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リサイクルごみ
大量生産・大量消費・大量廃棄の社会経済システムは、私たちの生活に豊かさや快適さをもたらした一方で、環境汚染、ごみ量の増加等の地域に対する環境負荷を増加させるとともに、天然資源の枯渇、地球温暖化現象の顕在化等の地球規模の資源・環境問題を引き起こしてきました。このような状況の中でごみに関しては、環境負荷軽減のために焼却量等の削減が求められています。また、地球資源を有効に活用するため、人々に“もったいないの心”を育み、使い捨て社会からの脱却が必要となっています。
本市ではリサイクルごみ(あき缶類、スプレー缶類、金属製台所用品、古着類、古紙類、牛乳パック、雑がみ類、びん類)、ペットボトル(拠点回収)を分別し資源化しています。また、地域の自治会等が実施する集団回収への奨励金交付制度等を設け、地域での資源化の推進にも努めています。しかし、本市の市民1人1日当たりの資源化量は約122g(平成25年度)で、これは大阪府内の人口10万人以上の市22市中14位という現状にあります。
この結果を踏まえて、平成28年4月1日から、ごみステーションでのリサイクルごみの品目にペットボトルを追加します。また、集団回収量の増加を促進し、回収量の少ない雑がみの資源化量を増加させる等の施策を行っていきます。
リサイクルごみの分別に、ご協力をお願いいたします。