。

 

(事務局)

議題2について説明

 

(会長)

ただ今の説明について、ご意見ご質問等はございますでしょうか。

 

特にご質問がないようですので、それでは、議題(3)「第4次・健康たかつき21」の策定に向けてについて、事務局から説明をお願いします。

 

(事務局)

議題3 資料3-1について説明

 

(会長)

ただ今の説明について、ご意見ご質問等はありませんでしょうか。

 

(委員) 

最後の計画体系イメージ図(案)ですが、「生活習慣病の発症予防・重症化予防」に、「がん」、「循環器疾患」、「糖尿病」とあり、四大疾病の脳梗塞、心疾患を「循環器疾患」に入れられたのかなと思います。

最近、五大疾病に入れられている精神疾患もあります。生活習慣の改善に「休養・こころ」と書いておりますので、それはそれでも良いのかなと思いますが、精神疾患の取組みはいかがでしょうか。

 

(事務局)

「休養・こころ」という分野がありますので、そこで精神疾患についても取組みをしていこうと思っております。

 

(会長)

「休養・こころ」のところは、そのままにするのか、何か変更するということですか。

 

(事務局)

分野の名前としては、「休養・こころ」のままとしたいと考えています。今回、具体的な取組みに関して、事前にご質問をいただいていますので、後ほど回答させていただきたいと考えておりますが、精神疾患についても取組みの対象になってくると思っております。

 

(会長)

他にご意見等はございませんか。

それでは、引き続き資料の説明を事務局からお願いします。

 

(事務局)

資料3-2、資料3-3について説明及び事前質問について回答。

 

(会長)

ありがとうございました。ただ今の説明について、ご意見ご質問等はありませんでしょうか。

 

(委員)

健康寿命についてですが、「国と市では、算出する根拠が違う」という回答で、理解をしました。ただ、市民は、健康寿命や平均寿命を考えるとき、テレビのニュース番組等で見聞きしたような、国の数値が記憶に残りやすいと思います。

市の数値とは算出方法が違うので、当然、出てくる数値も違うのですが、市民が、市が出した健康寿命の数値と、国が出した健康寿命の数値を見たときに、大きく異なっていることで混乱しないか心配です。

それについて、事務局のお考えをお聞かせください。

 

(事務局)

ご指摘はごもっともだと思います。

ただ、市町村レベルでは、国と同じ計算方法では算出できません。そのため、大阪府が高槻市も含めて大阪府内の各市町村の健康寿命を計算しており、市町村が計算できる方法でお示しをしている現状です。

ですので、国とやり方が違っているため、国の健康寿命に比べて数値の差が出ます。混乱を招くことは重々承知していますが、大阪府内の市町村で比べるためには、大阪府が出している方法で比べるしかありませんので、計画の進捗管理はそちらの値としております。ご理解いただきたいと思います。

 

(委員)

それは重々理解していますが、国が出している数値と、高槻市の数値が大きく異なりますよね。国における男性の健康寿命は72.68歳で、私ももう少しで到達する年齢です。その数値と同じ名称で「健康寿命」という表現をされると、市民は「なぜこんなに違うのか」とまず頭に浮かんでくると思います。市民の混乱についてはないのでしょうか。

 

(事務局)

委員のように熱心に数値を調べられて、混乱するというご意見等が寄せられたことはほとんどありませんでした。

大阪府の各市町村の中で同じ計算式で出た値を比べたときに、高槻市はよい値だとわかれば「高槻市は頑張ってくれている」と理解していただけていると思っています。

そのため、大阪府が府内の市町村比較のために出してくれたデータを有効活用させていただいています。そのようにご理解いただければと思います。

 

(会長)

大阪府健康づくり課が提供した資料で、高槻市は、男性82.2歳ということですね。大阪府全体の平均はどのような値ですか。

 

(事務局)

令和2年の男性で、大阪府平均は79.32歳、全国は80.1歳です。

 

(会長)

この下に、参考資料として書いておいたら納得されるのではないでしょうか。

 

(事務局)

そうですね。大阪府の出している数値も大阪府平均と全国平均の値は出ますので、それらを記載することで、一定の誤解は解けるかと思います。

 

(会長)

高槻市が悪いわけではないのですが、高槻市男性の健康寿命82.2歳、平均寿命83.6歳ということで、健康だった人が1.4年後には、亡くなるということです。参考資料として、明記することでご納得いただけると思います。

 

それでは、他にご意見等はございませんか。

 

(委員)

先ほどの委員のご意見に賛同します。内科的な三大疾患には万全な対策がとられており、高槻市は、すばらしいと思います。こころの健康に関しては、「気分障害・不安障害」については記載されていますが、本当はそれ以上に精神疾患はもっとたくさんあり、そういう問題は、ヘルスプロモーションの考えにもありますように「健康づくりを支える社会環境の質の向上」にもつながってきますので、「予防・早期発見」という観点から精神疾患に関しても対応することが必要だと思います。

 

(事務局)

ご意見は十分に理解しております。

ただ一方で、この健康増進計画とは別に医療計画があり、それは基本的に都道府県がつくるものになります。高槻市も保健所をもっている中核市として、計画策定に参画するということになっています。

