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肝炎ウイルス検診
肝臓は”沈黙の臓器”と言われ、肝炎ウイルスに感染していても、熱や痛みなどの症状はほとんどありません。知らない間に肝硬変や肝がんに進行することもあります。今まで受けたことがない方は一生に一度は受ける必要があります。できるだけ早く受けることで、適切な治療につながり、深刻な症状に進行することを防ぐことができます。
対象
当該年度40歳以上の市民
ただし、過去にB型・C型肝炎ウイルスの検査(本市が実施するものに限らない)・治療を受けたことのない方
受診料
B型+C型1,000円
B型のみ 500円
C型のみ 500円
無料制度あり。下記のリンク先をご覧ください。
受診期間
令和6年4月1日から令和7年3月15日まで
内容
- 問診
- 血液検査
受診方法
方法1 医療機関で受診する場合
実施医療機関で受診できます。受診前に下記リンク先ページの「各種健(検)診実施医療機関一覧」をご覧になり直接お申し込みください。
予約の際は、「高槻市の肝炎ウイルス検診を受診希望である」という旨を明確にお伝えください。
市内実施医療機関一覧はこちら(「健」に●または▲がある医療機関へ)
方法2 【高槻市国民健康保険にご加入の方で特定健診受診券をお持ちの方のみ】保健センターや公民館などで受診する場合
公民館、保健センターなどの特定健診会場で同時に受診できます。会場でお申し込みください。
特定健診会場では肝炎ウイルス検診だけを単独で受診することはできません。
大阪府 肝炎ウイルス陽性者初回精密検査費用助成について
大阪府では、肝炎ウイルス検査の結果が陽性の方を対象に、大阪府肝炎専門医療機関における肝炎ウイルスの初回精密検査(医療保険適用のものに限る)を受けた際の、検査費用の自己負担分を助成します。
詳しくは、下記までお問い合わせください。
大阪府健康医療部健康推進室健康づくり課 生活習慣病・がん対策グループ
電話:06-6941-0351(代表) 月曜日から金曜日 9時から18時(土日祝日除く)
肝炎Q&A
肝炎に関する正しい知識を身につけましょう。
Q.ウイルス性肝炎ってどんな病気?
A.肝炎ウイルスに感染することで、肝臓の細胞が壊れていく病気です。
肝炎ウイルスに感染することで慢性的な炎症が繰り返され、細胞が壊れていきます。次第に肝臓は硬くなり、肝機能も悪化します。しかし、肝臓は沈黙の臓器とも言われており、病状が進むまで熱や痛みなどの症状はほとんどありません。知らない間に病状が進行してしまい、命に関わる病気になってしまいます。
Q.ふつうの健康診断じゃダメ?
A.通常の健康診断では、肝機能検査だけ行われている場合が多いです。肝機能検査とは別に肝炎ウイルス検査を受けないと、肝臓が肝炎ウイルスに感染しているかどうかはわかりません。
高槻市で特定健診を受ける場合に、同時に肝炎ウイルス検診を実施している医療機関もあります。
Q.感染がわかったらどうすればいい?
A.まず精密検査で肝臓の状態を調べましょう。血液を採取してウイルスの量を調べたり、超音波検査で肝臓の状態を知ることができます。近年、肝炎の薬は急速に進歩し、普段の生活をしながら飲み薬で肝炎ウイルスを治療することができるようになりました。そのため、多くの場合は、入院の必要もなく、仕事などを休まずに治療ができます。
また、治療医療費の助成制度もあります。治療医療費助成制度を受けるためには、医師の診断書が必要ですので、まずは精密検査を受けましょう。