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大麻の危険性を正しく知ろう
大麻による検挙者が急増しています
近年、大麻による検挙者が急増していて、全国的では平成26年からの10年間で全体では3.7倍に、30歳未満では6.6倍になっています。
中でも急増しているのが20歳未満の若者で、10年間で15.6倍となっていて、大麻乱用の拡大が危惧されています。
乱用目的の使用や所持は禁止されています
大麻は、麻薬及び向精神薬取締法(大麻草の栽培の規制に関する法律)でいう大麻草「カンナビス・サティバ・リンネ」及びその製品のことであり、これらに含まれる有害成分、THC(テトラヒドロカンナビノール)は、幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等をもたらすため、乱用目的の使用や所持は禁止されています。
(写真提供:厚生労働省)
誤った情報に注意してください
インターネットなどでは、「大麻は心身への悪影響がない」、「依存性がない、いつでもやめられる」という情報が氾濫していますが、そうした情報は誤りです。
WHO(世界保健機関)の報告によると、記憶への影響、学習能力の悪化、知覚の変化、人格喪失などを引き起こすほか、使用をやめても依存性が残るなどとされています。
間違った情報に流されず、正しい知識を持ち、キッパリと断る勇気を持ちましょう。
また、大麻は、マリファナ、ハッパ、野菜、クサ、チョコ、リキッド、グラスなど別の名前で呼ばれたり、絵文字(ブロッコリー、はちみつ)で表現されていることがありますが、惑わされないようにしましょう。
最近では、電子タバコでも使用できる大麻リキッドや濃縮された大麻ワックスなど新しいタイプの摘発も報告されています。
(写真提供:厚生労働省)
相談窓口があります
薬物乱用に関わる問題で、困ったことや悩み事があったら、自分ひとりで悩まず、家族や学校、専門の相談窓口に相談しましょう。
相談窓口では、相談された方のプライバシーは守られ、相談することで通報されることはありません。
薬物相談窓口(大阪府ホームページ)<外部リンク>
薬物乱用防止に関する啓発活動
本市では「ダメ。ゼッタイ。」普及運動期間(毎年6月20日から同年7月19日まで)にあわせ、重点的に薬物乱用防止に関する啓発活動を行っています。
掲示物を利用した啓発
・JR高槻駅南人工デッキ上情報提供施設を利用した啓発
期間: 令和7年6月1日(日曜日)から7月31日(木曜日)まで
・薬物乱用防止啓発ブース(高槻市総合センター1階)の設置
期間: 令和7年7月1日(火曜日)から7月31日(木曜日)まで
・市内施設での啓発ポスターの掲示
保健所、保健センター、市役所等で薬物乱用防止啓発のポスターを掲示するほか、市内の薬局、ショッピングモール等においてもポスター掲示の協力を依頼しております。
街頭啓発
日時: 令和7年7月1日(火曜日)
場所:JR高槻駅前・阪急高槻市駅前