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子どもの食事
卒業、入学のシーズンとなりましたね。
今年は桜の花は入学式までもつでしょうか・・・
例年、早くなっていますね。
子ども保健課は、子育て世代包括支援センターとして、妊娠期から就学前のお子様までの育児や相談の窓口になっています。
子ども保健課は保健センターから、「高槻子ども未来館」2階の子ども保健センターへ移転しました。
新しい子ども保健センターで、健診や教室を行います。隣には安満遺跡公園がありますので子ども保健センターにお越しの際はぜひ立ち寄ってください。
食べること
食べることは生きること
よく言われることですが、皆さん実感はありますか?
大人になると何でも食べられて、3回の食事が当たり前になっている人がほとんどだと思います。
でも生まれてすぐにそうやって食べることができたわけではありませんよね。
乳児の頃
生まれてすぐは母乳やミルクの液体が栄養のすべてです。そして、生後5から6か月になると離乳食が始まります。「乳を離れる」ために食べる練習が始まるのです。
そして、いろんな食べ物を食べて、歯が生えて・・・と成長して1歳を過ぎてくると幼児食へと進んでいきます。母乳やミルクからではなく、ほとんどの栄養を食事から取れるようになって離乳が完了します。
お母さんたちは子どものために、離乳食を試行錯誤しながら与えてくれています。本当に真面目なお母さんが多く、たくさん離乳食の相談をいただきます。離乳食教室にはお母さんだけでなく、お父さんの姿もあります。夫婦協力して一生懸命子育てされている方が本当に多いです。
幼児の頃
1歳を過ぎてくると、母乳やミルクではなく食事から大半の栄養を取るようになります。離乳食ではなく幼児食です。自我も出てくるので、食事の悩みもつきません。
好き嫌い、噛まずに飲み込む、じっとして食べられない等々・・・
特に、家庭での食事はどうしてもお母さんと2人きりで食事をすることが多くなるので、負担になることも多いようです。
ただ、子どもも親も成長していきますし、保育園や幼稚園の集団に入ったりするとまた環境が変わってきます。
食事をなくすことはできませんが、無理やり食べさせるものでもありません。食事をすることは、単に「食べる」ということだけでなく、多くの要素が含まれています。楽しい会話、においや音、おいしいという味、季節や行事を知る、また食事のマナーを知る機会でもあります。
お悩み相談はこちらへ
とはいえ、毎日の食事作りは大変ですね。子ども保健課では「ママパパ教室」で妊婦さん向けの食事、「もぐもぐ教室」「ぱくぱく教室」で離乳食について栄養士がお話ししています。参加した方からは、皆同じような悩みを持っていることがわかった、栄養士の話を聞いてこれでいいと安心した、など嬉しい言葉をいただいている人気の教室です。
栄養士、保健師や助産師が電話や訪問でお悩みをお聞きしています。気になることがあれば一人で悩まずお電話ください。お待ちしています。
記事作成:子ども保健課(072-648-3272)