私どもがいつも悩ましく思うことは、医療計画と健康増進計画のオーバーラップしてくる部分であり、どこまでを医療の部分で、どこまでをヘルスプロモーションの部分でみるのかという切り分けが難しいということです。

今のところ、国も大阪府も高槻市が行っているような切り分け方をしています。ご意見は、今後、検討していく上で重々参考にはさせていただきますが、今の段階ではこのような形で切り分けているということです。

委員が、ご指摘の部分は、大阪府と一緒に作成する医療計画が、今年度に策定されますので、その精神疾患部門のところに盛り込んでいきたいと考えておりますので、ご理解いただければ幸いです。

 

(委員)

医療計画との兼ね合いについては、難しいと思っていたところです。

ありがとうございました。

 

(会長)

他にご意見等はございませんか。

 

それでは、議題4「その他」に進めさせていただきます。

事務局から議事等はございますでしょうか。

 

(事務局)

事務局からは特にございません。

 

(会長)

委員のみなさんから、ご意見ご質問等があればお願いします。

 

 

(委員)

今回、策定する健康増進計画に直接関わらないかもしれませんが、先ほどの委員の皆様のご意見をお聞きし、今までのこの計画はいわゆる疾病の予防という観点でしたが、こころの健康については、今までのアプローチでは難しいと、ここでも一部「気分障害・不安障害」と挙げられていますが、精神疾患や病名など、はっきりとしたメンタルとは言えない病態の人が多いということは、みなさんもご理解されていると思います。

今回の計画の中に、こころの健康に関して、医学的、医療的な対応ではなくて、人間関係や家庭環境、職場環境等を含めたこころの健康の部分も視野に入れたビジョンが必要ではないかと思います。

今回の計画は、12年間の長い計画になりますので、21世紀の健康課題を考えるときには安心して幸せだと思えるという部分も健康の大事な側面だと思います。物理的に街をクリーンにして歩道を広くすることや、食事とかアメニティではなく、人間が生活をしている人間関係の環境等もこころの健康ととらえる等、データ的には難しいことだと思いますが、目標として言及していただきたいと思いました。

 

(委員)

例えば、「高槻市の商工会議所等が、市内の企業のストレスチェック受検率100%をめざす」等であれば、数値的な目標が立てやすいと思います。

 

(会長)

そのようなことも踏まえて、精神疾患ではなく大きくとらえて、例えば「ひとり暮らしの高齢者が1日中、誰とも話もしない」というような状況にも大きく広がっていくような気がしますので、12年という長い歳月の計画策定に向けてよろしくお願いいたします。

 

(事務局)

ご意見ありがとうございます。事務局としても、健康増進計画にこころの問題をどこまでを盛り込むか、悩ましく思っています。大阪府と一緒に策定する医療計画や、今、策定している自殺対策計画でも、こころの問題は触れていきます。

また、高齢者の問題は、介護保険事業計画や高齢者福祉計画等、いろいろな計画がオーバーラップしてきます。どこまでをどの計画に盛り込むのか、必ずしも完全に整理しきれているわけではありませんが、今回いただいたご意見を踏まえて健康増進計画でも最終的にそのような視点をできるだけ取り込めるように検討していきます。

なお、今回取り込めないものは6年間で中間見直しすることになっております。その際にご意見をいただき、より良い計画に改めたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 

(委員)

例えば、計画ごとにどこが報告するのかということもあると思いますが、今回の第2期データヘルス計画に関する保険事業の取組状況の最後のジェネリック医薬品の普及啓発については、高槻市の薬剤師会はご検討されているはずです。これは、茨木の保健所と大阪府の国民健康保険課が介在して実施されていることですので、どこが実施しているのかを把握されるとよいと思います。

 

(事務局)

さまざまなご意見ありがとうございました。

事務局の回答が、行政の縦割りに感じ取られるかもしれませんが、委員の皆さまに計画案をお示しするにあたり、計画策定についてはいろいろな段階を踏んでおります。

庁内、関係各課、高齢者福祉や障害者福祉等、医療だけでなく、児童福祉、母子保健等、いろいろな分野の関係者が計画策定に当たり協議をします。その中で、それぞれが所管している計画との整合性を図りそれぞれの計画にどこまで書かれているのかということも把握をしながら記載をしています。

いただいたご意見は、必ず関係各課と共有しながら進めていきたいと考えておりますのでこれからもよろしくお願いいたします。

 

(会長)

他にご意見ご質問等はございませんか。

それでは、本日、各委員からいただきましたご意見の処理については、会長の私にご一任いただいてもよろしいでしょうか。

 

(各委員)

 <異議なし>

 

(会長)

それでは、事務局と調整しながら、必要な対応をさせていただきます。

それでは、事務局に進行をお返しします。

 

(事務局)

ありがとうございました。

次回の審議会の開催日時等についてですが、9月28日の木曜日を予定しております。改めて委員の皆様にはご連絡をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

本日は、貴重なご意見ありがとうございました。それではこれを持ちまして令和5年度第2回高槻市保健医療審議会を閉会いたします。

委員の皆様ありがとうございました。

 

                                          以上