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令和6年度「たかつきエコ&クリーンフェスタ」(エネルギーセンター会場)を開催しました!
令和6年6月1日(土曜日)に開催した令和6年度「たかつきエコ&クリーンフェスタ」(エネルギーセンター会場)について皆様にご紹介します。
たかつきエコ&クリーンフェスタは、生涯学習センターで行っていた「たかつきエコフェスタ」と高槻市内唯一の一般廃棄物処理施設であるエネルギーセンターを会場とした「クリーンフェスタたかつき」を合わせた環境啓発イベントです。
エネルギーセンター会場では、従来の施設見学に加え、リサイクル施設の見学、ごみ収集車による収集実演や重機の乗車体験を行いました。
エネルギーセンター第二工場見学
皆様の家庭から発生するごみの処理工程だけではなく、ごみを処理した際の熱エネルギーを利用した発電などを皆さんにあまり知られていないエネルギーセンターの一面も紹介するためエネルギーセンター第二工場の見学を行いました。
エネルギーセンターでの処理工程の見学では、ごみ処理クレーンの大きさや焼却炉の炎の様子に皆さん驚かれていました。
熱エネルギーを利用して発電を行っている蒸気タービン発電機を見学した際は、ごみ焼却により発生する熱エネルギーの大きさを理解してもらうため、手回し発電機にて発電体験をしてもらいました。
体験後には「電気をつくるのがこんなに大変だとは思わなかった。」「エネルギーセンターがごみを燃やす以外に、発電をすることでわたしたちの生活を支えてくれていることが知れて良かった。」などの驚きの声をいただきました。
ごみ焼却の際に発生する排ガス処理施設の見学では、排ガス処理施設の一部である電気集塵機の原理を理解していただくため、静電気の実験を行いました。
実験後には「子ども達も楽しんで、設備のことを理解できていた。」「ごみを燃やすだけじゃなく、わたしたちの生活のことも考えている施設だと知れて良かった。」などの感想が挙がり、皆さんに楽しんでいただけました。
ごみ収集車によるごみ収集実演
高槻市ではリサイクル率の向上や収集や処理工程での事故を未然に防ぐため、ごみを「可燃ごみ」「大型可燃ごみ」「不燃ごみ」「リサイクルごみ」の4種に分別し排出方法を定めています。
現在は、誤った排出方法は減少していますが、ごみ収集車の火災など重大事故は今でも発生しております。
そこで、実際にごみを収集する様子をご覧いただきながらごみの分別や排出方法の重要性を説明しました。
また、水を入れたペットボトルでごみ収集の模擬実験を行い、ごみの飛散による危険性について説明しました。飛散する水に見学者はおどろかれていました。
見学された方からは、「ごみの分別の意味を改めて知れて良かった。これからはより一層気を付けようと思う。」「ごみ収集車が収集している時は、はなれよう」などの感想がありました。
はたらく車の乗車体験
エネルギーセンターでは、ごみ処理はもちろん、高槻市最終処分場の運営等のために、たくさんの重機を所管しています。
今回のイベントでは、エネルギーセンターがごみの焼却以外にどのようなことをしているのかを知っていただくため、市が所管する重機の乗車体験を行いました。
乗車体験をした方からは、「エネルギーセンターの職員がこのような重機を使って働いているなんて知らなかった。」「焼却炉以外にも、最終処分場があることや、それを重機できちんと管理していることを知れて良かった。」などの感想をいただきました。
リサイクル施設見学
エネルギーセンターでは、市内の回収店で回収したペットボトルをリサイクル工場にて、リサイクルするための前処理を行うリサイクル施設を有しています。
リサイクル施設では、前処理としてペットボトルの圧縮梱包作業をしており、皆さんにはその作業を見学していただきました。
見学後には、「回収店に出したペットボトルがどのように処理しているのか知れて良かった。」「作業の説明だけではなく、ペットボトルがどのようなものにリサイクルされるのかの説明もあったので、より一層協力しようと思った。」などの感想をいただきました。
最後に
エネルギーセンター第二工場では、随時施設見学を受け付けております。お気軽にお申し込みください!