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ゲル充填人工乳房および皮膚拡張器植込み患者等に対する情報提供について
近年、乳房再建術や豊胸術後に生じるまれな合併症として、乳房インプラント関連未分化大細胞型リンパ腫(Breast Implant Associated-Anaplastic Large Cell Lymphoma(BIA-ALCL))という疾患が知られています。
乳房再建などを目的として臨床使用されてきたインプラントのうち、表面の性状がザラザラしていて凸凹が深く、表面積が大きいマクロテクスチャードタイプの製品はこの疾患のリスクが他のタイプよりも高いと報告されています。
なお、日本で認可されていたこれらの製品は自主回収(リコール)により、使用できなくなっています。
乳房インプラントが挿入されている方については、発症リスクより摘出手術に伴う出血等のリスクが上回るため、症状のない方に対する予防的なインプラントの摘出は必要ないと考えられていますが、腫れやしこりがないかをご自身でチェックすることや、定期的な診察が推奨されています。
詳細については、一般社団法人 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会のホームページに掲載されている情報提供文書をご確認ください。
乳房再建などを目的として臨床使用されてきたインプラントのうち、表面の性状がザラザラしていて凸凹が深く、表面積が大きいマクロテクスチャードタイプの製品はこの疾患のリスクが他のタイプよりも高いと報告されています。
なお、日本で認可されていたこれらの製品は自主回収(リコール)により、使用できなくなっています。
乳房インプラントが挿入されている方については、発症リスクより摘出手術に伴う出血等のリスクが上回るため、症状のない方に対する予防的なインプラントの摘出は必要ないと考えられていますが、腫れやしこりがないかをご自身でチェックすることや、定期的な診察が推奨されています。
詳細については、一般社団法人 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会のホームページに掲載されている情報提供文書をご確認ください。