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コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)

ページID:029199 更新日:2022年3月28日更新 印刷ページ表示

多様な人々と協働しながら、一人一人が活躍し、 安全で安心して豊かに暮らせる社会を目指して

高槻では、すべての中学校区に、コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を導入することを目指して、令和3年度よりモデル校区を設置し、準備を進めています。学校・家庭・地域が協働して教育を行い、これからの時代を担う子どもたちを地域総がかりで育てる新しい仕組みを創ります。
コミュニティ・スクールイメージの画像

概要 「コミュニティ・スクールって何?」

保護者や地域住民の方々が、学校運営に参画し、子どもたちを育てる「当事者」として共に成長を支えていくための仕組みである「学校運営協議会制度」を導入した学校です。

目的 「何のためにやるの?」

急激に変化する時代の中にあっても、子どもたちが他者と連携・協働し、生きる力を育むためには、地域総がかりで子どもたちを育てる体制づくりが必要です。
コミュニティ・スクールでは、学校が子どもたちをどのように育てていくのかが明確になります。また、子どもたちを取り巻く課題を学校・家庭・地域が共通理解し、学校と地域が協働して子どもたちを育てる取組を進めるために、学校運営協議会の制度は欠かせないものとなります。

導入 「高槻ではどのように進めるの?」

高槻では、「確かな学力の育成」「豊かな人間性の育成」「地域との協働関係の強化」を目指し、平成28年度から全中学校区で義務教育9年間を見通した「めざす子ども像」を設定し、連携型小中一貫教育を実施しています。
これらを踏まえ、高槻においては、すべての中学校区に学校運営協議会を設置することを目指し、取り組んでいきます。中学校区の保護者や地域住民の方々による学校運営への参画、支援や協力をさらに促進し、質の高い学校教育の実現を図っていきます。

内容 「学校運営協議会では誰がどんなことを話し合うの?」

学校運営協議会では、教育活動やそのために必要な支援※について「協議」を行います。具体的には、校長が説明する「学校運営の基本的な方針」が、中学校区の「めざす子ども像」につながるものになっているかなどを協議した上で承認することなどがあげられます。
また、様々な立場の方が学校運営の点検や評価を行い、一定の権限と責任を持って意見を述べ、その改善を図っていきます。

効果 「コミュニティ・スクールで何が変わるの?」

子ども

  • 学びや体験活動が充実する  
  • 多様なロールモデルと出会える
  • 地域への愛着が芽生える
  • 安全で安心な生活へつながる

教職員

  • 地域の方々の理解と協力を得られる
  • 地域人材による教育活動が充実する
  • 子どもと向き合う時間が確保できる

保護者

  • 学校や地域に対する理解が深まる
  • 地域の中で子どもたちが育てられているという安心感がうまれる
  • 地域の方々との人間関係の構築ができる

地域

  • 生きがいや自己有用感につながる
  • 持続可能な地域ネットワークの形成ができる
  • 地域の防犯、防災体制等の強化ができる

皆さんが学校の応援団に

市では、「確かな学力の育成」「豊かな人間性の育成」「地域との協働関係の強化」を目指し、平成28年度から連携型小中一貫教育を実施してきました。
この枠組みを基盤に、コミュニティ・スクールを導入し、学校運営協議会と地域学校協働活動を両輪で一体的に進めることで高槻の教育がめざす子ども像である「人や社会とつながり、学び続け、よりよい自分と社会を創る子ども」を育てていくことができると考えています。
保護者や地域住民の皆さまには、これからの時代を担う子どもたちを育てる「学校の応援団」になっていただき、子どもたちの未来のために、コミュニティ・スクールの導入にご理解とご協力をよろしくお願いします。