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マダニ等による感染症に注意しましょう

ページID:097292 更新日:2023年6月6日更新 印刷ページ表示

マダニ等による感染症に注意しましょう!

春から秋にかけては、マダニの活動が活発化します。マダニに咬まれると重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの病気になることがあります。また、ツツガムシに咬まれると、ツツガムシ病になることがあります。

例年、野山でマダニに咬まれて、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)や日本紅斑熱などの病気になった例が全国的に報告されています。

 

感染経路と対策

病原体を保有するマダニに咬まれることによって感染します。特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。

草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴、帽子、手袋などを着用し、首にタオルを巻くなど、肌の露出を少なくしましょう。また、マダニを確認しやすくするため、明るい色の服を着ましょう。必要に応じて虫よけスプレーを使用しましょう。

帰宅後は、入浴や着替えをし、体や荷物などにマダニがついていないか確認しましょう。

マダニに咬まれた場合の対応について

マダニは口器を皮膚内に固着させて吸血します。長時間(数日から長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いといわれています。無理に取り除こうとすると、口器が皮膚に残り化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、皮膚科等の医療機関で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらいましょう。

マダニに咬まれた場合は、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱、頭痛、発疹等の症状が出た場合はすぐに医療機関を受診しましょう。受診時に、医師にマダニに咬まれたことを相談しましょう。