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食肉等の生食にご用心!

ページID:002804 更新日:2022年3月22日更新 印刷ページ表示

生の食肉には危険がいっぱい!

近年、鶏の刺し身など、食肉を生や加熱不十分な状態で食べることによる食中毒が多発しています。

牛やニワトリは、健康な状態でも腸管出血性大腸菌(O157など)、サルモネラ属菌カンピロバクターなどの食中毒の原因菌を保有している場合があり、 処理時に食肉に付着する可能性があります。

健康な成人では感染しても症状が出ないこともありますが、抵抗力の弱い幼児や高齢者が感染すると重症になることがあります

そこでこのような食中毒被害を防止するために、次のことを必ず守ってください。 

  • 食肉は十分に加熱して食べてください。加熱(食品の中心部75℃1分間以上が目安)により、食中毒菌は死滅します。 
  • 焼き肉やバーベキューなどでは、トングや菜箸を使用するなど、 器具を介しての感染にも注意してください。

バーベキューや焼き肉による食中毒を防ぐために(食品安全委員会リーフレット)<外部リンク>

豚は生で食べないで!

豚の食肉や内臓を生食用として販売・提供することが平成27年6月12日から禁止されました。

これは豚の肉や内臓を生で食べるとE型肝炎ウイルスや食中毒菌による重い食中毒が発生する危険があるからです。

詳しくは、以下の厚生労働省通知をご覧ください。

食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件について(PDF:94.5KB)

消費者のみなさまへ

豚の食肉や内臓は生で食べず、中心部まで十分に加熱して食べましょう。

「新鮮」かどうかは、関係ありません。

また、豚以外の獣畜や鶏などの肉や内臓についても、中心部まで十分に加熱して食べましょう。

事業者のみなさまへ

豚の食肉や内臓を生食用として提供・販売することは禁止されています。

飲食店事業者のみなさまへ

  • 豚の食肉や内臓は加熱用として提供しなければなりません。
  • 豚の食肉や内臓を使用して調理する場合は、中心部まで十分に加熱しなければなりません。(中心部63℃30分間以上の加熱殺菌または同等以上の殺菌効果のある方法として中心部75℃1分間以上の加熱殺菌など)
  • 中心部まで十分な加熱が必要である旨をメニューに掲載するなど、消費者に対して、情報提供しなければなりません。
  • 消費者が自ら調理し、喫食するために、未加熱の豚の食肉や内臓を提供する際には、必ず加熱用設備を提供してください。
  • 消費者が生で食べている場合には、加熱して食べるよう重ねて注意喚起してください。

食肉販売事業者のみなさまへ

  • 豚の食肉や内臓は加熱用として販売しなければなりません。
  • 加熱されていない豚の食肉や内臓を販売する際には、中心部まで十分な加熱が必要である旨を掲示等により情報提供しなければなりません。

関連リンク

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