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皆さん、こんにちは。高槻市長の濱田剛史です。
「市長Letter」のコーナーでは、私からのメッセージや市政運営の方針などを掲載しています。また、公務の予定や日々の活動などの様子もご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。
ご存知の方も多いと思いますが、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による桜や桃の枯死が全国的な課題になっています。
平成24年に愛知県で初めて確認されたこの昆虫は、幼虫が桜や梅、桃などのバラ科の樹木の内部を食い荒らし、枯死させてしまいます。繁殖力が非常に強く、被害は全国へと急拡大。桜並木が消滅してしまった事例もあると報告されています。
大阪府では、平成27年に大阪狭山市で初確認。本市では、令和3年に初めて成虫が発見されたことから、すぐさま被害状況を調査し、樹木の伐採や保護の対策に乗り出しました。また、昨年度からは、市民の皆さんが行う桜などを守る取り組みへの費用助成も開始しています。現在、本市においては、被害の拡大抑制に成功しており、クビアカツヤカミキリ対策の先進都市として、本市の取り組みが報道等でも紹介されました。
6月から8月は成虫の活動期です。ご自宅等にこれらの樹木がある方は、木を守ると同時に、繁殖を抑えるため、木にネットを巻き付けるなどの対策を行い、助成制度をご活用ください。
また、成虫を発見された方は、その場で踏みつぶす、殺虫剤を使用するなどの方法で駆除していただき、市を挙げてクビアカツヤカミキリの防除を進めていけるよう、ご協力をお願いします。
クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)の被害拡大に警戒!
クビアカツヤカミキリ対策の助成金(防御対策)
濱田剛史