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日本紅斑熱に注意しましょう

ページID:154634 更新日:2025年6月20日更新 印刷ページ表示

 

日本紅斑熱とは

日本紅斑熱は、ダニ媒介性疾患の一つであり、リケッチアの一種であるリケッチア・ジャポニカ(日本名:日本紅斑熱リケッチア)という病原体を保有しているダニに咬まれることで感染します。
春から秋にかけて日本の広い地域で患者が報告されています。

症状

潜伏期間は、2日から8日程度です。
症状は、頭痛、発熱、倦怠感などで、特に発熱、発疹、刺し口は主要三徴候と言われています。

感染経路と予防

日本紅斑熱を媒介するダニは、野山等に生息しており、人は病原体を保有しているダニに咬まれることで感染します。
予防のためのワクチンはないため、ダニに咬まれないようにすることが重要です。
農作業や森林作業等でダニが生息する地域に立ち入る際は、下記のような対策を行いましょう。

  • 長そで長ズボンを着用し、サンダルのような皮膚が露出するようなものは履かないようにする
  • 虫よけ剤を使用する(ダニがつきにくくなる効果があります)
  • 帰宅後は、入浴やシャワーの際にダニが体についていないか確認する

ダニに咬まれたら、皮膚科等の医療機関で適切な処置(ダニの除去や消毒など)を受けてください。
また、数週間は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、医療機関を受診し、ダニに咬まれたことを伝えましょう。

治療

治療には、適切な抗菌薬の投与が行われます。
早い段階でこの病気を疑い、適切に治療をすることが大切です。

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